since 2002 | 秋田慎治オフィシャルブログ「one moment in my life」by Ameba

since 2002

さすがに徹夜すると、寝れる。
いつもそうしてきたから、今回も例にもれず、眠いながらも一睡もせず13時間に挑んだ。
眠気はピークにきていたのと、パイロットが上手だったことで、離陸したことに気付かなかった。すでに寝ていた。2回のmeal serveの2本の映画の他はほとんど寝ていた。まぁ、寝た。

気付けばJFK。5年ぶり。飛行機を降りたとたん、空港職員が日本人じゃないことでやっと、あ、日本じゃないんだ、って気付いた。
Yellow Cabでmidtownへ向かい、ホテルにチェックインして、少ししてからぶらぶら歩き始めた。5年ぶりなのに5年ぶりの感じは全くしなかった。不思議。慣れるのに5分とかからなかった。

まずお腹が減ってたから、入ったのはピザ屋だった。
"どれにする?" "どれがうまいの?" "全部うまいよ!” "知ってるよ!どれ食べりゃいいんだよ?” ”これこれ!” "じゃ、それとLarge Hot Coffee"
会話のテンポも速い。久しぶりの感覚が懐かしかった。

僕はManhattanの中でもMidtown、それも34th stあたりがほんとに馴染み深い。英語学校があったせいかな。今回とったホテルも初めてNYに来た10年前に泊まった、31st沿いのホテル。
99cent shopへ行ってシャンプーとメモ帳を買う。

夜になって10年来の友達の絵描きと会った。"あそこ、行きたいんだよ。"
"どこだっけなぁ。Down Townの方なんだけど…。W4thか、8thくらいじゃなかったかな。"

7時くらいに地下鉄"B" lineでDown Townに向かい、見つけたBBQ Restaurantは結局8th st.沿いだった。店の入れ替わりが早いのは、NYも東京も同じだけど、ここはまだがんばってチキンやBeef Ribを焼いてた。
こんなに量あったかなぁ、って印象はさっきのピザ屋でも同じだった。こんなになぁ、って思いながら話しながら食べていたら全部きれいに平らげていた。量食べる素質はあるんだなぁ、基本的に。

その後、昔よく演奏していたVillageの方へ向かった。初めて演奏した"cafe San Marco"はなくなっていた。当然、Village Vanguardや55 barなんかは健在で客が列を作ってOpenを待っていた。
スーパーでベーグルとクリームチーズ、それにバナナを買って通り沿いにある、フリーペーパー、"Village Voice"を一部丸めてスターバックスへ。10年NYで過ごす日本人と現状と夢を語る1時間。あっという間だった。

今度は"N" lineで34th stに戻り、Queensに住むNew Yorkerはそのまま地下鉄で去った。
僕はわざと遠回りして、深夜の34th/Broadwayから7th Aveへ向かい、30th stまでおりて、昔毎日のように通ったDeliへ行った。昔と同じように$2.25のオレンジジュースを買い、隣のホテルが"Seven gate hotel"から"Affinia"と名前を替えたことに少しさみしい想いをし、ホテルへ戻った。

明日は、デジカメ持参で出掛けます。