8月26日更新 2024年8月に公開された判例(その1) | シン・情報 新製品・新サービス情報など

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毎日、法廷で言い渡されている判決のうち、裁判所の裁判例情報に掲載されたものについて、AI(Copilot)による判決の説明を付して月単位に示していきます。裁判例として採番された(ややこしい!)順に、新しいものを上に追記します。
特に興味を持った事案については、個別の記事を順次アップします。
※ニュースサイトの記事には短期間の掲載期限が設定され、削除されている場合があります。

 

ID=93289  強盗殺人
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月19日
 判決 令和6年7月16日 札幌高等裁判所 令和6(う)53
概要
控訴棄却: 本件控訴は棄却されました。つまり、原判決が維持されました。
未決勾留日数: 当審における未決勾留日数のうち60日が原判決の刑に算入されました。
訴訟手続の法令違反: 被告人側は訴訟手続に法令違反があると主張しましたが、裁判所はこれを認めませんでした。
事実誤認の主張: 被告人が犯人であるとした原判決には事実誤認があると主張されましたが、裁判所はこれも認めませんでした。
この判決は、被告人が被害者を殺害し、現金を奪ったと認定した原判決を支持するものでした。

 

控訴審判決“無期懲役”1審を支持 8年前おばを殴って殺害し現金奪う…強盗殺人の罪に問われた男 札幌高裁が控訴を棄却 北海道釧路市

 

ID=93288  道路交通法違反、危険運転致死被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月16日
 判決 令和6年5月24日 水戸地方裁判所 令和4(わ)492
概要
主文: 被告人は懲役11年の刑に処されました。
罪状: 被告人は飲酒運転をし、制限速度を大幅に超えて運転した結果、対向車と衝突し、2名の被害者を死亡させました。
量刑理由: 被告人の運転は無謀かつ危険であり、被害者2名の死亡という重大な結果を招いたため、厳しい刑が科されました。
考慮事項: 被告人は一部損害賠償を行い、謝罪文を作成し、反省の弁を述べたことなどが考慮されました。

 

酒気帯びで時速100キロ超…母娘2人死亡事故のきっかけは「草野球への寝坊」 積み重なった被告の“過ち” | TBS NEWS DIG

 

ID=93287  発信者情報開示請求事件
民事訴訟・著作権
 掲載 令和6年8月16日
 判決 令和6年7月25日 東京地方裁判所 令和5(ワ)70526
概要
発信者情報の開示: 被告(NTTコミュニケーションズ株式会社)は、原告(株式会社最強属性)に対して、特定の発信者情報を開示するよう命じられました。
著作権侵害: 原告は、BitTorrentを使用して著作権を侵害された動画のデータをアップロードした発信者の情報を求めていました。
裁判所の判断: 裁判所は、原告の著作権が侵害されたことが明白であると認め、発信者情報の開示を命じました。
訴訟費用: 訴訟費用は被告の負担とされました。

 

 

ID=93286  国家賠償請求事件
民事訴訟
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和6年5月24日 横浜地方裁判所 令和5(ワ)363
概要
請求棄却: 原告の請求はすべて棄却されました。
訴訟費用: 訴訟費用は原告が負担することになりました。
事故の概要: 令和2年2月5日に神奈川県逗子市で発生したマンション敷地斜面の崩落事故により、18歳のAさんが死亡しました。
被告の義務違反: 原告は被告が斜面の崩壊防止措置を怠ったと主張しましたが、裁判所は被告に義務違反がないと判断しました。

 

神奈川 逗子 斜面崩落事故訴訟 遺族側の訴え退ける 横浜地裁 | NHK

 

ID=93285  損害賠償等請求事件
民事訴訟・著作権
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和6年6月21日 東京地方裁判所 令和4(ワ)11762
概要
損害賠償: 被告は原告に対し、72万4854円と遅延損害金を支払うよう命じられました。
その他の請求: 原告のその他の請求は棄却されました。
訴訟費用: 訴訟費用は原告が3分の1、被告が3分の2を負担します。
仮執行: 第1項に限り、仮に執行することができます。

 

 

