深海洋燈のブログ

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【劇評】「東京金魚」テレビディレクター

 

「東京金魚」というタイトル、「ショーパブ・ナイト・テント」と聞いて、あの伝説のショーパブ「六本木金魚」をイメージした人は少なくないだろう。

私も20数年前に何度か六本木金魚の華麗なステージを観た。単なるショーにとどまらない構成、舞台機構、そして官能美。当時の金魚のステージは仕事柄大変勉強になったのだが、そのショーパブをテントに蘇らせつつ、混沌とした現代の世界情勢に楔を打つという、前2回の天幕劇場とは大きくスタイルを変えたパフォーマンスドラマを観た気がした。

 

どんなステージでも大事なのは幕開き=つかみ、である。観客を巻き込み、次に何が起こるのかと興奮させる仕掛けである。今回の「東京金魚」の幕開きは、そんなド肝を抜く演出だ。詳細はネタバレになるので省略するが、観客はみな驚愕したのではないか。

「東京金魚」という作品名が単に「六本木金魚」の名義借りではなく、ドラマの根幹になっているのがいい。金魚鉢を世界(地球)に見立て、その中に住まう一匹の可憐な金魚の物語というのが、儚く美しい。金魚鉢の内と外で繰り広げられる様々な出来事は、時に哲学的に、時に破壊的に、魑魅魍魎の世界を描き、破天荒すぎるところもあるが、最終的には金魚とユダヤの双子の姉妹の物語に収斂し、前世、来世を超えた詩情豊かな水平線を生み出す。

平和でなければ踊ることは出来ない。しかし紛争があっても踊りたい欲望は決してついえない。欲求の赴くままに境界を乗り越えていく。それがまさに「東京金魚」であった。

 

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【公演概要】

 

 

天幕劇場深海洋燈 第三弾 ショウパブ・ナイト・テント

「東京金魚」

2026年5月2日(土)〜13日(水)毎夜18:00開演

多摩センター三角広場内特設テント

 

【出演】
申大樹/傳田圭菜/小林由尚/史椛穂/武田治香/藤内正光/佐藤和樹
(以上、深海洋燈)

松本麻実/Lulu/水野ちえり/Soran(QuirkyCrews)/天崎ことり/油絵博士(劇団ゴキブリコンビナート)/綾部菜津子/本間隆斗(流山児★事務所)/木下紅葉/松永彩羽/大津澄怜(八角家)/安未紗/窪田莉緒/来栖梨紗/佐倉和/終夜/相馬明美/髙橋萌々花/つくし/はざきあまね/林耕太郎/深田祐来/藤さくら/魔纏冥衣(ストロベリーソングオーケストラ)/溝部梨花/三牧弘尚

松田優(ワイルドシング)

【SPECIAL GUEST】
梅野景子(Guppy)
森月美羽
柚月涼香
AYA “あや” ORDONEZ
BENI-PRISCILLA(PRISCILLA)
SHYNA SHIMA (my runway project )
(五十音順・ABC順)

【スケジュール】
※本公演はダブルキャストで上演いたします。
〜対象キャスト〜
【A】松本麻実/水野ちえり
【B】安未紗/Soran

【A】5月2日(土)
guest:AYA “あや” ORDONEZ & SHYNA SHIMA
【B】5月3日(日祝)
guest:AYA “あや” ORDONEZ & SHYNA SHIMA
【A】5月4日(月祝)
guest:梅野景子
【B】5月5日(火祝)
guest:森月美羽
【A】5月6日(水祝)
guest:森月美羽
【B】5月7日(木)
guest:柚月涼香
【A】5月8日(金)
guest:柚月涼香
【B】5月9日(土)
guest:AYA “あや” ORDONEZ
【A】5月10日(日祝)
guest:BENI-PRISCILLA
【B】5月11日(月祝)
guest:梅野景子
【A】5月12日(火祝)
guest:BENI-PRISCILLA
【B】5月13日(水祝)
guest:BENI-PRISCILLA/柚月涼香/AYA “あや” ORDONEZ/SHYNA SHIMA