刻一刻と

確実に

終わりに近付いてる


誰一人

例外なく

この宇宙に生きてる以上は

条件はみんな同じ


四季を感じる


歳を重ねるごとに

四季を色濃く

深く感じる


もう駄目だと思ったあの日々や

全てが輝いて見えたあの日々も

全部過去になり

未来の道へと繋がってる


深く悲しみに浸っても

一時の快楽に心奪われても


誰もがみんな

終わりへと進んでる


そんな虚しくも儚い現実を

数ミリ単位でもいいから光に変えてく


光へと進んでく


自分が歩んできた道が

どれ一つも間違ってなかったと

今は堂々とそう言える


酒に溺れたあの日々や

薬物に狂ったあの夜達も

眩しかったあのステージからの景色も


どれも全部

自分の意思で切り離してきた


その全ては

家族に出会う為にあったんだ


二人の奇跡の命を授かって

これ以上に必要な物なんて存在しないとすら思える


何もかも全ては必然


いつかは消えゆくこの命


行くも地獄

引くも地獄


光へ