結論をいいますと。

私も前任と同じように、その上司の担当は外してもらいました。

ちょうど親の介護が始まったばかりのころで、急に病院に呼ばれたり手続きのために役所に行かなければならないなど、プライベートで心労が重なっていました。

なので、表向きの理由は親の介護です。

 

ただ・・・本心の部分は・・・。

上司の相手に疲れたというのもあるんですが、

「やる気がなくなった」というのが一番の理由です。

 

一生懸命考えたけども、どうせこれもダメなんだろうな、最初からあなたが決めることが決まっているのに、自分がまずはダメだダメだといわれる一連のプロセスに付き合わされるんだな、と展開が読めてしまい、冷めてしまったのです。

 

疲れたことで、冷めた=やる気がなくなった から(爆笑)

 

前任のように、まじめな人だったら、悩んで病んでしまうんだと思いますが、私の場合は、このめんどくさい上司にかかる無駄な時間を、もっと自分のことのために使いたいと思うようになってしまったのです。

 

その後ずーっと経ってから、その時の手土産選びや、会食先選びではずいぶん鍛えられたので、他の方を担当した時には大変役に立ちました。ですから、長い目でみれば、ありがたい経験だったと感謝はしていますよ。

 

 

今から思えば、その方は、まだまだお若く、その段階ではプレイヤーだったのです。

つまり、監督でもあるけど、試合にもでるというタイプ。

監督やコーチとして、部下やチームや秘書に、ベンチから大きな声で、怒声や指示を与えるけども、最後の最後には、選手を押しのけて、自分がピッチにでてきて、華麗にシュートを決めてしまう・・・そういう感じです。

 

秘書はもちろん、サポート役ですから、だれかが華麗にシュートを決めてくれるんなら、それでいいんです。

ですが、秘書が選手のために用意している飲み物や、タオルまでも、監督が、お前が準備したものはダメだと取り上げられてしまったら、もう何もやることはなくなってしまいますよね?

 

そして、人一倍すごいすごい、さすが!やっぱり違う、と認めてもらいたいというか、だれよりも賞賛を求めておられるように思えました。

 

もちろん、出世するような人はだれだって人一倍承認欲求が強かったり、責任感も強かったりするでしょう。

 

上司には大まかに分けて2つのタイプがいます。

 

人に任せることができる上司

人に任せられない上司

 

一流なのは前者です。

後者でも、前者より仕事のできる人はいます。

ですが、後者では、本当の一流のリーダーにはなれないと思っています。

 

後者の場合は、周りがイエスマンばかりで、せっかくのアイデアもつぶされてしまう。

秘書の場合は、自分の判断で、手土産一つ買いに行けない秘書になってしまう。

 

疲れた時は、なぜ疲れたのか?をよく考えてみましょう。

心のメッセージに素直に従ってみて、

これがあとどれぐらい続くのか?

そこで本当に自分は成長するのか?その方から何か学べるのか?

それとも、別のところに行って、別のことにその時間を使いたいのか?

 

いろいろ天秤にかけて、自分にとって有利な方向に動きましょう。