今日は春一番が吹きましたね。
桜のつぼみもだいぶ膨らみ、
春の訪れを感じます。
暖かくなるのは嬉しい反面、
花粉症にお悩みの方は
辛い季節の到来でしょうね。
季節の変わり目は、
心も体も不安定になりがちです。
そんな時ほどしっかり
自分と向き合って、内側の声を
聴いてあげたいですね。
春が来て
気持ちは軽やかなはずなのに、
何だか体が重い。
逆に、
体は動きたがっているのに、
気持ちがついて行かない。
何だかモヤモヤして落ち着かず、
原因を探ってみてもよくわからない…。
もしかすると今、
あなたの中でこのようなことが
起こっているかもしれませんね。
そんなときには、静かな場所で
「こころの声」を聴いてみてください。
今日は
「自分の内側とのかかわり方」
-フォーカシング-
をご紹介します。
自分の内側に、
「気になる感覚」や
「ザワザワしたもの」
がある時、その存在を認め、
少し距離を取りながら、
それが何を言おうとしているのか、
耳を傾けていく方法です。
自分に語りかけるのではなく、
「自分のこころが語りかけてくる」
のをゆっくりと待つことが重要です。
<こころの声を聴く方法>
「フォーカシング」 のやり方
①気になる問題、悩みを一つとりあげます
②からだの感じに注意を向けます
①で選んだ悩み、気になることを思い浮かべ、
「からだのどこにどんな感じがするのか」を確かめます。
③何かが出てきたら、それをただそのまま認めます
「そこにいるんですね~。分かっていますよ~」
という感じで、どんなものが出てきてもそのまま認めます。
④出てきた「それ」のそばにいて、関心を持って眺めます
頭で考えずに、何かが出てくるのを待ちます。
⑤その感覚にピッタリとくる言葉やイメージを探します
名前をつけたり、呼びかけてみたりします。
⑥出てきた言葉やイメージなどを
自分の内側に戻して、ピッタリくるかどうか確かめます
「これでぴったりですか?」
「もっとしっくりくる言葉はないかな?」
などと内側に尋ねてみます。
⑦もう十分と感じられるまで繰り返し、味わいます
⑧十分だと感じられたら、「もっと何かないかな?」と
内側の「それ」に尋ねます
⑨なければ、そろそろ終わりに
していいかどうか「それ」に尋ねます。
⑩終わってもいい、という返答があったら、
出てきたものやすべてのプロセスに感謝して、
ゆっくりと終わりにします
参考文献 ― 『悩みぬく意味』(諸富祥彦/幻冬舎新書)
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一人で行うこともできますが、
誰かに誘導してもらったり、
側にいて聴いてもらえたりすると、
体験がグッと深まります。
忙しい毎日を送っていると、
何か違和感があっても
無視して進みがちです。
見て見ぬふりをすると、
後で大きくなって返ってきます。
気づいたときに
小まめに気にかけてあげること、
耳を傾けてあげることが大切です。
「自分に対するエコな行為」
とも言えますね。
環境に対するエコな行為も
もちろん重要ですが、
自分に対するエコな行為もお忘れなく。
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