ID=93284  損害賠償請求控訴事件
民事訴訟・不正競争
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和6年7月4日 知的財産高等裁判所 令和5(ネ)10112
概要
判決の変更: 原判決が変更され、控訴人(株式会社エイ・アイ・シー)は被控訴人(エスキー工機株式会社)に対し、約6801万円の損害賠償を支払うことが命じられました。
損害賠償の内訳: 支払いには、特定の金額に対する遅延損害金も含まれています。
訴訟費用: 訴訟費用は第1審と第2審を通じて4分割され、その3分の1を控訴人が負担し、残りを被控訴人が負担します。
品質誤認表示: 控訴人がウェブページ上で誤った品質表示を行ったことが、不正競争防止法に違反すると認定されました。

 

 

ID=93283  審決取消請求事件(サプリ処方箋)
行政訴訟・商標権
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和6年6月18日 知的財産高等裁判所 令和6(行ケ)10009
概要
原告の請求棄却: 原告である株式会社グリーンメディックの請求は棄却されました。
訴訟費用: 訴訟費用は原告の負担とされました。1
商標登録の拒絶: 原告が申請した「サプリ処方箋」という商標は、商標法第3条第1項第6号に該当し、識別力がないと判断されました。
理由: 「サプリ処方箋」という語句は、一般的に「サプリメントの処方箋」を意味し、特定の業務に係る役務を識別するものではないとされました。

 

 

ID=93282  特許権侵害差止等請求控訴事件(照明装置)
民事訴訟・特許権
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和6年6月18日 知的財産高等裁判所 令和5(ネ)10101
概要
控訴棄却: 控訴人Xの控訴は棄却されました。つまり、原判決が維持されました。
費用負担: 控訴費用は控訴人Xが負担することになりました。
特許権侵害: 控訴人Xは、パナソニック株式会社が特許権を侵害したと主張しましたが、裁判所はこれを認めませんでした。
無効審判: パナソニックは特許無効審判を請求し、一部の特許が無効とされました。

 

 

ID=93281  公職選挙法違反被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和6年6月12日 広島高等裁判所 令和5(う)111
概要
控訴棄却: 広島高等裁判所は、被告人の控訴を棄却しました。
事実誤認の主張: 被告人は、選挙運動の報酬として現金を受け取った認識がなかったと主張しましたが、裁判所はこれを認めませんでした。
公訴権の濫用: 被告人は、検察官が公訴権を濫用したと主張しましたが、裁判所はこれも認めませんでした。
最終判断: 裁判所は、被告人が選挙運動の報酬として現金を受け取ったことを認識していたと判断しました。

 

河井夫妻による大規模買収事件 広島市議・三宅正明被告の控訴を棄却 広島高裁 | RCC NEWS | 広島ニュース | RCC中国放送 (1ページ)

 

ID=93280  電子計算機使用詐欺被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和6年6月11日 広島高等裁判所 令和5(う)24
概要
控訴棄却: 広島高等裁判所は、被告人の控訴を棄却しました。
電子計算機使用詐欺罪: 被告人は、誤って振り込まれた金額を利用してオンラインカジノサービスを利用し、不法な利益を得たと認定されました。
告知義務の違反: 被告人は、誤振込の事実を銀行に告知しなかったため、信義則に基づく告知義務に違反したとされました。
法令適用の誤りなし: 原判決には事実の誤認や法令適用の誤りがないと判断されました。

 

4630万円山口県阿武町誤振り込み事件・田口翔被告の控訴を退ける有罪判決 広島高裁 | 山口のニュース・天気・防災|tys NEWS|tysテレビ山口 (1ページ)

 

ID=93279  執行停止申立事件
行政訴訟
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和5年8月2日 東京地方裁判所 令和5(行ク)87
概要
申立て却下: 申立人の執行停止申立ては却下されました。
費用負担: 申立費用は申立人が負担することになりました。
理由: 公安審査委員会の再発防止処分に基づく執行停止の申立てが、本案事件の判決が確定するまで停止されることを求めたものですが、裁判所はこれを認めませんでした。

 

 

