登り窯(こちらも薪窯焼成)で作られた白磁の急須も含め、柴田窯の柴田恭久さん・奥様の宮里絵美さんお二方の作品を本日よりオンラインショップにて販売しています。
ぜひご覧ください。
登り窯(こちらも薪窯焼成)で作られた白磁の急須も含め、柴田窯の柴田恭久さん・奥様の宮里絵美さんお二方の作品を本日よりオンラインショップにて販売しています。
ぜひご覧ください。
江戸時代から続く焼き物の産地・三重県の萬古の地で急須作りに勤しむ作家・大槻俊さんの作品をこの度ご縁をいただき心樹庵でもご紹介させていただくことになりました。
大槻さんは、10代後半に⦅急須作り⦆を志して以来10数年、自ら水簸する地元四日市の紫泥一筋に“自分はどんな急須を作りたいのか?”、“いい急須とは何なのか?”、自問自答を繰り返し作陶に反映させてきました。
ほぼ独学で培ったろくろ技術と孤高の感性による審美眼とで生み出される急須の造形や機能美にはすでに定評のある大槻さんですが、自らの節目となる2025年、今まで主軸だったガス窯焼成に加え、亡き山本広巳氏から受け継いだ登り窯での薪火焼成での制作に取り組み始めました。
長時間にわたり薪火を浴びて焼きあがる作品には薪窯焼成ならではの佇まいであったり、炎のエネルギーを纏っていますが、大槻さんが原料とする紫泥の耐火度的には非常に大きなハードルでした。
今回はその試練を乗り越えて出来上がった薪火焼成の作品と、ガス窯による美しい窯変の光を纏った作品の両方をご紹介します。
実際に使えば使うほどに魅了されていく、大槻俊という作家の息吹が込められた作品です。
点数は多くはありませんが、2月14日(土)午後8時からオンラインショップにて掲載いたしますので、ぜひご覧ください。
原土は少し青味がかった色をしています。
数日間にわたり薪を焚き続ける薪窯焼成。
一度の焼成には本当にたくさんの薪が必要です。
10年の時を経て再び稼働することとなった貴重な登り窯。
遅くなりましたが、24・25日の大大阪お茶会では心樹庵ブースにお立ち寄りいただき誠にありがとうございました。
宇陀の家でようやく念願の薪火での寒茶が!
薪火の熱量と香りがお茶にどのように影響するか楽しみです。
今年もどのようなお茶と出会うのか、またどんなお茶を作り出せるのか、脳髄に響くようなお茶との出会いを求めて未知なる領域への好奇心が動き出しています。
いつか皆様と共有できる機会があれば嬉しい限りです。
遅ればせではございますが、新年あけましておめでとうございます。
2026年が皆様にとって穏やかで心豊かな一年となりますようお祈り申し上げます。
帰省ドライブ中の沼津SAでタイミングよく初日の出を見ることができました。
元旦の日の出は意外や人生初(^^;
振り返れば2025年は2月の雪が残る南山城村武助山(中生代後期白亜紀)の寒茶作りから始まり、
静岡県天竜(中生代前期白亜紀)、高知県佐川(中生代前期ジュラ紀)、徳島県祖谷(中生代前期白亜紀)、滋賀県政所(新生代第四紀)、宮崎県五ヶ瀬(古生代ペルム紀)と様々な地質年代の自生茶樹もしくは耕作放棄茶樹、老茶樹などを原料にお茶を作ることができました。
快く摘ませていただいた山や茶園の持ち主様にも本当に感謝です。
自生茶樹や剪定していない耕作放棄茶樹は芽数がとても少なく、自然と一芽一芽に地球の恵みへの感謝が生まれます。
地質、茶樹以外にも薪を燃料とすることもこだわりのひとつ。
10年前から作り始めた白茶に加え、薪釜での釜炒り緑茶、天日干し釜炒り茶、紅茶、夏のウンカ芽を使った蜜香紅茶、寒茶とレパートリーもだいぶ増えました。
作り続けていくことで少しずつ自分たちの追い求めたい茶の姿が見えてきたような気がします。
水探しやお茶作りは私たちにとって生涯のテーマ的なものであり、一生かかっても最終的な答えは出ないかもしれません。
でも分からないからこそ探求心が湧き上がるのだと思います。
また、昨年は福建省太姥山、武夷山、貴州省斗篷山、四川省峨眉山、江西省廬山などいろいろな地形や地質の山を訪れることができました。
大陸の果てしなく大きな自然に包まれ、地質や地形だけでなく、気候や文化、歴史など様々な要素が加わってその土地ならではの茶が生まれることを改めて実感します。
そして、今年からご縁をいただき、三重県万古で急須を作られている大槻俊さんの作品を心樹庵でも扱わせていただくことになりました。
自ら地質年代まで選びぬいた原土を水簸した紫泥の登り窯焼成の急須が主になります。
耐火度のネックを超え、薪火で三日間焼き締められた急須の肌は滑らかで美しく、温かみと奥深い光が内側から湧き出ています。
注ぎ口から放つ美しい放物線からも大槻さんの作品への想いや技術の高さが伝わってきます。
オンラインショップに用意ができましたら改めてご紹介させていただきますので、よろしくお願いいたします。
1月24日・25日の大大阪お茶会にも何点か持っていく予定ですので、ご興味のある方はぜひお手に取ってご覧ください。
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
馬ほどの勢いはなくてもどのような環境でも自分なりの一歩が踏み出せる、そんな一年となりますように…