ロシアと韓国の記事が続きましたが、その前に書いていたおでこの記事が途中だったので、戻りますね
おでこの記事が終わったら、また、ロシアと韓国の記事をアップしますのでお楽しみに
さて、おでこの治療、次にご説明したいのはヒアルロン酸注射です。まさに私の専門です
皮膚に注射してボリュームを増加させる物質を充填材または注入材（フィラー）と言いますが、ヒアルロン酸はその一種です。もともと私たちのカラダの中に存在する成分なので、安心して使うことができます
おでこにヒアルロン酸を入れると、肉がそげて痩せていた部分をおぎなって、きれいな丸みを作ってくれます
おでこは、ただ単純にきれいな丸みを帯びるだけでずいぶん若々しい印象になるんです また、おでこにボリュームが出て顔に自然な凹凸がでると、顔が引き締まって小さく見える効果もあります
あとは、なんといってもリフトアップです
おでこの肉がなくなると、顔がたるんで見えるのですが、おでこにヒアルロン酸を入れることで、すっきりとリフトアップしてイキイキとした印象になります
シワが消える、ハリが出る、キメが整うという効果もありますよ
ヒアルロン酸注射が向いているのは、おでこの肉が痩せて骨のゴツゴツが外からわかるようになっている方、おでこの丸みがなくなっている方
また、目が落ち窪んでしまっている人にもおすすめです
ヒアルロン酸は、打ち方によって筋肉を支えるという働きをさせることもできるので、年齢とともに目が落ち窪んできたという人は、骨の側にヒアルロン酸を打つことで改善することができます
逆に、向かない人は、おでこの肉はそげてないけど、シワがある方。特に、筋肉を動かさなくてもシワが目立ったり、そのシワが深く刻まれているケースはヒアルロン酸ではなく、前回ご紹介したボツリヌストキシン注射のほうが向いています
また、おでこがすごく広い方。ヒアルロン酸は価格が高いので、おでこの広い方が全体に打つとトータル金額がかなりかさんでしまいます。また、ヒアルロン酸の重さでもっさりしてしまいます
それから、目と眉の間隔が狭い方にも向いていない治療です。おでこにヒアルロン酸注射を打つと、おでこのボリュームが出る分、眉が少し押されて下に落ちることがあります。目と眉の間隔が狭い方はますます狭くなってしまうからです