ID=93278  在留資格変更不許可処分取消等請求事件
行政訴訟
 掲載 令和6年8月15日
 判決 令和5年12月7日 東京地方裁判所 令和2(行ウ)428等
概要
訴えの却下: 在留期間更新許可申請の特別受理をしなかったことの取消しを求める部分は却下されました。
請求の棄却: 第1事件原告および第2事件原告のその他の請求は棄却されました。
処分の取消し: 第3事件および第4事件の原告に対する在留期間更新不許可処分は取り消されました。
訴訟費用の負担: 訴訟費用は一部を被告が負担し、残りは原告が負担することになりました。
この判決は、エチオピア国籍の原告らが在留資格変更および在留期間更新の不許可処分の取消しを求めたものです。

 

 

ID=93277  傷害致死被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月14日
 判決 令和6年7月25日 大分地方裁判所 令和5(わ)261
概要
主文: 被告人は懲役6年の刑に処され、未決勾留日数中150日がその刑に算入されます。
事件の概要: 被告人は交際相手を守るために過剰防衛を行い、被害者に致命的な傷害を負わせました。
争点: 過剰防衛の成否が争点となり、被告人の行為が防衛の程度を超えていたと判断されました。
量刑の理由: 被告人の行為は防衛行為であったが、過剰性が甚だしく、被害者の生命が失われた結果の重大性が考慮されました。

 

飲み会で交際相手に抱きついた知人男性に暴行、死なせた被告に実刑判決…大分地裁「過剰性甚だしい」

 

ID=93276  詐欺
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月13日
 判決 令和6年7月25日 佐賀地方裁判所 令和5(わ)166
概要
主文: 被告人に懲役5年の刑が言い渡されました。
犯罪事実: 被告人は共犯者と共に、FX取引を装って複数の被害者から金銭を詐取しました。
詐欺の手口: 被告人らはLINEを利用して被害者を騙し、指定口座に振込入金させました。
量刑の理由: 被告人の行為は組織的かつ計画的であり、被害額が非常に多額であるため、厳しい非難を免れないと判断されました

 

カンボジア拠点グループの特殊詐欺、49歳男に懲役5年判決…佐賀地裁

 

ID=93275  業務上過失致死被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月9日
 判決 令和6年7月4日 静岡地方裁判所 令和5(わ)460
概要
被告人A: 幼稚園の園長であり、送迎バスの運行中に園児の安全を確保する義務を怠り、園児がバス内に取り残されて死亡したため、禁錮1年4か月の実刑判決を受けました。
被告人B: 幼稚園の保育教諭であり、園児の所在を確認する義務を怠ったため、禁錮1年の判決を受けましたが、3年間の執行猶予が付きました。
事件の概要: 園児が送迎バス内に取り残され、熱射病で死亡したことが問題となりました。
量刑の理由: 被告人Aの過失の重大性と、被告人Bの過失の程度が考慮されました。

 

通園バス置き去り3歳女児死亡 元園長に禁錮1年4か月の実刑判決 | NHK

 

ID=93274  発信者情報開示請求事件
民事訴訟・著作権
 掲載 令和6年8月9日
 判決 令和6年6月7日 東京地方裁判所 令和5(ワ)70489
概要
発信者情報の開示: 被告(ビッグローブ株式会社)は、原告(株式会社A&T)に対し、特定のIPアドレスに関連する契約者情報を開示するよう命じられました。
著作権侵害: 原告の著作権が、BitTorrentネットワークを通じて複製・送信された動画ファイルによって侵害されたことが認められました。
調査結果の信頼性: 調査会社の調査結果は信頼性があると判断されました。
訴訟費用: 訴訟費用は被告が負担することになりました。

 

 

ID=93273  発信者情報開示請求事件
民事訴訟・著作権
 掲載 令和6年8月9日
 判決 令和6年7月19日 東京地方裁判所 令和5(ワ)70525
概要
発信者情報開示: 被告(ビッグローブ株式会社)は、原告(株式会社グルーヴ・ラボ)に対し、特定の発信者情報を開示するよう命じられました。
著作権侵害: 原告の著作権(公衆送信権)が、氏名不詳者によって侵害されたことが認められました。この氏名不詳者は、BitTorrentを利用して原告の動画を無断で送信していました。
調査結果の信用性: 原告が依頼した調査会社の調査結果は信用性があると判断されました。
訴訟費用: 訴訟費用は被告が負担することになりました。

