以前、転職してきたばかりのころ、モラハラのSさんハロウィンという同僚秘書がいたことを

書いたことがあります。

どうやってSさんを克服したのか?続編のご依頼があったので、思い出し思い出し書いていきます。

 

 

モラハラSさんハロウィンは、誰もみていないところでやれば証拠がないのをいいことに、男性職員バイキンくんの前でだけ猫をかぶってればいいという前の部署の社風(というか部署風)も災いして、モラハラの限りを尽くしました。私の前任者に対しても同じことをやってその人を辞めさせるのに成功してるわけですし、その前にも何人もやめさせてるのにお咎めなしなのですから、し放題なわけでして、歯止めがかからない状態なのです。

 

あるとき、私が職場の人と飲み会に行ったことがありました。

その飲み会には、Sさんハロウィンも当初誘われていました。

私の同期は私がSさんにいじめられているのを知っていたので、

まずSさんを誘って、Sさんが「そんなのいかない」と断ってから、私を誘ってくれたのです。

Sさんは私は誘われていないだろうと思っていたのですが、

私が行くとわかったとたん、形相が変わりました。私が誘われていることも面白くないし、

私が自分に断りもなく、飲み会にいくことが、Sさんは許せなかったのです。

この辺のメンタリティはにわかに理解しがたいものがあるのですが、

本当に幼稚なのです。小学生なみだと思います。

 

プライベートの時間のことまでどうしていちいちSさんの許可を得る必要があるでしょうか?

どんなに嫌味をいわれようが、知らんぷりして、正々堂々といきました。

すると、彼女は、飲み会の翌日、私の同期に内線電話をかけて

ハロウィン昨日飲み会予定通りあったんですよね、あそこのお店マズかった、って上司が言ってましたけど

と私の同期にも意味の分からないマウンティング。

同期も唖然としてびっくり離れているからどんな意地悪なのか想像もつかなかったけど、ありゃものすごいね」と私に同情してくれました。

 

そういう感じで、私にも数は少ないのですが、少しづつ味方が増えていきました。

 

そのころから、私のところにかかってきた電話を、なぜだか彼女がものすごい勢いで出てしまうということが続きました。

あるとき、グループの人がニコ今日の会議はなくなりました」という連絡を私に電話で知らせてくれたのですが、

彼女が電話にでてしまい。そして、私には言わず、私の上司に直接ハロウィン今日の会議は無くなったそうです」と伝えに行きました。

私は知らされていないので、会議があるとおもって、会議の準備をして上司のところにいってしまい、上司から「さっきSさんから会議は無くなったって連絡があったけど(どっちなの?イライラ??)

それから、グループに確認をしたところアセアセSさんが自分が伝えるからぽこさんにはもう電話しなくていい、ってことだったので・・・

 

 

あるときは、課長クラスの人がかけてきた電話だったのですがものすごい勢いででてしまったので、

おすましペガサス交替わってください

ハロウィン課長だからぽこさんはでなくていい

おすましペガサス変わってもらえますか?

ハロウィン課長だから

おすましペガサス課長だろうとだれだろうと、変わってください

ハロウィンけっ!ハッ

これで、やっと、やっと受話器を置きました。

ですが、その後も、私の内線が鳴るたびに、カルタ取り大会のようなものすごい勢いで電話にでてしまうのです。

 

このころから、私のゴミ箱がなくなってたり(ゴミ捨て場にもっていって、そこに置いてあるとか)

私のものにもベタベタ触ってるらしいことがわかり、

ほんとに頭がおかしいのかも・・・と私はだんだん恐ろしくなりました。

 

そしてとうとう、私が帰宅後、机の中を勝手に開けて中のものを見ていたり、

書類の一部を盗んで勝手にコピーをとっていたりしていたことが判明しました。

 

それは前の担当者も同じことをされていて、そのコレクションを彼女は引き出しの中にため込んでおり、

ある日その盗撮ならぬ盗コピーの束を自慢げに見せられました。

 

ハロウィン私はね、こうやって情報を集めてて、これは人事も知ってるんだけど誰も私には注意しないの。

だから、あなたがいくら私のことを人事に告げ口しても人事は私の味方だからここでは私に勝ち目がないから

 

人格障害の人はものすごく人に対して他罰的で、潔癖に近いくらいの正義を振りかざす一面があるのに、

このようにおかしなところで自らの倫理観が欠如しているのです。そしてそういうことをしてると

わざわざ自慢してくる、そのメンタリティもやはりどうしても尋常ではありません。

 

私という人間をハックするというか、マウントすることが彼女の目的なので、

盗んだ書類でなにか悪事を働くとかはありませんが、コピーを取ってる時点で、

窃盗レベルなんです。

ですが、犯罪者の烙印を押して、辞めてもらうことは、会社側は避ける傾向にあります。

 

こういった細かいことは全部採用担当には報告していましたが、

よっぽど会社側に不利益を与えない限りは、真顔ぽこさんとSさんは仲が悪い」という

二人の人間関係の問題にされてしまい、

コピーに関していうなら、彼女に書類が盗まれている私にも落ち度があるような話に丸められてしまいそうだということがわかりました。

 

これでは、ステップアップするなんて話どころではなく、私が人事上の損をするだけのことです。

 

モラハラやマウンティングをせずにはいられない人格障害の人というのは、

これまでも、組織や上司が見て見ぬふりをしてくれたり、そういう限界ギリギリのことをして、

自分は怒られない=今日も勝った!=だって私は優秀だから!

と、毎日のゲームの勝ち負けにハラハラドキドキするのが生きがいという、とても薄っぺらな人生を送っています。

 

そんな薄っぺらな人にこちらの人生を台無しにされる覚えは毛頭ないのですが、

Sさんのような筋金入りの人格障害者に一度ターゲットにされてしまいますと、ターゲットから外れることは

ここで書くほど容易ではありません。

 

個人的には、運悪くそういった人と二人席に配置されてしまった場合は、

下手に競ったり抗わず、とっとと逃げたほうがいいという考えですが、

短期的にはまず隙を作らない環境にすること、それをやってみるだけやってみようと考えました。