「1球の重み、1プレーの重み」
僕がホークスのコーチ時代によく使っていた言葉です。
僕が今シーズンにコーチをしているルーキーリーグは、まだ技術的にも精神的にも未熟な選手の集まりでもあるので、試合をする中でこの言葉が頭によく浮かんできます。
プロ野球選手は、1球、1プレーで、良くも悪くも人生が変わるといっても過言ではないんですよね。
だから、その1球に全てを賭けれるように、悔いの残るプレーにならないように、最高の準備をして、最高の集中力で臨まないといけないのです。
そして、決して「軽いプレー」であってはいけないはずです。
野球はチームスポーツであり、選手はチームの代表として出場して、自分自身はもちろん、チーム全員の想いを背負っているんですから。
その「重み」を理解させ、取り組みやプレーに表れるように導くのが、僕たちプロ野球のコーチが"最初に教えるべきこと"、"最初の役割"なんじゃないかなと、最近改めて感じています。
そういう意味では、プロとか野球とか関係なく、どの職場やスポーツでも同じことが言えるのかもなとも思いました。
日本では、高校野球の夏の大会予選が始まってます。
1度負けたら終わりのトーナメント戦です。
3年生は最後の大会になります。
自分も高校時代に、いかに悔いのない1球を投げ続けられるか、悔いのないプレーができるか、そればかり考えていたのを思い出します。
だから、その時のために、普段から"重み"、"想い"を心に刻んで練習していくことが大事なのだと思います😊