東大1年の思い出 | シンジのブログ

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たまにはド本命の数学の記事を。

 

本当はね、数学を研究して、大学レベルの数学の講義をして生きていきたいのだが、どこの大学に行っても(数学科の講義を担当したことがないからしょうがないけれど)本気で講義できないのだ。だから本気で講義したい!!というのが高尾数学研究所です。

 

さて、東京大学1年生を回顧しよう。

 

1999年に現役で理科I類に合格した。数学者か哲学者になろうと思っていた。(なんと貴族的な!!)微分積分の担当は戸瀬信之先生でした。

 

 

「私が受けた講義のレベルを維持します!!」と悲痛な顔で宣言されていた。

 

そして、うわさに聞いていた、一言目から何も分からない講義。

 

しびれたね。これが数学者かと思った。こうなりたい、と思った。

 

戸瀬信之さんは当時、「分数のできない大学生」など教育関連の著作でも有名だった。

 

分数のできないのは、もはや理系大学生の常識とすら言える。

 

この学力低下は何なんだろう。

 

ヨビノリ氏のように、分かりやすい講義をしてはだめなのだ。

どこかで本物に触れないといけないからだ。

 

 

「どうだ、分からないだろうww!」

 

世界的な数学者小平邦彦さんが、学生時代に東大の講義でやはり当時の教官に得意げにいわれたらしい。

 

世界レベルの人材を育てるのはこんなもんだ。

 

また愚痴ばかりになってしまった。ww。次こそ数学の話をしよう。