8大魔法体系の考察 (ウォーハンマー・ファンタジーバトル8版) | スウィート・ウォーター

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(ただし、総帥はちゃらんぽらんですw)

※今回の記事は、「ウォーハンマー・ファンタジーバトル」の8版に関する攻略情報です。

8大魔法体系の考察

 

※本文で「AS」と書いてあるのは、「アーマーセービング」の略です。

〇炎 

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・ケイオス・リザードマン(スラン)・ヴァンパイア(禁断の知識)

魔法体系の特性 
→ 同じユニットに対して射撃・直接系スペルを連続で発動すると、発動値ボーナス。

スペル

攻撃力4の射撃・直接スペルが多い。(基本、3・4・6)
耐久・ASの低い歩兵に対して有効。
魔法体系の特性を生かせば、スペルを通しやすい。
(基本スペルをブーストする時に有効と思われる)

ただし、攻撃力が全て4なので、ASの高いアーミーには効果が薄い。

強化系スペルは1・2。

1は使い勝手が今ひとつ。

2は、射撃・接近戦の両方で有効。難易度が低めで、射程も長い。
魔法攻撃・炎攻撃もつくので、幽体や再生能力を持った敵に対して便利。

呪い系スペルは5。

敵の移動を妨害したい時に有効。

・この魔法体系に弱いアーミー 

エルフ、エンパイア、スケイブン、オーク&ゴブリン等

・効きにくいアーミー
ケイオス、ブレトニア、ドワーフ等


〇獣 

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・リザードマン・ビーストマン・ブレトニア・リザードマン(スラン)・ヴァンパイア(禁断の知識)

魔法体系の特性 → 獣系のユニットに発動する時、難易度-1

スペル

強化系スペルが中心。(基本・2・5・6)
基本スペルが特に優秀で、攻撃・耐久の低いアーミーと相性が良い。
また、エルフや人間と戦う時に使うと、相手の弱点がより顕著になる。

射撃スペルは1・3。

3のスペルは射程が短い事を除けば、重騎兵に対して有効な攻撃。

呪い系スペルは4。

ヒットロールのマイナス修正が便利で、射程も長い。
危険地形判定のリスクを高める効果もあるので、敵の進路上に地形があればより効果的。


・相性の良いアーミー

エルフ、エンパイアなど



〇金属 

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・リザードマン(スラン)・ケイオス・ヴァンパイア(禁断の知識)

魔法体系の特性 
→ 射撃・直接攻撃スペルはASの高い相手に対して、ダメージロールが成功しやすい。また、炎攻撃・AS不可。

スペル

ASの高い敵に効果を発揮する魔法体系。

射撃・直接スペルは、基本・4・6

魔法体系の特性が有効なスペルは、基本・4の2枚だけだが、重騎兵などを倒すのに重宝する。

6は敵の能力値に関係なく有効な即死スペルで、あらゆるセーヴィング不可。
「愚鈍」の追加効果はおまけ程度だが、士気が低いアーミーには有効。

強化スペルは2・3。
呪いスペルは1・5。

1は、難易度が低い割に凶悪。重ねがけが可能で、ゲーム終了まで持続する。
(リメインスペルでもないので、至高の魔法体系「ドレインマジック」がなければ解除不可能)

1・2・5は、敵のASを弱体化させる効果があるので、ASの高い敵に対して有効。

裏を返すと、ASの低いアーミーに対しては、あまり効果がない。

・この魔法体系に弱いアーミー 
ケイオス、ドワーフ、エンパイア、リザードマンなど

・効きにくいアーミー

エルフ、スケイブン、オーク&ゴブリン等

〇光 

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・リザードマン(スラン)・トゥームキング・ヴァンパイア(禁断の知識)

魔法体系の特性  → アンデッド・デーモンに追加でD6ヒット。

全体的に強化系が多い。(1・2・3・6)

3は発動条件が限定的すぎるのでイマイチだが、他はどれも優秀。

接・敏を上げる、移動力と攻撃回数を上げるなど。
接近戦を強化する魔法が多い。

※ただし、元々の接・敏・移動が高く、最初から「つねに先手をとる」を持っているエルフとは相性が悪い。

射撃は基本スペルと5。

基本スペルはブーストすると攻撃力が6になる。

5のスペルは、自軍に光の魔法を知っているウィザードの人数が多いと、攻撃力が上がる。
ヒーロー枠のポイントに余裕があるなら、ポイントの安いウィザードを複数入れておくと、
このスペルの真価を発揮できる。

呪い系は4のみだが、なかなか凶悪。
敵の移動・行動を妨害しつつ、ダメージも与えられる。
特に、ウィザードが合流した敵ユニットに発動すると、次のマジックフェイズでかなり優位に立てる。

・この魔法体系に弱いアーミー 
ヴァンパイアカウント、トゥームキング、デーモンなど

・相性の良いアーミー
エンパイア・リザードマンなど

・相性の悪いアーミー
エルフ


〇生命 

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・リザードマン(スラン)・ブレトニア

魔法体系の特性  → 発動者の近くにいる味方の傷を1点回復する。

スペル

防御系の強化スペルが多い。(基本・2・3・4・5)

