夫のビザが下りた〜！！！
と言いたいところだけど、ビザではなく、ビザの発給を受けるために必要な「在留資格認定証明書」がやーっと届きました
申請日からぴったり４ヶ月後。
「最後に住民票を送ってください」と言われた翌日に市役所に行ってそのままポスト投函。電話を受けてから２週間後に届きました。
私ね、アメリカにいた時から日本に住む姉とオカン（今は東京で同居）に毎日「郵便ポスト見た？」ってしつこく聞いてたんだけど、普通に書留だもんね。
そりゃそうだ〜アメリカと違って銀行のカードもクレジットカードもポストに届くシステムじゃなかったわね
日本人配偶者としてビザが承認される確率は９８％ってどこかのサイトで読んで安心してたんだけど、こうも遅いとわずか２％の方に引っかかったんじゃないかと心配になったわ。
証明書はA5サイズの厚紙で、メールで貰うこともできるそうです。
３ヶ月以内にこれをアメリカの日本国総領事館に持っていってビザを貰い、そのビザで日本に入国しないとダメ。
アメリカに戻らなきゃいけないってのが何とも面倒だけど、、、持って来れてない荷物があるので、夫にはそれを持ってまた日本に戻ってもらわないとね
結婚して６年。
新婚当時も今と一緒で姉やオカンと東京で同居生活をしていましたが、夫のビザ申請をするのは初めて。当時は日本とアメリカ、その他の国を行き来する生活をしてました。でも心臓にステントが入ってる今、日本の健康保険がないとやっぱり何かと不安＆不便だし、ちゅっちゅがいるのでそんな自由な生活はできないよねぇ。
ということで、初めてのビザ申請のことを簡単に記録しておきたいと思います
ちなみに私はアメリカの永住権（グリーンカード）を持っているので、日本にいる間にそれが失効しないように「再入国許可」というものを申請済みです。
１年以上２年未満でアメリカ以外の国に滞在できる許可で、更新できます。これは東京にあるアメリカ大使館で受け取る予定。
夫の今回のビザは１年有効のものみたいなので、それが失効する前にまた更新することになるかな？
▼在留資格認定証明書の交付申請に必要な書類▼
①交付申請書
②夫の顔写真
③私の戸籍謄本
④アメリカの機関から発行された結婚証明書
⑤日本での滞在費用を証明する資料
⑥私が書く夫の身元保証書
⑦世帯全員の記載のある住民票の写し
⑧質問書
⑨夫婦間の交流が確認できる資料（スナップ写真、SNS記録、通話記録）
⑩返信用封筒
ま〜この一覧を見るだけでやる気が失せますわ
でも日本愛がだるさを上回ったのでちゃんとやりました
この中で「これはどうすれば？」と思ったのは④⑦、面倒だったのは⑧。
もちろんケースバイケースなので記入例が載ってなくて、質問したいことがたくさん出てくる。
そもそも申請は私がするのか、日本にいる家族に代理でしてもらうのかも悩みました。日本に居住してる妻がアメリカにいる夫を日本に呼び寄せるというパターンではないのでね。
しかも交付申請書には日本における勤務予定先や年収を書く欄が。
申請当時、夫はギリギリ仕事してたけど日本では無職予定。その上住所もないってなると信用度が落ちるかなと思って、最初は住民票のある姉に代理で申請してもらう方が良いのかと思いました。
でも姉ってほら、、、中卒でしょ？そういう小難しい役所手続きが苦手で、説明しても一発で理解してくんないのよ。ローマ字もろくに書けないし
国をまたぐ手続きなので失敗したくない。
修正ややり直しは嫌。
ということで、「外国人在留総合インフォメーションセンター」というところに鬼のように電話し、トータル４回助けてもらいました
時間帯によって繋がりにくいけど、アメリカより断然マシです
そして、必ずと言っていいほど外国人の方が電話に出ます。アジア系が多いのかな？
皆さんとっても流暢な日本語を話すんですけどね、、、困ったことに、人によって言うことが変わるのです
最初にかけた時、「ビザが下りたら東京に住む家族と同居したいと思っているのですが、今はアメリカで暮らしています。秋に日本に一時帰国する予定なのですが、申請はその時に私が行えば良いでしょうか？」と聞いたんだよね。
担当者は「日本にいるご家族に代理申請してもらってください」と。
うわ〜姉とのやり取りめんどくさ！
続いて④結婚証明書の件も聞いてみた。
