何年か前、

まだコロナの最中の宮島に

こどもと二人で行ったことがある


当時小学生のこどもは

学校に行き始めてからというもの

宿題や勉強が周りの友達と同じ様に出来ず

学校に行きたがらなくなっていた


先生は優しく声かけをしてくれる

全部できなくても良いから

一門だけでもやってみて


こどもにはその言葉さえ重たく

心閉ざして行く


みんな普通に出来ることを

求められる


みんな普通…


我が子はそれが出来ない

本人も出来ないことで自分を責める


なぜ同じ様に出来ないといけないのか?


日本の学校教育は

同じ色を好む


学校行きたくない

良いよ!行かなくても良い

その代わり一緒に宮島に行って

弥山に登ろう❗


良いよ


コロナの最中の宮島は

人は極少数しか来ていない

ましてや平日


山を登りながら学校とは違う話しをする


三鬼大権現のお堂では、

学校行きたくないから来たよ

と僧侶と話す


僧侶は、優しく

自分の出来ることを一生懸命やればいい


山頂へ


展望台でおにぎりを食べていると

一羽のカラスが目の前に


こどもとの距離

20cm


カラスは私たちの前を

行ったり来たり


10分ほどして

カラスは飛んで木にとまり


しばらくこちらを見つめて

飛んでいった


八咫烏

かな


宮島の神様が

きっと元気つけに来てくれたんだ


そう思った


こどもが学校行きたくないから

行った宮島


そのお陰で

貴重な経験をさせてもらった


こどもは次の日学校に行った


カラスさん

ありがとうございました。