101年前の今日


関東大震災が起きました


この地震で

10万人以上の

尊い命が

亡くなりました。


私の祖父母からも

このときの状況を

聞いています。


祖父母はもぅ亡くなっていますが

大震災の話を伝えてくれ

とても学びになったと

感謝します


祖母は

タンスの下敷きになり

やっとの思いで這い出し

逃げたと聞いています。


とても怖かった…と。


祖父は、

手記にして

残してくれました。


そのお蔭で

当時の様子が

想像の中に鮮明に

浮かび上がります。


当時銀座に住んでいた祖父。

不思議な話を残してくれています。


地震の来る数日前

いつも行く橋の上で

行き交う船を眺めていると

一匹の気持ちの悪い

真っ黒な犬が。


気味が悪いと思いつつ

共に暮す祖父と家に帰ろうとすると

その気味悪い犬がついてくる


家の前に来たとき

どこかへ行って欲しいと思ったが

家の前で立ち止まり

腰を下ろしてしまった


共に暮す祖父は

気持ち悪いと思いながらも

その犬にご飯をあげた


犬はご飯を食べ終わると

家の前から去っていった


地震の時

私の祖父は共に暮す祖母と家にいた


こっちだ!

こっちに逃げろ!


そう言われた方へは行かず

反対側へ逃げた


そのおかげで

命が救われた



こっちだ!

その方向へ逃げた皆は

地震で起きた火災に巻き込まれ

亡くなった


あの犬に

ご飯をあげたこと


それと何の関係があるのか?



祖父の家族は皆無事であった



祖父は生涯

お役目をまっとうした


そして私も

心に正直に

できる限りのことをしたいと思う


南海トラフが心配される昨今

地震が起きたら明日どうなるか?

分からないが、

生かされている…

ということに感謝し、

日々を過ごしたいと思います。


手記を残してくれた祖父に感謝


ありがとう