 

 

ID=93272  重過失傷害
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月8日
 判決 令和6年7月17日 岐阜地方裁判所 令和6(わ)95
概要
事件の概要: 被告人はアメリカン・ピット・ブル・テリアという闘犬種を飼育しており、適切な管理を怠った結果、2件の重過失傷害事件を引き起こしました。
判決内容: 被告人に対して禁錮6ヶ月の刑が言い渡されましたが、4年間の執行猶予が付けられました。
理由: 被告人の過失は重大であり、被害者に深刻な傷害を負わせたため、刑事責任は軽視できないと判断されました。
その他の事情: 被告人は再発防止措置を取り、被害者に対する損害賠償を申し入れるなどの対応をしていることが考慮されました。

 

80歳男性に“最強の闘犬”ピットブル散歩させる…高校生が噛まれ大ケガで飼い主に有罪判決 被害者「飼育の制限を」|FNNプライムオンライン

 

ID=93271  住居侵入、強盗致傷、建造物侵入、強盗
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月8日
 判決 令和6年7月10日 岐阜地方裁判所 令和5(わ)316
概要
事件の概要: 被告人Aは、岐阜県と東京都で住居侵入や強盗致傷などの犯罪を犯しました。岐阜事件では高齢者の家に押し入り、暴行を加え現金を奪い、東京事件では時計店に侵入し高級腕時計を強奪しました。
量刑の理由: 被告人は直接暴行を加えたわけではないが、犯行グループの中心的な役割を果たしました。被害額が非常に大きく、社会的影響も大きいことが考慮されました。
判決: 被告人に懲役10年が言い渡されました。未決勾留日数の200日が刑に算入されます。
反省と更生の可能性: 被告人は若年であり、反省の態度を示していることから、更生の可能性も考慮されました。

 

「社会的影響が大きい」事件で「中心的役割」 東京・銀座の強盗事件の実行役の男に懲役10年の判決 | 東海地方のニュース【CBC news】 | CBC web (1ページ)

 

本日追加→ ID=93270  殺人
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月26日
 判決 令和6年6月11日 名古屋地方裁判所 令和4(わ)974
概要
判決内容: 被告人に懲役23年の刑が言い渡されました。未決勾留日数の500日が刑に算入されます。
犯罪事実: 被告人は3人の幼い娘を無理心中しようとし、首を絞めて殺害しました。
精神状態: 被告人は育児による抑うつ状態にありましたが、完全責任能力があると判断されました。
量刑理由: 犯行結果の重大さ、被害者遺族の心痛、被告人の反省などを考慮し、懲役23年が相当とされました。

 

愛知 一宮 娘3人殺害事件 母親に懲役23年の判決 名古屋地裁 | NHK

 

ID=93269  著作権法違反
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月7日
 判決 令和6年7月25日 熊本地方裁判所 令和6(わ)139
概要
罰金と懲役: 被告人A合同会社に罰金100万円、被告人Bに懲役1年6月と罰金50万円、被告人Cに懲役1年と罰金30万円が科されました。
著作権侵害: 被告人たちは、著作権者の許可なく漫画雑誌を撮影し、その画像を保存・複製して著作権を侵害しました。
量刑の理由: 犯行は悪質であり、著作権保護制度を揺るがすものであると判断されました。被告人BとCには執行猶予が与えられました。
反省と賠償: 被告人BとCは反省の意を示し、被害者への賠償に対応する意向を示しています。

 

発売前の漫画をネット公開「早バレ」有罪判決…熊本地裁「著作権保護制度を揺るがしかねない」


ID=93268:未掲載

 

