「イノベーション」とはよく聞きますが、
イノベーションを訳してみましょう。

技術革新と出てくる英和事典が多いのではないでしょうか。

はずかしながら、私もイノベーションの意味は大学院に行くまで分かりませんでした。ちなみに今でもきっちりとした定義は分かりませんあせる

もし、今の知識で説明するのであれば

「今までの技術・解決策・アイディアでは解決できなかった課題に対して、新しい技術・解決策・アイディアで解決を達成する様子」かと思います。

そして課題の解決とは、産業・ビジネスにおいては2つあると思います。
新しい価値・考え方の創出、と
コストの削減です。

自動車を例にとってみると技術の限界で最高300km/hまでしか出なかった車が新しい技術で350km/hまで出るようになった。は前者ですね。つまり、技術的にできなかったことができるようになる、ということです。

では、300km/hでる車は今までは1000万円だったが、新しい技術のおかげで300万円で買えるようになった、というのが後者です。

つまり、新しい技術・解決策・アイディアは、新しい価値を産むか、コストを削減するかの2つに貢献するわけです。

最近Docomoの宣伝で「新しいことに意味があるのか?」という問いに対して、僕なりの答えを言うとすると、新しい価値・考え方を創出すると、今までにないニーズが生まれるので、ビジネスチャンスになるし、今、ビジネスで求められている差別化を達成するきっかけになります。この利益は次のイノベーションのきっかけになります。もし、コストを削減できれば、低価格で商品やサービスを提供できより多く売れることで、利益の増大を図れます。これは、利益の増大は、次のイノベーションを産むきっかけになります。

人件費が安い中国などのBRICSやVISTAは、人件費の安さが後者のコスト削減のイノベーションを起こせる要因であるのです。

ホンダは新しい価値の創出、トヨタはコスト削減に強い企業でしたがトヨタはプリウスで新しい価値の創出を果たし、ホンダを脅かしつつあるわけです。

つまり、常にイノベーションを生む続けることが、とても重要なのは言うまでもありません。P・F・ドラッガーもそう言っています。

今回の志望理由書web講座は、7つの観点という新しい価値の創出(いうなれば成功事例の言語化)と、コストの削減を果たしたわけです。7つの観点は、今まで志望理由書を書けなかった生徒に書かせることを可能とさせ、ネットにおける指導は、今までは40万円とか20万円の価格を30000円~70000円にし、かつ、合格実績を出したわけです。

このプロジェクトのビジネス上の真価は、同時に2つのイノベーションを果たせたことであると思います。実績もありつつ、今までの価格よりも、お求めやすい価格であることを実現したことが、とてもすごいなと、振り返って思うわけであります。

今週に、この今年度のプロジェクトの総括を行うわけですが、この点は評価して良い点としてあるのではないでしょうか、とクライアントに声を大にして言いたい笑

教育イノベーターっ言葉自身がイノベーションですね。

11月30日 スターバックス銀座マロニエ通り店@銀座 休日勤務の合間にて。