さて。
家紋チは お家柄なのだろうか。
自分でできる事は自分でなんとかすると云う精神が脈々と受け継がれて来ている。
家紋のオヤジ然り、家紋然り。
家紋がバイクメンテを始めとする各種整備を自身の手で行う事は、家紋のブログを読んでくださってる方は概ねご存知かと思う。
最近はピカピカの新車を購入してしまったせいで、自己メンテの機会もないのでウデが錆びついてきてる気がせんでもないが、まあソレでも家紋は大抵のことは自分でするのよ。
でもこないだ事故った時は、修理は師匠の店に依頼した。
ちなみにバイクを修復する作業中に師匠から電話がかかってきて、「お前の付けたインドネシア製のエンジンガードがアンダーカウルと干渉するんだが、どうやって納めてあったか判らん」と言われたので「気合いで納めました」と言いたかったが、「オマエ舐めんな、すぐ来い、五分で来い」とか言われそうだったので「すいません、気付いてなかったです。でもビビリ音とか出てなかったんで当たってはなかったと思います。取付のクリアランスの集積でなんとか逃げられませんか?」と伝えた。
そうこうするうちに、なんか知らん間に問題の箇所は綺麗に納まっていた。
流石、家紋が師匠と敬愛するオトコである。
素晴らしい。
ちなみに、「自分でできることは自分でやる」なら修理自体を自分でやれば良いじゃねえか、と思われる方もおられるだろう。
だが、考えてみてほしい。
家紋は、なんかヒマそうに見えるかもしれん。
ブログとか毎日更新するし、何かっていうとバイク弄ってばかりいるし、他にも色々手を出してるみたいだし、コイツ仕事してんのか?それとも寝てないんじゃねえのか?って、思われてるのかもしれん。
だが、コレでも一応、いっぱしのサラリーマンで、一応部下とかもいるのだ。
家紋の部下になるとか、一体どんな仕打ちなのか? 彼らが一体何をしたのか? と思わんでもないが、世の中には人間の力ではどうしようもないコトと云うものがあるのだから、その辺りはどうか納得してもらいたい。
うむ。
で。
家紋が自分でケンケンの修理をしなかった理由なのだが、ケンケンの修理にあたっては、「バラしながら交換する部品の洗い出しを行う」必要があったので、「自分で修理」しようとすると、師匠の店に入り浸ってケンケンをバラしては品番確認し、バラしては交換部品を発注するといった、実に地道な作業が必要になるのだ。
で。
其処までしようとすると、家紋は仕事ほっぽってバイクの修理をせんとならん。
そうすると仕事は滞るし、仕事が滞ると会社が儲からんくなるし、そうすると家紋の給料が減るのでそれはマズイのだ。
なので、今回は涙をのんでケンケンの修理をプロに任せたのだ。
そして図らずも家紋が「任せるべき時には任せるコトが出来るオトコ」であることが証明されたのである。
ちなみに。
家紋は「自分で出来ることは自分でする」オトコであるが、死んだオヤジは「自分がしたい事をしたいようにする」オトコだったので、家紋や、家紋の家族は巻き添え食らって結構大変だった。
まあ、戦争を生き抜いて来たオトコなんざ、あんなモンだろうと思うし、そう思ってみればアレはアレで豪快なオトコであったと思うし。
ただ。
なんとなくマズイなあと思うのは、あのオヤジの血を家紋が引いてるってコトで(笑)
歳食ってからあんな風になっちまったら、家紋は嫁さんとムスメちゃんに愛想尽かされるかも知れん。
ちなみに。
こないだ家紋が知らん間にムスメちゃんがイチゴジャム作ってて。
なんか、やっぱコイツ、オレの子だなあとか思っちゃったりした。
まあ、嬉しくない訳ではないのだが、それはつまり家紋のオヤジの血を引いてるってコトでもあって。
女だてらに、オヤジみたいな豪快な性格になってもらっても困るわなあと。
最近、思わずにはいられんのだ。
うむ。
と云うわけで本日は以上。
解散。
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