1/28、経済アナリストの森永卓郎さん(67)が、原発不明がん(癌の発生部位が不明)のため死去しました。ご冥福をお祈りいたします。
2023年末に癌が見つかった後においても、闘病生活を続けながら、「日本経済の闇」などの真実を発信し続けた方でした。
本人によると「新型コロナワクチンは5回接種した。ただ5回目に接種後、背中に激痛が走ったが、しばらくすると治った」と述べていました。
ワクチン接種してから、年月が経過すると「ワクチン」と「癌」との因果関係を立証するのは難しいが、「ワクチン」が癌発症の引き金になった可能性は否定できません。
東京理科大の村山教授は『mRNAワクチンにがん誘発プロモーターのSV40が入っていた』と公表。また、ロバートマーロン教授も同様の見解を述べています。
さて、今回は、森永さんが、激痛に耐えながらも訴えてきた「真実」のいくつかを紹介します。
日本経済破壊の元凶
小泉政権の時、竹中平蔵氏は経済財政政策担当大臣を担当していた。
この時、竹中氏は不良債権処理を行ったが、これが日本経済停滞の出発点で、全くやる必要がなかったことをやった。
企業が融資を受ける時、銀行に不動産を担保として入れるが、不動産の価格が下がったため、担保割れをおこした。
この時、竹中氏は不良債権処理と称して、事業は全く問題ないのに、不動産をたくさん抱えていた企業を片っ端から叩き潰して、ハゲタカに二束三文で売り渡した。
その過程で何が起こったかというと、企業が倒産したことによって、失業者が増えるわけだが、失業した時に、正社員で雇ってもらえる再就職先はみつからない。
そのため、非正社員でも働かざるを得なくなり、その結果日本の非正社員の比率が一気に上がっていった。
なぜか、竹中氏は派遣大手のパソナの会長に就任し、その後も派遣業の収益が伸びていって、竹中氏は巨万の富を稼いだ。
つまり、竹中氏は、経営的にまったく問題ない日本の企業を片っ端から潰して、外資に超格安の値段で売り払う、とともに自らも巨万の富を得た政治犯といえる。
私の遺書
森永氏は『書いてはいけない』というタイトルの書籍を出版しているが、この本の「あとがき」にこう書かれている。
「2023年12月、私はすい臓がんステージ4の告知を受けた。私はなんとか自分の命のあるうちに、この本を完成させて世に問いたい。そのことだけを考えた。
本書は、私の40年に渡る研究者人生の集大成であると同時に、私の遺書でもあるのだ」
彼は「日本の闇」に光を当てて、次の人にバトン渡そうという思いが伝わってきます。
『書いてはいけない』には、次の4テーマについて詳しく書かれています。
①ジャニーズ性加害
②財務省のカルト的緊縮財政主義
③日航123便墜落事件
④日本経済墜落の真相
この書籍を通じて、多くの人が真実を知るきっかけなったのではないでしょうか。
①森永氏がテレビ出演している経験を活かして、テレビの裏側やジャニーズの性加害問題の背景について、書籍で詳しく書かれています。
そして、昨年来、中居氏の性加害問題をきっかけとして、フジテレビの関与疑惑が暴露されました。
フジテレビは、社長、副会長の辞任にまで追い込まれましたが、これは、まだ序の口で、日枝相談役が本丸という噂です。
日枝相談役まで手が伸びたら、フジテレビは陥落かもしれません。
②財務省の「緊縮財政」と「増税」によって30年間日本経済を衰退させたことが、ようやく国民に知られるようになりました。
ではどうすればよいか。
森永氏は「財務省の解散」が一番良いと述べています。
しかし、実際にはそれは難しいので「天下り完全禁止」と「税金を徴収する機関である国税庁を財務省から切り離す」ことを提案しています。
外国では、国税庁と財務省は分離しているのが一般的とのこと。
③日航123便事件の真相については、私の以前のブログでも記載しましたが、書籍では、さらに背景を含めて非常に詳しく書かれています。
123便の真相を知ったら、日本政府やマスコミを信用する人はいなくなるでしょう。
④日本経済墜落は、先に記載したとおり、小泉ー竹中による構造改革から始まったという。つまり、間違った不良債権処理に加え、郵政民営化、プラザ合意による超円高など。
森永氏は「そこまで言って委員会NP 日本を治療!この国を悪くしているモノとは!?」(収録日1/24)が最後のテレビ出演となりました。
体が、最悪の状態にもかかわらず出演し、「財務省の嘘」について語っています。
時間のある方は、下記のリンク先から是非ご視聴ください。
<TVer>
https://tver.jp/episodes/ep3b7fyz40
収録中に「来週にはこの世にいないかも知れない」とも。。。。
本日も、最後までお読みいただきありがとうございました。
〇森永氏 最後の著書
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