2度目の訪問はあっという間に時間が過ぎていったように思います。
もう選手たちともかなり打ち解けてきたので、野球の会話だけでなく、僕に合うたびに今度は「日本語を教えてほしい!」となり、僕もまずは挨拶から色々と教えていきました。笑
そうすると、皆んな凄く嬉しそうで、中には少し日本語が分かる選手もいたので、「なぜ日本語を知ってるの?」と聞いたら、日本のアニメの大ファンだということでした。笑
こちらでも日本のアニメは大人気で、日本でも人気の"鬼滅の刃"もそうですが、その中でも"ドラゴンボール"の人気は圧倒的でしたね。
まあそんな感じでどんどん距離が縮まったおかげで、僕も楽しく過ごせましたが、あっという間にここドミニカでの生活も最後になりました。
「もう明日帰るんだよ」と話したら仲良くなった選手の1人が突然、「あなたのTシャツをもらえませんか?」と話してきました。
それ自体は最初はあまり気にせず「いいよ!」と答え渡していたのですが、その後も何人かの選手に同じことを言われたので聞いてみたら、こちらではTシャツや帽子といった身につけているものを思い出の品として頂くということが多いのだと知りました。
そうやって僕の使っていたものを欲しいと言ってくれたことは、これまでそういう経験があまりなかった僕にとって、何か新鮮で嬉しい気持ちになりましたね。
そんな最終日の、嬉しいような寂しいような気持ちになった僕のドミニカでの体験は、「彼らがこれからもっと成長して、いつかメジャーリーガーになること」が僕にとっての"夢"にもなり、無事終えたのでした。
別れ際は本当に寂しくて、涙が出そうにもなりましたが(笑)、みんなと思い出となる写真も撮れたので、それで少し寂しさが紛れました…涙
ドミニカ日記の最後に、こちらでは本当にお世話になったホークス中南米担当スカウトの"ケンタ"と、今や中南米にいる日本人で、YouTubeなどで活躍する一番有名な日本人であろう"ケントホンマ"くんとの出会いは、僕のドミニカ滞在を本当に楽しく豊かなものにしてくれました。
ケンタの中南米で人知れず苦労し努力している話も聞けて凄く刺激になりましたし、ケントくんの冒険心やコミュニケーション能力には本当に尊敬するばかりでした。
こうやって、日本から遠く離れた海外で頑張っている日本人の姿を見て、僕はまたアメリカで「まだまだもっと努力して頑張れるはずだ!」と励まされた気がして、そして最高のモチベーションで、またアメリカに戻ったのでした。。
PS:あれだけ水と氷には注意を払っていたのに、最終日にラム酒を氷で割って沢山飲んだため、最後の最後でお腹を壊してしまい、その後アメリカに戻ってからも過去に経験したことのないような酷い下痢が1週間も続き苦しんだのも、ついでにいい思い出となりました…笑
おしまい
最後に思い出の写真集を(^^)
初日にいきなり球が膝に直撃し、久々に激痛を味わいました…笑
サントドミンゴのオールドタウンの街並み
コロンブス広場
最高の仲間に出会えました(^^)