引き寄せの法則、とか、スピリチュアルなことではなくて、ここでは個人的な視点から、
私自身の命運を分けたポイントについてお話ししたいと思います。
人生をボトルに例えて。
大きな石をいれてから、細かい砂を入れなさい
という有名な話がありますよね?
細かい砂を先にいれてしまうと、大きな石はボトルに入らなくなります。
でも、大きな石を先に入れれば、細かい砂はその隙間にちゃんと落ちて全部入ってくれるのです。
大きな石。
例えば「子供」とか、「配偶者」「親」「自分の健康」「仕事」「社会貢献」「勉強」
といった自分の人生の核になるもの。
何歳になっても子供が生めるわけじゃないですから、若いうちに子供を産んで育てておく、
頭がやわらかいうちに勉強しておく、フットワークが軽いうちに留学しておく、
それを後回しにして、どうでもいい砂粒ばかりで日々を埋めてしまうと、大きな石は入らない。
つまり間に合わなくなってしまうよ、っていう。
人生でたとえてしまうと、ちょっと話が広がりすぎてしまうので、この場合のボトルは、人生ではなく、
仕事として見て見ます。
重要な仕事を大きな石、として、重要ではない仕事を、小さい砂、とした場合、
やはり大きな石を先にいれてから隙間に砂を落としこんでいく、というのは正しいです。
ただ、秘書の場合、秘書にとっての大きな石、と、上司にとっての大きな石は、厳密にはイコールではないのです。
つまり、与えられている役目が違う。
当然ですが、同じ役目だったら、秘書が上司に成り代わっても成り立ってしまいますし、上司が秘書の仕事もやってしまうのなら、秘書などいらないということになります。
よって、この場合、「秘書は自分のボトルを持つ」ということが重要なんです。
例えば上司のボトルの中身と自分のボトルの中身を比べた場合、
上司のボトルでは砂粒扱いの案件が、自分のボトルの中ではとっても大きな石だったり・・なんてことはよくあります。
つまり、仕事においては、ボトルは大きくなったり、小さくなったりと、するものなのです。
自分のボトルが小さくなってきたら、大きなものにする。
大きすぎて安定しないようなら、分相応なコンパクトなボトルに持ち替えてみる。
そんな器用なことはなかなかできないかもですが。
(画像はお借りしております)