ID=93267  審決取消請求事件
行政訴訟・商標権
 掲載 令和6年8月19日
 判決 令和6年8月5日 知的財産高等裁判所 令和6(行ケ)10007
概要
審決取消: 特許庁が行った審決(不服2023-12344号事件)を取り消す判決が下されました。
訴訟費用: 訴訟費用は被告(特許庁長官)が負担することになりました。
商標の争点: 「Jimny Fan」という商標がスズキ社の「Jimny」と類似しているかどうかが争点でした。
混同の可能性: 商標がスズキ社の製品と混同される可能性があるかどうかも重要な判断ポイントでした。

 

 

ID=93266  特許権等侵害差止等請求事件
民事訴訟・特許権
 掲載 令和6年8月7日
 判決 令和6年3月29日 東京地方裁判所 令和3(ワ)30281等
概要
販売・製造の差止め: 被告エスアールエス株式会社、被告大同機械株式会社、被告板橋建材工業株式会社は、特定の製品の販売、貸渡し、製造を停止するよう命じられました。
製品の廃棄: 被告エスアールエス株式会社と被告大同機械株式会社、被告板橋建材工業株式会社は、特定の製品を廃棄するよう命じられました。
損害賠償: 被告エスアールエス株式会社は原告に対し78万2630円、被告大同機械株式会社は655万2290円を支払うよう命じられました。1
訴訟費用の負担: 訴訟費用は原告と被告がそれぞれ一部を負担することになりました。
この判決は特許権侵害に関するもので、被告らの製品が原告の特許権を侵害していると認められた結果です。

 

 

ID=93265  公職選挙法違反被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月7日
 判決 令和6年5月23日 広島高等裁判所 令和5(う)119
概要
控訴棄却: 広島高等裁判所は、被告の控訴を棄却しました。
事実誤認の主張: 被告側は、選挙運動の報酬として現金を受け取った認識がなかったと主張しましたが、裁判所はこれを認めませんでした。
公訴権の濫用: 被告側は、検察官が公訴権を濫用したと主張しましたが、裁判所はこれも認めませんでした。
最終判決: 裁判所は、被告が選挙運動の報酬として現金を受け取ったことを認識していたと判断しました。

 

 

ID=93264  公職選挙法違反被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月7日
 判決 令和6年5月22日 広島高等裁判所 令和5(う)117
概要
控訴棄却: 広島高等裁判所は、被告の控訴を棄却しました。
事実誤認: 被告が現金を受け取ったことや、その現金が選挙運動の報酬であると認識していたことについて、原判決の判断に誤りはないとされました。
公訴権濫用: 検察官の起訴が公訴権の濫用であるとの主張は認められませんでした。
訴訟手続の法令違反: 証拠請求の却下などについても、原判決の判断に法令違反はないとされました。

 

河井夫妻大規模買収事件裁判 元広島市議の控訴棄却の判決 広島高裁

 

ID=93263  公職選挙法違反被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月6日
 判決 令和6年5月23日 広島高等裁判所 令和5(う)115
概要
控訴棄却: 広島高等裁判所は控訴を棄却しました。
事実誤認の主張: 被告人が選挙運動の報酬として現金を受け取ったと認識していたとする原判決に誤りはないと判断されました。
公訴権濫用の主張: 検察官の行動に重大な違法性があるとは認められず、公訴提起は有効とされました。
この判決は、選挙買収事件に関するものであり、被告人の主張は認められませんでした。

 

河井夫妻の大規模買収事件 “被買収”元広島市議2人の控訴棄却 広島

 

ID=93262  審決取消請求事件
行政訴訟・商標権
 掲載 令和6年8月6日
 判決 令和6年7月31日 知的財産高等裁判所 令和6(行ケ)10032
概要
請求内容: 原告が特許庁の審決を取り消すことを求めています。
審決の理由: 原告の商標が既存の商標と類似しているため、登録できないと判断されました。
裁判の結論: 原告の請求は棄却され、訴訟費用は原告の負担となりました。
主な争点: 商標の類似性とその識別力についての判断が争点となっています。

 

 