私は日本で婚姻届を出したので、アメリカの結婚証明書は無いし発行してもらえない。自分で調べたし、夫にもそう言われたから「これは不要ですよね？」と聞いたら、「いいえ、お住まいのカリフォルニア州の機関から発行してもらってください」って言うのよ
改めて調べ直してやっぱりそれは不可能だとわかったので、もう一度インフォメーションセンターに電話。別の担当者が出た。
その人は「日本にあるアメリカ大使館で貰えます」って言うのよ。
そして申請者の件を改めて聞いてみたら、「東京に一時帰国で戻られる際に、奥様が申請していただいて大丈夫です」って。
電話を切って調べてみたら、アメリカ大使館のHPに結婚証明書の発行はしませんって書いてある
１回目と２回目の電話では他にも長々と質問したんだけど、こうなってくると何も信用できなくなるわけよ。
３回目の電話でまた別の担当者が出たので、申し訳ないけど「日本人の方はいませんか？」と聞いてしまった。
差別するわけではなく、、、ただただ不安で
そして代わってもらって大正解！
おそらく普段は電話対応はしないんだろうと思われる超ベテラン風のおじさんが出て、ありとあらゆる質問に秒で答えてくれた
結果、申請に関しては委任状が必要になるけど日本の家族に代理でしてもらっても良いし、一時帰国の時に私がやっても良い。住民票に関しては「夫とアメリカで暮らしているのでまだ出せません」的な理由書をつければOKとのこと。
結婚証明書も理由書をつければ不要。
夫の勤務先が空欄になってしまう件に関しても理由書
（日本は本当にこういうのが多いよねぇ
）
「アメリカの仕事を退職して、いつ頃に仕事を再開する予定です。このくらいの資産を持っています」的な理由書をつけて、⑤日本での滞在費用を支弁する資料として「通帳の写し、給与明細、株の口座内容がわかるもの」などを添付するようにとのことでした。
交付申請書や質問書に関する細かな質問にも全部スムーズに答えてくれて、これでやっと安心することができましたよ。
交付申請書は３枚でそんなに時間がかからないんだけど、大変だったのは質問書ね。
全部で８枚。
いろんな言語で用意されてあってうちはもちろん英語のものを使ったんだけど、日本語がないのよ。だから夫への質問書だと思ってたんだけど、記入するのは申請者の配偶者（私）なんだよね
それも指示内容も質問も英語でしか書かれてないから英語で書くのかと思ったら、「審査するのは日本人なので日本語で書いてもらった方が時間がかからなくて助かる」って言われました
夫への質問書だと思ってちゃんと読んでいなかったので、はじめ夫に全部書かせてしまいました。そして全部日本語に訳して書き直すはめに。
紛らわしい！交付申請書みたいに日英で書くか、日本語の質問書を用意せ〜や。
質問内容がまた日本らしくてね、、、夫婦の出会いの場所と日付、結婚までの道のりを詳細に作文しなくちゃでした。場所は覚えてるけど日付って！
夫が覚えてると言うのでその日付にしました
あと婚姻届に証人を２人書く欄がありますよね？
その証人の名前、住所、電話番号を書けって言うのよ〜
私覚えてないんですけど
皆さん覚えてます？
姉のどちらかは入ってるんじゃないかと思ったけど、どちらも書いてないと言われました
まさか友人やかつての上司など、一人ひとりに「婚姻届の証人した覚えあります？」と聞くわけにもいかず、、、覚えてたとて、もう連絡つかないような人だったらどうするん？やっぱり覚えてないのがおかしい？
あとね、夫が日本に来た直近５回分の期間（日付まで！）を書けとか、私がアメリカに行った直近５回分の期間を書けとか、結婚してからアメリカに行った直近５回分の期間を書けとか、、、覚えてるわけないや〜ん！
ブログに書いてある分は遡れるけど、最近の出入国って自動ゲートでやることもあるからその場合はパスポートに日付スタンプも無いですしね。
とにかく細かくて震えた。
そして何回も電話で問い合わせたのに、住民票がない理由書をつけるのを忘れた。
それで住民票だけ追加書類で出してくれって言われたんかな？
何はともあれ、無事に審査が通って良かった
４ヶ月は長いけど、グリーンカード取得までの道のりに比べたら早い早い
夫はいつアメリカ戻るかな？
８月にまたノースカロライナでゲーム仲間と集まりたいからその時に〜とか悠長なこと抜かしてました。証明書失効するっちゅの！
ちゅっちゅの入園式と花見を終えた頃、ゴールデンウィークの前がいいかな？