21世紀、魚座の時代から水瓶座の時代に移行し、
物質時代からスピリットの時代。
男性エネルギーから女性エネルギーに変わってきた。
今、50過ぎたカッコいい女たちが増えてきている。
このコンサバ、保守的なセヴィリアでさえも、私の周りに何人かいる。
今日会ったマリアはヤギのチーズを作っている。
もちろんオーガニックで加熱処理していないミルクを使い、保存料はいっさい使用していない特別なチーズ。
直径8cm×高さ2cm程の円形のチーズが8ヨーロ(スペインはチーズが安い)もするから、本当にチーズ好きでないと買わない。
濃厚な香りで、しっとりと、深みのあるこのマリアのチーズはなかなか日本では口にできない代物。
フランス風のチーズの作り方で、1人で生産からプロモーションまでやってのけている。
マリアは10年前に離婚し、何故かわからないままフランスに渡り、どこに行くのかもわからないまま直感でそのチーズの作り方を習える人に会ったと言う。
初めの4-5年は投資。離婚した時に家を売った資産はどんどん減って行ったと言っていたが、ただ自分のしていることを信じたと言っていた。
そして5年前程から少しずつ利益があがり、今ではスペイン中からオーダーが来るようになっている。
女手で家も建てて、子供3人を育てあげたマリア。今、58歳。
チーズ屋の女将だからといって、小太りのエプロンで小汚いジャージー姿を想像しないでほしい。
今日は先週末にイタリアに研修旅行に行ったのでそこで購入してきたのであろう、イタリアンブランドの粋なバックに、黒地に白い水玉のブラウスを来てシャネルのジャケットを着ていた。
私よりも小さいが、超べっぴんさん。
普通の58歳ならもう守りに入り、半分隠居のような感じだろうが、彼女は新しいプロジェクトに向かって今も進んでいる。
今度はやぎのブルーチーズや羊のローミルクでフランス風のチーズを作ってみたいと言っていた。
怖がらずに背筋をぴちっと伸ばしてすたすたと進んで行く姿。
GUAPA!
男はほっとかないなー。

今月初めに急に頼まれて彼女のチーズ売りを代商した。その次に週に電話がかかってきて、チーズ作りを手伝ってくれと言ってきた。(何故かわけが分からないのだが。)
その特別なチーズの作り方を私に伝授すると言ってきたのだ。
びっくりしたけど、46歳になった私のテーマは来るものにYESということだから、取りあえず今週金曜日にどんなものかバスで1時間もかかる田舎の彼女の家にチーズの作り方を習いに行くことになった。

直感で動いてこれだけクリエーティブに、物質性も精神性もバランスを取って生きている女たちは彼女だけでなく、私の知っているだけでも世界中に沢山いる。
もちろん日本にも!

最近の女たちはカッコいいね。
2012年になり、光と陰がはっきり別れると言われている時。
光に向かって進んでいる沢山のカッコいい女たち。
そのカッコいい人生の先輩たち全員に乾杯!

私も50過ぎたらそんな女になっていよう!

looking at the high sky...☆ kamala