ID=93261  損害賠償請求事件
民事訴訟
 掲載 令和6年8月5日
 判決 令和6年4月23日 徳島地方裁判所 令和5(ワ)213
概要
被告の支払い命令: 被告は原告に対し、約4億6,972万円の損害賠償を支払うよう命じられました。
一部請求の棄却: 原告のその他の請求は棄却されました。
訴訟費用の分担: 訴訟費用は原告が1%、被告が99%を負担します。
仮執行の許可: この判決の一部は仮に執行することができます。
この判決は、被告が原告の資金を不正に取得したことに基づくものです。

 

勤務先口座から現金引き出す、元部長に4億6972万円賠償命令…徳島地裁

 

ID=93260  遺族補償給付等不支給決定処分取消請求事件
行政訴訟
 掲載 令和6年8月2日
 判決 令和6年7月5日 福岡地方裁判所 令和2(行ウ)11
概要
処分の取消し: 熊本労働基準監督署長が原告に対して行った遺族補償給付及び葬祭料を支給しないという処分を取り消す。
訴訟費用: 訴訟費用は被告の負担とする。
この判決は、原告が亡くなったAの遺族として、Aが業務上の事由により精神障害を発病し、それに起因して自死したと主張し、労災保険法に基づく遺族補償給付及び葬祭料の支給を求めたものです。熊本労働基準監督署長の不支給処分が取り消されました。

 

遺族補償給付の支給認めない国の処分を取り消す判決 福岡地裁|NHK 熊本県のニュース

 

ID=93259  危険運転致傷、道路交通法違反被告事件
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月6日
 判決 令和6年7月12日 福岡地方裁判所 令和6(わ)265
概要
主文: 被告人に懲役2年6月の刑が言い渡されました。未決勾留日数中70日が刑に算入されます。
罪状: 被告人はてんかんの発作を隠して運転免許を更新し、その後、運転中に発作を起こして9人に重軽傷を負わせました。
量刑理由: 被告人はてんかんの診断を受けた後も運転を続け、重大な事故を引き起こす危険を軽視しました。
被害者の状況: 9名の被害者のうち4名が重傷を負い、そのうち1名は後遺症が残っています。被害者やその家族は厳罰を求めています。

 

運転中にてんかん発作起こし9人はねた被告に実刑判決…免許更新でうそ、福岡地裁「危険性高く悪質」

 

ID=93258  審決取消請求事件(電動式衝撃締め付け工具)
行政訴訟・特許権
 掲載 令和6年8月1日
 判決 令和6年7月17日 知的財産高等裁判所 令和5(行ケ)10084等
概要
判決内容: 特許庁が行った特許無効審判の決定を取り消す判決が下されました。
争点: 特許の訂正要件適合性、進歩性、記載要件(サポート要件、明確性要件)に関する判断の誤りが争点となりました。
特許の詳細: 訴訟の対象となった特許は「電動式衝撃締め付け工具」に関するもので、特許の訂正が認められました。
結論: 訂正要件適合性の判断に誤りはないが、進歩性に関する判断に誤りがあるとされ、特許庁の決定が取り消されました。

 


ID=93257:令和6年7月31日に掲載済


ID=93256:令和6年7月31日に掲載済

 

ID=93255  法人税更正処分等取消請求事件
行政訴訟
 掲載 令和6年8月1日
 判決 令和5年12月7日 東京地方裁判所 令和2(行ウ)372
概要
判決内容: 原告がα税務署長に対して行った法人税更正処分等の取消請求が認められ、各処分が取り消されました。
争点: 原告と国外関連者との取引における価格算定方法が適切かどうかが争点となりました。
理由: α税務署長が採用した価格算定方法が、独立企業間価格を算定するための適切な方法ではないと判断されました。
結果: 訴訟費用は被告(α税務署長)の負担とされました。
この判決は、税務署長が行った更正処分が不適切であると認められたケースです。

 

 

ID=93254  審決取消請求事件(ラベル投入装置)
行政訴訟・特許権
 掲載 令和6年8月6日
 判決 令和6年7月25日 知的財産高等裁判所 令和5(行ケ)10146
概要
原告の請求: 株式会社ナベルが特許庁の審決を取り消すことを求めました。
事案の概要: 特許拒絶査定不服審判請求が不成立となった審決の取消訴訟です。
争点: 発明の進歩性についての判断の誤りがあるかどうかが争点です。
判決: 原告の請求は棄却され、訴訟費用は原告の負担とされました。

