#「正直」の限度
「正直に言ってよ、誰にも言わないから」
「ほんとに?」
「うん、秘密にする!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この会話の後に出てくる「秘密」はたいてい大したものではありません。
しかし、「正直」の中には誰にも言ってはいけないという領域があるはずです。
そもそも、わざわざ隠しているのですから、
聞かなければいいのですが、、、
私も気になってしまう側の人間なのでそのことに関しては何も言えません。
話は元に戻ります。
常に正直な人がいたとして、
彼にはおそらく友達がいないであろうということは容易に想像できますよね。
やはり、許される「正直な話」っていうものは、
「相手の想像するあなたのイメージに合う話である必要がある」
のではないでしょうか。
予想外の出来事には過剰に反応するのが人であるならば、
これは、当然の結果です。
「正直」といっても、
それが他人のことを否定するような話であったらそれも許されません。
結局、どんな時でも、
他人を否定するようなことはしてはいけないし、
人間は他者の目からは逃れることはできないのではないでしょうか?