キャンプ地サプライズに到着して、一日の準備期間を経ていよいよチームに合流します。

その準備期間の一日を使って、身の回りの足りない物の購入をメインに、ショッピングに行きました。

ただ、車も借りてないし、時間もあるから運動がてら歩いて行ってみようと。

それが恐怖の散歩の始まりでした。笑

 

場所は昨日迎えに来てくれたスタッフが食料の買い出しに連れてってくれたから分かる。このくらいの距離だったら歩いても30~40分あれば着くだろうと。

 

道は広々としてますが、歩道はそんなに整備もされておらず、すぐ横は広大な空き地。

「この空き地から日本では見たことのないような凶暴な生物が現れたらどーしよ?オオカミとかサソリとか…」

なんて、怖い想像をし始めたらどんどん怖くなってきて…笑

しかも周りに歩いてる人も全くおらず、恐怖心は助長するばかり。笑

散歩を楽しむ余裕も次第になくなり、

「早くつかないかなぁー」

と、自然と早歩きになっていきました。

 

  

 

そして車がバンバン通る大通りに出て歩いていると、その時!

一台の車から窓を開けて僕に向かって叫ぶ若者が!

「××××‼︎  ×××××××‼︎‼︎」

たぶん、殺すぞ的な汚い言葉でした。泣

いきなり不意をつかれ叫ばれたのと、日本ではあり得なかったことなので凄くビックリして、この瞬間、完全に僕の恐怖心が本物となり(笑)、冷や汗も出てきて、

「めっちゃ怖えーー!(泣)。1人で歩いて行くなんてやめときゃよかった。正直行き慣れた海外だと思って少し油断し過ぎたわぁ…でももう簡単に戻れないところまで来てるし行くしかない。」

と、さらに早歩きに…笑

 

 

 

 

そして40分もあれば着くと思ってた道のりも完全に目測を誤って1時間もかかり(涙)、ようやく目的地に辿り着きました。

「助かったー。でもまたあの道を帰るのか…」

と思いながら、さっさと目的の買い物を済ましたものの先程の経験で全く落ち着きません。笑

しかし何とか心を落ち着かせ(笑)、束の間の休息でブランチを取りました。

 

 

 

 

そして、

「あー、またあの道を帰るのに1時間もかかるのか… 暗くなったらさらに怖いから早く帰ろう…」

と、せっかく怖い思いもしながら1時間もかけて歩いてきたのでもっと色々なお店を見て回りたいとも思いましたが、また来た道のりを帰る超不安な気持ちの方が勝り、帰途につきました。笑

そして帰りは後ろから近づき追い抜いていく車にビビりながらも(少しトラウマになった⁉︎)、今度は何事もなく無事に宿舎に到着。

「よかったーー。涙」

 

到着後は、レンジャーズにいる日本人トレーナーの「カイさん」にお会いでき、明日からの合流のため、宿舎近くにある球場の中を早速案内してもらいました。

こういう時に日本語を話せる人に会える有り難みを本当に感じますね。(涙)

 

そして

「さっき、こんな怖いことがあったんですよー!」

「それならUber(タクシー)使えばよかったですね」

「あっ!そっか。そうだ、その手があった。完全に頭になかった…」

 

ほとんどタクシー会社の車を見かけなかったからタクシーに乗る選択肢が頭から消えていたけど、アメリカではUberが主流になっていました。

早速Uberのアプリを登録!

「もう絶対に歩いてショッピングには行かない!」と、固く心に決めたのでした。笑

 

そして色々と教えてくれ助けてくれるカイさんの登場で少し安心感を得て、明日の準備もしっかりとできました。

明日からいよいよチーム合流です!

 

image