 


ID=93253:令和6年7月30日に掲載済


ID=93252:令和6年7月30日に掲載済


ID=93251:令和6年7月30日に掲載済


ID=93250:令和6年7月30日に掲載済


ID=93249:令和6年7月30日に掲載済


ID=93248:令和6年7月26日に掲載済


ID=93247:令和6年7月30日に掲載済


ID=93246:令和6年7月26日に掲載済


ID=93245:令和6年7月26日に掲載済


ID=93244:令和6年7月26日に掲載済


ID=93243:令和6年7月26日に掲載済

 

ID=93242  難民不認定処分取消等請求事件
行政訴訟
 掲載 令和6年8月14日
 判決 令和6年7月4日 大阪地方裁判所 令和4(行ウ)112
概要
訴えの一部却下: 裁決の取消しを求める部分は却下されました。
難民認定処分の取消し: 大阪出入国在留管理局長が原告を難民と認定しなかった処分が取り消されました。
訴訟費用: 訴訟費用は被告の負担とされました。
この判決は、チュニジア出身の原告が同性愛者であることを理由に迫害を受ける恐れがあるとして難民認定を求めた事案に関するものです。

 

北アフリカ出身で同性愛者の男性 難民と認める判決 大阪地裁|NHK 関西のニュース

 

ID=93241  行政文書不開示決定処分取消等請求事件
行政訴訟
 掲載 令和6年8月1日
 判決 令和6年6月27日 大阪地方裁判所 令和4(行ウ)5
概要
一部取消し: 法務大臣が行った行政文書不開示決定の一部(文書目録1~3)を取り消す。
その他の請求棄却: 原告のその他の主位的請求および予備的請求は棄却される。
訴訟費用の分担: 訴訟費用は原告と被告で分担する。
この判決は、原告が法務大臣に対して行った行政文書の開示請求に関するものです。

 

元東京高検検事長の定年延長巡る協議記録、大阪地裁が開示認める…「解釈変更の目的は黒川氏」


ID=93240:令和6年7月24日に掲載済


ID=93239:令和6年7月24日に掲載済


ID=93238:令和6年7月24日に掲載済


ID=93237:未掲載

 

ID=93236  暴行、傷害致死、恐喝
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月9日
 判決 令和6年6月15日 大阪地方裁判所 令和5(わ)285
概要
懲役12年: 被告人は懲役12年の刑を言い渡されました。
暴行と傷害致死: 被告人は複数回にわたって被害者に暴行を加え、その結果、被害者は肋骨多発骨折に基づく両側性気胸で死亡しました。
恐喝未遂: 被告人はレンタカーの延長利用料金の支払請求を断念させようとし、従業員を脅しましたが、実際には支払請求を断念させることはできませんでした。
量刑の理由: 被告人の行為は非常に悪質であり、被害者の苦痛や結果の重大さを考慮して、懲役12年の刑が適用されました。

 


ID=93235:令和6年7月30日に掲載済


ID=93234:令和6年7月23日に掲載済


ID=93233:令和6年7月23日に掲載済


ID=93232:令和6年7月22日に掲載済


ID=93231:令和6年7月22日に掲載済


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ID=93226:令和6年7月19日に掲載済


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ID=93222:令和6年7月19日に掲載済


ID=93221:令和6年7月19日に掲載済


ID=93220:令和6年7月18日に掲載済


ID=93219:令和6年7月19日に掲載済

 

ID=93218  法人税法違反、地方法人税法違反
刑事訴訟
 掲載 令和6年8月1日
 判決 令和6年5月24日 名古屋地方裁判所 令和5(わ)1176
概要
被告人: 株式会社Aとその実質的経営者B。
罪状: 法人税および地方法人税の無申告による脱税。
判決: 株式会社Aに罰金2700万円、被告人Bに懲役1年(執行猶予3年)。
理由: 高額な脱税額(約1億0800万円)と被告人Bの納税意識の欠如が指摘されましたが、全額納税済みで前科がないことが考慮されました。