意味のない楽典問題 | 癒しの風のピアニスト

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今日、生徒さんと一緒に解いた楽典の問題です。


音楽能力というよりは、計算能力が問われる問題だと思います(笑)


勿論、反復記号等の音楽記号を理解していないと解けない問題ではあるのですが…。


ちなみに演奏時間の算出方法は以下の通りです。




では一応、解き方の説明をしますね。


まず拍子ごとに小節を数え、拍数をかけるのですが、ダ・カーポで繰り返すので、いったん3段目のコーダの所までを計算し、×2にすると計算が楽だと思います。


その後、コーダ以降の残りの小節を数え、拍数をかけます。


そして全部を足して、総拍数を出します。


最後に、総拍数÷速度数字を計算します。



正解は、2分30秒です。


分かりましたか?


分からないですよね(笑)


小節数を数えるのは良いとしても、演奏時間は、実際に演奏するのをストップウォッチで測った方が早いと思うのですが(笑)


こういうのは、あくまでも試験のための問題という感じで、実際にこのような計算をしてる人は殆どいないのでは?と思います。


一応、楽典の教科書にも出てくるし、音大の入試問題にも出てくるので教えますが、いつも、

(こんなの出来てもあんまり意味ないけどな〜)


と思いながら教えています(笑)



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