基本スペルはウィザード本人と合流先しかターゲットにできないが、
8大魔法で再生能力を付与できるスペルはほかにないので、便利。

3は魔力の暴走のリスクを抑えつつ、生命の魔法の効果をさらに強化する。

5は、戦死者を復活できる数少ないスペルだが、難易度の割に復活可能な人数が少なめ。

6は、攻撃力の低い敵ユニットを即死させる直接攻撃。効果は強いが、射程が短いのがネック。


・相性の良いアーミー
エンパイア・エルフなど

〇天空 

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・リザードマン(スラン・ティトエッコ)・ブレトニア・ヴァンパイア(禁断の知識)

魔法体系の特性  → 飛行ユニットに追加ダメージ。

スペル

射撃スペルは2・4・6。

2は敵ユニットを後方に押し戻す効果だが、影の基本スペルがあるならば、そちらの方が便利。

6は敵が密集している状態ならば、出目次第で連続してダメージを与えられる。
(ただし、射程が短いので注意)

特殊な攻撃スペルが5.

「戦場の好きな地点」をターゲットにできるので、ウィザードの視界に左右されず、射程も無限大。

問題は、彗星が落ちる確率が1/2で、落下した後の効果範囲がランダムであること。

※自軍の配置と出目次第で、味方が犠牲になる可能性もある。

ただし、このダメージは接近戦中のユニットにも有効なので、
自軍のユニットに「魔法への抵抗力3」をつけておき、接近戦で足止め状態になった敵を削るという使い方もある。

強化スペルは1のみだが、かなり強い。難易度が低めの割に効果が強力で、ブーストすれば
複数の味方ユニットを援護できる。
(射撃ユニットを強化できるのも大きな強み)

呪い系スペルは基本と3.

基本スペルは使い勝手が良く、敵の士気を下げる効果が特に便利。
基本スペルなので、複数のウィザードがこのスペルをとり、重ね掛けするとより効果的。
また、ウォーマシンの射撃を1/2の確率で自動失敗させる効果も便利。

3は強化系スペルの1と効果が似ているが、発動難易度が高いのが難点。

・この魔法体系に弱いアーミー 
ドワーフ、エンパイア、スケイブン、オーク&ゴブリンなど

・この魔法体系と相性の良いアーミー

エンパイア、エルフなど


〇影 

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・リザードマン(スラン)・ケイオス・ヴァンパイア

魔法体系の特性 → 発動者の近くにいる味方キャラクターと位置を交換できる。

呪い系スペルが優秀。
基本は接・射・敏・移のいずれかををD3下げる。(ブーストで全てを下げる)
難易度が低く、射程も長い。汎用性が高いので、とにかく便利。

2・3はリメインスペルで、攻・耐をD3下げる。
攻・耐の低いエルフやエンパイアが、敵の攻・耐を下げると、自軍の弱点がカバーできる。

4・5は直接攻撃スペル。
敏捷度の低いユニットに大ダメージを与えられるが、4は射程がランダムで、
5は射程がやや短い。

1・6は強化系スペル。

1は使い勝手が悪いので、基本スペルと交換してよい。
6は接近戦の攻撃力が激増する。
士気が8以上ならば、AS2の重騎兵でも瞬殺できるほど。

士気と攻撃回数の多いエルフやエンパイアと相性が良い。
 

・この魔法体系に弱いアーミー 

ドワーフ、リザードマン、オーク&ゴブリンなど

・この魔法体系と相性の良いアーミー

エンパイア、エルフなど

〇死

使用可能なアーミー 

エルフ・エンパイア・リザードマン(スラン)・ケイオス・ヴァンパイア・トゥームキング

 

魔法体系の特性  → 攻撃スペルで与えたダメージが、1/3の確率でパワーダイスに変換される。

スペル

直接攻撃スペルは射程が短いが、AS不可攻撃を敵キャラクターにかけられる。

士気の低い敵(基本)、攻撃の低い敵(2)、耐久の低い敵(5)。

5はブーストできないので、かなり接近していないと使えない。
(飛行可能な単独ウィザードなら、あり)

6「紫太陽」は、8大魔法体系で唯一の「魔力の渦系」スペル。

テンプレート攻撃・あらゆるセーヴィング不可なので、大ダメージを期待できるが、射程がアーティラリーダイスの出目次第。

ただし、リメインスペルなので、敵に届かなくてもよい。
(次のターン、敵の進路上にテンプレートが残っていれば、移動が大きく制限されるため)

また、エラッタの6ページに「魔力の渦系スペルは、味方に効果をおよぼすような使い方をしてもよい」という記述がある。

このルールを利用して、魔力の渦系スペルの進路上に味方ユニットを配置して、強引に射程を伸ばすという使い方も可能。
(ヴァンパイアカウントでは、コストの安いゾンビがいるので、割と有効。
 ゾンビはポイントが安い上に復活が簡単で、「紫太陽」で戦死した兵士はパワーダイスに変換できるので一石二鳥)

呪い系の3・4はどちらも優秀。

特に、4はリメインスペルで士気-3なので、
士気テストが必要な状況でこのスペルがかかっていると全滅しかねない。

強化系の1は、敵軍の士気が低いアーミーならば、使ってもよい。

・この魔法体系に弱いアーミー 
ドワーフ、リザードマン、エンパイア、オーク&ゴブリンなど

・この魔法体系と相性の良いアーミー
ヴァンパイアカウント、トゥームキングなど