ヒーラーの筑田優子です。

 

春らしくなってきましたね。

 

玄関に置いていた自分の作品を移動させたら、肩の力が抜けた感じになりました。

それは、20年以上前に作成した「押絵」の作品でした。

友人と一緒に習いに行って、展示会用に作ったものでした。
 

展示会作品として、きれいな着物を着た2人の女性が楽しそうにしている図のものを作りました。
わりと大きな額縁に入れていました。
 
せっかく作ったけれど、実はあんまり好きじゃなかったことを思い出したのでした。
女性の顔は、先生に書いていただくことがきまりでした。
とてもきれいな切れ長で憂いがあるような表情の顔を書いていただけました。
素敵な作品に仕上がりました。
 
だけど自分の中では、自分で全部を仕上げることができないという想いがあって、心の奥で引っかかっていました。
もちろん自分は先生のようにきれいには書けないのですが、それでも書きたかったのでした。
 
押絵の授業もどれぐらい通ったか。。
仕事が忙しくなったという理由で1年ぐらいで辞めてしまったような気がします。
 
展示会が終わって20年以上経過しました。
そろそろ”ありがとう”と手放してもよい時期なのかもしれませんね。
案外、圧迫感があったことに気付きました。
 
 
 

~押絵~

下絵を描いた型紙を切り取って、綿に入れて布などでくるんで、立体的に組み合わせて作ります。

干支の飾りや羽子板等の作品例があります。