先日、
九州国際ダンスコンペティションにて
審査員をさせていただいたのですが
そこにアシスタントとして手伝いに来ていた
博多が生んだスーパージャズダンサー、
松井英理(まついえり)と
楽屋で少し話せる時間があって
最近の私が
表現力を、訓練で伸ばしていること
を話しました。
そのために
芝居を勉強していることや
身体感覚をメインに動くことなどを
話題の中心にして話すと
彼女も
ミュージカルに出演したときに
その必要性に気づいたことを
話してくれました。
出演しているときの
居かたに
役者との温度差
を感じたみたいです。
物語のある作品に出演する場合、
ただハイテンションで
フルパワーで踊ればいい
わけではないと。
作品に出演する場合、
そういう表現には限界があって
役としての具体的な感覚や
その場面の質感は
感じられない
凄いけど
何を踊っても同じように見えてしまう
というような話をしました。
彼女はすごく
身体能力が高いダンサー
なのですが
30歳に入り
作品表現の見方、魅力について
わかるようになってきたのだなと
思いました。
もちろん、歳下なので
先輩的に話に合わせてくれていた部分も
あったと思うのですが 笑
かなり、食い入るように
聞いてくれ、話してくれていたので
嬉しかった。
コンクールに出場していた若い人の中にも
そういう作品心のある人が
チラホラいました。
型として
身体能力を追求することも大事なんだが
最終的に
何かがあってその動きが生まれている
エピソードの観えてくる
作品としての踊り
をする場合、
その世界観が出るには
どうしたらいいのか?
そこまで考えて
練習しないといけない。
「その作品の、質」が出るようになるには
そのジャンルの動き方を練習し
力いっぱい踊るだけでは不十分で
その世界観を
「身体感覚に落とし込む練習」が必要
というのを
若いうちから知ってくれたなら
世界観で
お客さんを感動させられるダンサーが
増えるのにな、と思いました。
ミュージカルに出演したら
表現力(芝居心)について
わかる人が増えるなら
ダンサーと芝居をつなけるのは
ミュージカル
なのかもしれないな
とも思いました。
私も最初は
ミュージカル俳優を目指していて
そこからダンサー、身体表現者に
なっていったので
たしかにミュージカルの出演経験は
ダンサーが表現に意識が向く
媒体になるなと。
そういう意味でミュージカルは
様々な要素で成り立っていて
影響力があるんだと思いましたね。
