生きた足跡

生きた足跡

失業、転職、を経て自分の生きた証を記録したかった。自分はどう生きてきたのか?これで良かったのか?これから何処へ行くのか?

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とうとう卒業の日がきた。

本日めでたく技能試験合格!!!

あれこれ心配してたけど、終ってみれば学科も技能もほぼ満点の成績で終了することが出来た。

たった一週間の教習所通いだったけど、終ると感慨深いものがある。

技能試験が終って、教官に「合格です!お疲れ様でした。これからも頑張ってください」

そう言われた瞬間、不覚にもジーーーーンと来てしまった。

最初はケチョンケチョンに言われて、憎たらしいなあ!なんて思っていたけど・・・・

今は感謝の気持が湧いてきています。

自分が本当にハイヤーのドライバーになったとき、きちんとお礼を言いにいくつもり。

と、喜んでばかりもいられない!

次は、運転免許試験場での学科試験が待っている。

それをクリアして初めて二種免許保持者になるのだから。

まだまだ道のりは遠いな・・・

いよいよ教習所も最終段階に差し掛かった。

昨日学科の卒業検定試験を合格して、今日は実技の最終見極めってやつをパスした。

ちょっと危うかったけど何とかセーフ!

明日は、実技の卒業検定試験。

それをクリアすれば後は運転免許試験場へ行って学科試験だけ。

2種免許が見えてきた。

でも、油断大敵!

少しのミスが命取りになるから明日はさらに気を引き締めて行こう!

「右よし!!左よし!!」

「前方よし!!?」

教習所通いをはじめて今日で4日目。2種免許を取るための、10日間の道のりも約半分。

今まで、27年間自分のルールで運転してきた、その方法が根底から否定される毎日。

今になって、教習所で教官に初歩的な運転技術について注意をされながら、所内の絶対に歩行者などいないコースを「右良し!左良し!巻き込み良し!」なんて良いながら自転車より遅い速度でクルクル回るとは・・。。

自分と同じ様に、会社から2種免許を取るために来ている“同僚”が後2人いるが、その2人も顔を合わせる度に、ホロホロと教官や会社に対して文句を言っている。

でも、三人ともそれを本当は自分自身に向けて言っているのを感じながら・・・

一歩前進した。

昨日は、必要書類の提出と2種免許所得のための教習所への申し込みに行って来た。

必要書類の提出とともに、健康診断を受けるよう指示されて、指定の診療所へ。

その診療所というのは駐車場がないとの事で、会社に車を置いて徒歩。

こっちの勝手な思い込みなのだが、「車を置いて徒歩で行って下さい」なんて、すごく丁寧に言われると

「あ、近くにあるんだ」と理解してしまって、なんとなく良く確かめもせずにふらふら歩き出す。

5分ほど歩いて、ふと、こっちで合ってるんかなあ?という疑問がわいて来て・・・それから迷いながらさらに5分。目の前にコンビニがあったので、汗をふきふき店内へ。

カウンターで「すみません××診療所へはどう行けばいいんでしょか?」と聞くと、女性の店員さんが

「は?車でいかれるんですよね

「いえ、歩いてなんですけど・・・」

自分の汗を見てもうすでに迷っている事を悟った店員さん、なんとなく、申し訳なさそうに

「ここからだいぶありますよ・・・ちょっとどう説明していいかなあ・・・とにかくあっちの方向です」

そこでやっと事態の深刻さに気付いた。

「あ、わかりました。とりあえずその方向へ行ってまたどこかで聞きます。ありがとう。」

コンビニを出たとたん、今までの汗の倍位の量の汗が噴出してくるのを感じた。

それからはとにかくさっきの店員さんが示してくれた方向へひたすら歩いた。

15分ほど歩くと交番が!

今までの人生で交番をこれほど愛しく思った事はない。

しかも、警官がいてる!!

ありがたい!!!!

さっきのコンビニと同じ質問をする。

するとさすが交番、でっかい地図を広げて現在位置から目的の診療所までをナビしてくれた。

「げ!まだそんなに遠いんかい!」

警官さんにお礼を告げてさらに歩き出す。

さっきまでのように迷いながら歩くのと、はっきりと道筋がわかった上で歩くのとは精神的にすごく楽になった分、膝から下が軽かった。

苦難の末、やっとたどり着いた。

さっそく健康診断開始!とおもったらなんか混んでてずいぶん待たされた。

レントゲン撮影、聴力検査、尿検査、血液採取、身長・体重測定、視力検査、心電図、問診。

こんなにするの?????

ようやく健康診断をおえて、再び会社へ    徒歩・・・・

右足の親指の付け根に水ぶくれが出来て皮が剥けてしまった。

運動不足をすさまじく体感してしまった。

その後教習所へ。

最近の教習所は変わった。

申込者をとても丁寧にお客扱いする。

以前、自分が通っていた頃は(27年前)ものすごく横柄な態度やったのに。

で、最後は気持よく一日の工程を終えた。

やっと、入り口の扉のノブに手をかけた。

失業してから今日でまる2週間。

気持は今の天気と同じ。シトシト雨が降ってる感じ。

これから先に自分には何が待ち受けているのやら・・・

前の職場には今でも腹立たしい気持が収まらない。

従業員の事など、人間とは思っていない。

ウソばかりついて、こき使って・・・

もうやめよう。

嫌な事を思い出してばかりでは前へ進めない。

とにかく、明日は新しい人生へのステップが待っている。

まったく違う業種への転職。不安が大きい。

それにしても、タクシーのドライバーになるのにこんなに手間が掛かるものとは思わなかった。

人を車に乗せて走るのだから、命をその間預る事になると思えばいたしかたないとは思うが、手続きなどで

一月近くかかってその間給料が入らない。

最初はそこがネックですごく悩んだが、逆にそういうハードルがあるほうがいいのかもしれない(ちょっと漠然としているけど)と、思って決めた。

そして、明日は会社側から言われた書類を提出する日。

それが受理されて、その後健康診断、普通2種免許取得のための教習所通い、タクシー協会での講習、そこまでやって初めて入社。

長い道のりだ。

今は不景気でタクシー業界は木枯らしが吹き荒れて、収入が確保できないって話を聞いたり報道で見たりもする。

あえてその業界を選んだ理由。

それは簡単。年齢。自分は今45歳。

45歳でほいほい雇ってくれるところなどおいそれとはない。

求人広告を見ていると情けなくなる。

ちょっと待遇が良くて、条件的にも自分の気に入るところはまず間違いなく年齢の上限が40歳。

40歳ならまだいいほうで、35歳位までというのが圧倒的に多い。

そんな中、自分の年齢で雇ってくれるのは・・・・・・・・

でも、逆境の中に自分を放り込んで見るのもいいのかも。

今度こそ、歯を食いしばってがんばるぞ!