コロナ関係で、いろいろと発表をすることがあるかもしれませんので、
忘れないように、このブログを備忘録として使います。
コロナウイルスという単語、今年初めて知ったという方も多いのではないでだろうか。
拙者もその一人です。
ただ、新型コロナ、新型コロナと表現されて、なぜわざわざ「新型」という単語をつけるのだろうかと
思った方はどのくらいいるのでしょうか。
厚生労働省のサイトに、なるほどと思う解説がありました。
もともと、コロナウイルスというものは存在していて、一般的な風邪、SARS、MERSもその一種で、今回そこに新たなものが加わったということです。
これを知らない方も多いのではないでしょうか。
これを知って以来、「コロナ」とひとくくりするのではなく、今回のウイルスについては「新型コロナ」を区別するようにしています。
厚生労働省Q&Aより
新型コロナウイルスについて
問1 「新型コロナウイルス」とは、どのようなウイルスですか。
「新型コロナウイルス(SARS-CoV2)」はコロナウイルスのひとつです。コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。
ウイルスにはいくつか種類があり、コロナウイルスは遺伝情報としてRNAをもつRNAウイルスの一種(一本鎖RNAウイルス)で、粒子の一番外側に「エンベロープ」という脂質からできた二重の膜を持っています。自分自身で増えることはできませんが、粘膜などの細胞に付着して入り込んで増えることができます。
ウイルスは粘膜に入り込むことはできますが、健康な皮膚には入り込むことができず表面に付着するだけと言われています。物の表面についたウイルスは時間がたてば壊れてしまいます。ただし、物の種類によっては24時間~72時間くらい感染する力をもつと言われています。
手洗いは、たとえ流水だけであったとしても、ウイルスを流すことができるため有効ですし、石けんを使った手洗いはコロナウイルスの膜を壊すことができるので、更に有効です。手洗いの際は、指先、指の間、手首、手のしわ等に汚れが残りやすいといわれていますので、これらの部位は特に念入りに洗うことが重要です。また、流水と石けんでの手洗いができない時は、手指消毒用アルコールも同様に脂肪の膜を壊すことによって感染力を失わせることができます。
今回はここまでで、次回は、この「新型コロナ」の発生源が中国・武漢と言われていますが、なぜ武漢肺炎や武漢ウイルスって呼ばれないのか、考えてみたいとおもいます。