古来大和民族は四季を愛で歌い歴史をはぐくんできました。そんな日本の誇る京都はおそらく世界一四季の美しい場所でしょう。そして桜の咲き誇る春こそ京都が京都らしくある季節なのです。等々と前置きが長くなりましたが京都の桜はまもなく盛りを迎えます。桜の名所といえばいくらもあるでしょうが京都市民の憩いの場円山公園の桜は東京でいうところの上野公園の様な感じでしょうか。三分咲きの桜ながら週末土曜ということで大勢の人たちが花見を楽しんでいました。思えば桜の季節に京都に来るのは初めてです。基本的に混雑しているところが嫌いなのでこの時期はあえて外してきました。明らかに通常より人が多いです。しかしポイントをずらせばそれほど気にならないですし、円山公園の混雑は賑やかで意外に楽しむことができました。八坂神社の御祭神は素戔嗚尊。はじめにご紹介した津島神社と同じです。他には大宮の氷川神社や東京の一宮小野神社等でも祭られています。明治以前は祇園社と呼ばれていました。祇園精舎の守護神である牛頭天王と習合されたからですが廃仏毀釈により八坂神社となりました。いつ訪れても良いですがやはり桜の季節は格別です。たまたま花嫁行列に出くわしましたがいと雅でした。
八坂拝殿
円山公園桜
八坂朱印
<八坂神社>
社格:二十二社、官幣大社、別表神社
御祭神:素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神
創建:斉明天皇2年(656年)
例大祭:6月15日
様式:春日造り
住所:京都市東山区祇園町北側625番地
電話:075-561-6155