今日は、終戦記念日。
自分の楽しみや趣味についてしか投稿してませんが、
1年に一回だけ戦争を考える日があってもいいですね。
勿論、体験者では無いので報道等で知る事しかできませんが、
この時期はどこの局も戦争関係の番組を放送しているので見るようにしています。
昨年も、映画を通じてですが戦争を考えました。
今年も、GYAOで「キャタピラー」(R15指定)の映画を見ました、
この映画は戦争の場面が出てこない、ちょっと違う視点から
戦争を描いた映画でした。
傷痍軍人が、帰還した。勲章をぶら下げ、軍神となって。妻を殴ったその手も、妻を蹴り上げたその足も、戦地で失い、頭と胴体だけの姿になって。―銃後の妻の鑑たれ。家庭は最後の決戦場なり。口もきけず、耳も聞こえず、身動きのできない体となっても男の性欲は変らなかった。女は毎日、男の上にまたがった。口に粥を流し込み、糞尿の世話をし、男の下半身にまたがり、銃後の妻の日々は過ぎてゆく。食べて、寝て、食べて、寝て、食べて、寝て……。稲穂が頭を垂れる秋、そして冬から春へ。敗戦が濃くなっていく中、男の脳裏にフラッシュバックしてきたのは、かつて大陸で犯した女たちの悲鳴、刺し殺した女たちのうつろな目。女たちを焼き尽くす炎。1945年8月15日。男と女に、敗戦の日が訪れた ― 。
(GYAO作品情報をから)
気になったらどうぞ。
戦争は戦地に行って戦っている兵士だけでなく、その裏で日々の生活をしている人も
巻き込むものであると改めて知る事ができたと思いました。