こんにちは。ニコニコ

 

 

今日はトゥリヨガの特長での中でも

トゥリヨガが最も大切にしていること、

”アヒムサ”についてお話したいと思います。

 

 

 

アヒムサとは”非暴力”と訳されますが、

ただ暴力をふるわないという狭い意味ではありません。

 

 

 

それは肉体的に暴力をふるわないというだけではなく、

精神的な暴力をふるわないこともふくめて

もっと深い意味があるのです。

 

 

 

アヒムサは、他の人や動物だけでなく、

命あるものすべて、

さらに

自然や環境

そして

自分自身にも

愛情をもって優しく接すること。

 

 

 

 

ヨガはマットの上で行うことだけではなく、

ライフスタイルであり、

生き方です。

 

 

 

アヒムサはヨガの第一ステップで

全てのことをアヒムサ的なやり方で行うことを心がけます。

 

 

 

ほとんどの人が

自分以外の人や生き物に対しては

日頃から優しく接することを、心がけておられるのではないかと思います。

 

 

 

では、ご自身に対してはどうでしょうか?

 

 

 

例えば、ヨガを始めた時、

 

 

自分自身の身体のついて、

 

 

ここの柔軟性が足りない、とか

ここの筋力が足りない、とか

このポーズができない、とか

 

 

自分自身の足りないところばかりに目がいき

自分を批判したりすることがよくあります。

 

 

 

また、他の人とくらべては、

あの人はできているのに、と自分を責めたり

他の人をねたんだり、ひがんだり、

してしまうことがあります。

 

 

 

これらは全て、自分自身のこころに対する暴力です。

 

 

 

 

また、身体がキツイ、もうできないと言っているのに

歯をくいしばって我慢して、

無理にポーズを行ったり、ポーズを深めようとすることは

 

 

自分自身の肉体に対する暴力です。

 

 

 

なので、トゥリヨガでは、

体に無理な力が入ってしまうほどの努力を求めません。

 

トゥリヨガのレッスンの中でよく、

ほんの少しの努力を加えながら、その中でリラックスしていきましょう。

と言うのはそのためです。

 

 

 

もし、自分自身に対して

痛めつけるようなことをしてしまってるのに気がついたら

 

 

そのような時は

アヒムサを思い出して

手放していきましょう。

 

 

 

まずは全てを、ただ受け止め、受け入れます。

 

 

体の状態も

 

心の状態も

 

それがもし、ご自身にとって好ましくない状態であったとしても、

 

批判せず、

 

ただ、そのままの状態を、

 

ありのままの自分を

 

受け止め、認めます。

 

 

この例の場合だったら

ただ、ここが硬いなぁ、ここが弱いなぁと観察します。

 

批判したり責めたりせず

 

ニュートラルに、ただ観察するのです。

 

どんな状態であっても、そこがあなたのスタート地点。

 

それを受け入れずには始まりません。

 

 

そこから少しづつ

良い方向に進んで行けば良いのです。

 

 

安心しましょう。

 

私たちはみんな、もともと完全な存在です。

 

完全な本当の自分は、常に私たちの内側にいるのですから。

 

 

 

 

 

一つの例をあげてお話しましたが、

 

私たちが毎日暮らしているなかで、

 

そんな風に自分自身を責めたり、

 

苦しめたりしていることはないでしょうか。

 

 

 

他の人にはしないことを、

 

自分にはしてしまっていることはありませんか?

 

 

まずは自分を大切に、優しく扱うことから始めましょう。

 

自分を大切にするなんて、と思うかもしれませんが

 

自分に対してできないことは、人に対してもできません。

 

 

もしも何か、自分に対して

 

体やこころを傷つけるようなことや

 

良くないことをしていることに気付いたら

 

アヒムサの心で、ひとつ、ひとつ、手放していきましょう。

 

 

 

まずは自分自身に優しさを

 

そして、その優しさを

 

すべてのものに向けて広げていきましょう。ハート

 

 

それが、アヒムサ的なライフスタイルです。四つ葉Ⅱ

 

 

 

 

Terumi ☆