4月5日のアカデミーで、コーチがいないところで、「下手くそ・クズ・ゴミ・死ね」などの発言があったそうです。
代表の山口は、当日現場にいなかったので、事の背景は全くわかりませんが、どんな事があったとしても全く持って理解出来ない言葉です。
言う必要もないし、言ってはいけません。
誰が言ったかなどと犯人を捜すような事はしませんが、もしこういった事が続くようであれば、アカデミーは閉鎖します。
私は共育社フットボールアカデミーを「心の成長の場」として捉えています。
サッカーの技術だけを教えるつもりは毛頭ありませんし、それを望んでいるのであれば他のサッカースクールに行ってください。
サッカーの技術や考え方と人間としての成長は両輪です。
そして、真の成長というのは心の成長であると私は定義しています。
そして、そこに向けて活動していますが、参加した選手にそれが伝わらないのであればやる意味がないのでいつでも辞めます。
こちらは覚悟と信念を持って、取り組んでいるつもりです。
サッカーを一生懸命取り組む中で、成功や失敗、色々な感情の起伏がありますが、それをどういう風に自分の思いと行動に落とし込んでいくか、というのが本来目指すべき姿です。
もしも自分よりも技量が低い、サッカーが上手くない子がいたとしたら、アドバイスして助けてあげるのが望ましい姿です。
出来る子は出来ない子を気遣い、出来ない子は出来るように努力する。
その頑張りを見て、出来る子も更に頑張ろうとする。
こんな循環・関わりを目指しています。
今回の件は、私の目指すべき方向とは真逆の事案です。
アカデミーの責任者として、1人の人間として、絶対に言ってはいけないとこの場で提示していきます。
とはいえ、人間間違える事はあります、私も間違えてばかりです。
ましてや今回言ったのは子供です。
間違いを認めて直せば大丈夫です。
サッカーが上手いから偉い、サッカーが上手いから凄いなどという思い上がりと勘違いはしてはいけません。
サッカーが上手いとか下手とかではなく、自分の目標や目的をしっかり持って努力している子を奨励して応援します!
私達はサッカーの技術だけでなく、人間として一緒に成長していこうと思います。
共に学び、共に育つ共育社というのは、その覚悟を持って付けた名前です。
そして、そこで指導する我々は共育者であるべきだと心に誓っております。
間違えたら直して下さい。出来なかったら出来る様にしましょう!
アカデミーに参加される方は是非、親子で話し合ってみて下さい。
今回、この様な事が起こってしまったのは、私の力不足に他なりません。
私ももっと努力して参ります。是非これを見て下さった大人も子供も考えるきっかけ、成長のきっかけにしてください。
言われてしまった子には、本当に申し訳なく思いますが、また勇気を持って参加して一生懸命取り組んでください。
繰り返しになりますが、我々が目指すのは【心の成長】です。
それを御理解頂き、アカデミーへご参加下さい。
よろしくお願い致します。