家族というのは人と人から構成されています。
ですので、家族関係も人間関係ということができます。
でも、ちょっと特徴的な関係ですよね。
普段は友人として一緒にいないタイプがいたりして。
ぼくの場合は兄がそんな感じです。
一緒に遊ぶようなタイプではありません。
でも、兄弟として仲良しです。
さてさて、人間関係の「原則」を知っていますか?
約2000年前に「マタイによる福音書」に書かれています。
「黄金律」と呼ばれたりもしています。
あなたも一度耳にしたことがあるかもしれません。
『何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもその通りにせよ』とよく訳されます。
ただ、この訳の通りだとトラブルになってしまう可能性があります。
自分がしてほしいと思うことを相手にやっても、相手が喜ぶとは限らないからです。
例えば、自分がお酒が大好きで、お酒をお土産にほしいとします。
でも、お酒を飲まない人にお酒をお土産にあげても喜びませんよね?
ですので、「自分が望むことを相手にする」という訳では黄金律とは言えません。
相手がしてほしいのは何かというと、「してほしいことをしてほしい」のです。
もっと別の言い方をするとこういうこともできます。
「大切なものを大切にする」
誰でも自分が大切にしているものを大切にされると嬉しいです。
ぼくが考える黄金律の訳です。
「大切なものを大切にする」
もちろんこれは自分自身にも言えることです。
まず、「自分の大切なものを大切にする」。
次に、「相手の大切なものを大切にする」。
①自分の大切なものは大切にしていますか?
②パートナーの大切なものは大切にしていますか?
③子供の大切なものは大切にしていますか?
この3つの大切なことを大切にできていたら素晴らしい人生だと言えると思いませんか?
今日は「家族の黄金律」について紹介させていただきました。