スペインのロックダウンが３月末にあって以来ずっと
各週ごとに受けている家族の座の個人セッション。
一緒にトレーニングを受けてきたカンツと週に一度交換セッションで、
そのお陰で、
かなり難しかった母の関係にさえも愛を見出せるようになった。
人生で何が一番のギフトかというと
私は母にハートから接しられるようになったことだ。
私の両親は商売をしていたから小さな時からとっても忙しく働いていた。
だから生後二週間目から私は母の実家に預けられた。
母の兄嫁（叔母）が小さな私を自分の子以上に手をかけて育ててくれたので、
私は本当に彼女といる時間が好きだった。
叔母は私をどこに行くにも連れて歩いてくれた。
ある夜、雷もなって雨も降っていた夜だった。
大きな地震が揺すった。
田舎なので真っ暗な夜だ。
叔母は小さな私を真っ先に抱いて裏の竹薮に避難してくれた。
雷の音が大きく響いて、
祖父も祖母も全て藪の中に逃げた夜だった。
怖かったけど叔母の腕の中は温かかった。
そんな叔母を母にしたいと私は思って
小学校に上がる前に父と母にお願いしたが、
もちろん一人っ子の私は叔母の家に養女入ることは許されなかった。
（家族の座の流れを知った今、考えれてみればそれで正しいのだが、）
それから私の母への反発が始まった。
ずっとずっと長い間母には反発していた。
本当につい最近まで・・・。
家族の座のトレーニングに参加するまでずっと。
そしてスペインで受けた初めての家族の座のトレーニングで
私は自分の家族の座を初めて開いた。
そのとき全ては逆転した。
初めて何もできないと思っていた母の真のエネルギーの質を見た。
母が何もできない女を演じて父を立てていたことや、
今でも何もできない母を演じて私を自立させようとすること・・・。
そんな形の愛の表現をする母なのだ。
（ザビエは彼女のチャートを見て賢い女性と言っていたが・・・。確かに）
その明瞭な賢さは尊敬できる。
初めて母を尊敬したのは家族の座を体験したからだった。
その日から私はとても楽にそして強くなった。
人の物差しが気にならなくなった。
自分のルーツの愛に繋がったのだ。
しっかりと根を母なる大地におろした感じだ。
今日は私かカンツからセッションを受けれる日だったが
日本の帰って来て以来、１４日間の自粛で母と濃密な日々を過ごしたにも関わらず
イッシューが何もなかった。
自分でも驚いた。
そして私の家族の座のパートナーカンツにも言った。
「カンツとの長いセッションが効いているのか、
母との間に波がないわけではないけど
根本的な愛を感じることができて、
そこにしっかり繋がっているから、
今日は初めてイッシューがない日。」ー私
「そうだよね。
私もカマラとのセッションで色々グループだけでは理解できなかった
繊細な部分の愛に繋がっていて、
あの母にありがとうって鬱陶しがらずに居れる。
やはりセッションってすごく大事だよね！。」
と、私もコンステレーター（家族の座のファシリテーターをコンステレーターと呼ぶ。）として
何人かにセッションを続けていて、
中には定期的に月に一回必ず受けてくれている人もいる。
その人は今のコロナ渦に完全に巻き込まれている人であるが、
でも荒波にも関わらず、
前向きにクリエーティブに進んでいるのだ。
見てて非常に力強く
こちらがエネルギーをもらうくらい輝いている。
セッションを続けてきた甲斐があると思う。
それくらい家族の座のセッションは根っこの部分から
エネルギーを動かしてくれるのだ。
だから家族の座のセッションを是非お勧めしたいと思います。
クライアントの中には自分のお母さんにプレゼントした人もいます。
家族の座のセッションは素晴らしいギフトなのです。
まず自分から初めてください。
家族の座の個人セッションーwith Kamala
日本の古都ー京都にて開催します。
日程１１月１６日 １８日
１日 ３セッション限定です。
お問い合わせ先：MAHO KOKRYO
【家族の座とは？】
家族の座とは、カトリックの神父でもあったドイツ人心理療法家「バート・ヘリンガー氏」が確立したグループカウンセリングの１つで、バージニア・サティア（家族療法の創始者）を源流とする家族療法の一種です。
原家族ワークとして有名ですが、それに留まらず、お金、恋人、創造性、あるゆる関係に有効です。
変わります。このワークは本当に変わります。
家族の座ー別名、ファミリーコンステレーション「ファミコン」では、セラピスト／ファシリテーターのことを「コンステレーター」と呼びます。
私にとっても100%信頼を寄せるワークです。
また自身のサイキックな力を取り戻すのにも優れたワークです。
慣れない方にとってはすごく不思議なワークですので、初め驚くかも知れませんが、すぐに効果を実感できると思います。
