翌日の朝、北にあるグランドキャニオンに向けて出発することになっていた我々。
夫はレーザーと朝食を食べに早朝に出かけていきました。私とちゅっちゅは寝てたw
レーザーは午後から大学院でミーティングがあったし、片道5時間超のロードトリップはスケジュール的に厳しかったのでここでお別れ
でも出発前に地元のTrader Joe'sに寄りたいという話をしたらついて来てくれました
他州に行くと、車のナンバープレートをついつい見てしまうのよねぇ。
アリゾナではプレートをカスタマイズしてる人が多いようで、ほとんど柄がバラバラ
これはオーソドックスなやつかな?
なぜにわざわざトレジョに寄ったかというと、ご当地エコバッグが欲しかったからです。日本人ママ友に配ろうと思って
1つ99セントのお土産で喜んでくれるんだから、買うしかないわよねぇ
柄が可愛いし好評でした
ちょうどバレンタインシーズンということもあり、ほっぺに赤いハートのシールをそばかすみたいにたくさん貼ったロングヘアのお姉さんが対応してくれました。
トレジョって小さい子供を連れて行くとオリジナルデザインの可愛いシールが貰えますよね?お姉さんはそれプラス、ペロペロキャンディまでくれましたよ
こんなん初めて!ありがたや〜
素晴らしい寝癖w
レーザー「またパルたちが日本から戻ってきたら国立公園に連れて行くよ」
私「まだ結婚してたらね。」
明るい日中のロードトリップは景色が楽しめるので最高!
お天気も良くて気持ちい〜い
夫とちゅっちゅは一時グラサンをかけてました。
クールな表情だけど、乗ってるのはチャイルドシート
グランドキャニオンまでの道のりをマップで確認してみると、ルート付近にSedona(セドナ)という地名が。
ん?
セドナって、、、なんか聞いたことがあるな。何で有名なんだっけ?
そう思って検索してみると、ネイティブアメリカンの聖地で世界有数のパワースポットで有名なスピリチュアルの街とある
みんな大好きパワースポット
特にどのサイトにも書かれていたのが「ボルテックス」という初めて聞くワード。
この情報を得たら、もう実際にセドナの地に立って地球のエネルギーを貰いたくなるじゃない?
セドナはほぼ通り道みたいに見えたので夫に提案してみると珍しく即答でYES
小さな子連れでも比較的簡単に行けるのがエアポートメサらしく、そこに行きたいなと思いました。
あともう一つ、レッドロック(赤い岩山)の上に建つ個性的なチャペルの記事も出てきました。そこからも絶景が拝めるらしい。
ルート的にこのチャペルがセドナの入口から一番近かったので、そこから攻めてみることに。
この赤い大地がセドナの目印。特徴的なので、遠くからでも目立ってました。
こんな所に街があるなんて、とっても神秘的
ボルテックスは一つひとつが大きいのでもう窓から見えてるんじゃね?と思ったんだけど、、、ベルロック以外、なんだかどれもこれも同じに見えていまいちはっきりせず
でもとにかくすごい絶景で、ドライブで素通りするだけでも思わず「すげ〜!でけ〜!」と感嘆すること間違いなし
で、興奮してたらいつの間にか着いてました。これが最初の目的地、、、
チャペル・オブ・ザ・ホーリークロス!
何これ〜!確かに十字架がついてるけど、外観的には全くチャペルに見えない
そしてすごい所に建ってる〜
セドナってね、街自体が標高約1,400メートルのところに位置していて、このチャペルは更に60メートル登ったところにあるんだって。
駐車場に車を停めて、道なりに登っていきます。ドキドキ、、、トイレあるのかなぁ?
オーノー!
黄色い看板に書いてあるのよ。
「公衆トイレはここだけです。チャペルにはありませんよ」って、、、
こういう仮設トイレを使うのは何十年ぶりだろうか?人生で1、2度しか使ったことない、、、でも漏らすわけにはいかないので腹を括るしかない!!
もうね、鼻呼吸したくないけど口呼吸するのも嫌
せめて前の女性も小で良かった、、、スポケーン(夫の地元)に帰省した時に、携帯用のトイレシートを買ったじゃない?
これがめちゃくちゃ役立ってます!
アメリカのトイレは基本的に便座シートが設置されてることがほとんどだけど、フリーウェイの途中にあるレストエリアのトイレにはついてないことが多い。仮設トイレにももちろんなかった、、、でもこのシートさえあれば多少気楽に座れるもんね
ちなみに手洗いはなく、泡で出てくるサニタイザーが設置されてました。何もないよりだいぶマシ
このトイレの先はしばらく心臓破りの坂が続くけど、嘘みたいな絶景なので楽しく登りましょう
標高が高いこともあってか、夫の心拍数が最高記録を叩き出したらしい。リアルに心臓発作起こしてると笑えないわ〜
乗り物の名前が出てこないんだけど、数人乗りの壁のない小型の車で運んでくれるサービスもありましたよ。チップと思われる札束の入った箱があからさまに見えててなんだか嫌だった
まぁ、夫とちゅっちゅと3人でノロノロ登っても、あのトイレから10分かかりませんでした
ってことで頂上に着いた〜!入口も斬新〜ガラス張りのモダンなチャペルです。
チャペルも気になるけど、まずはこっちでしょう!
絵みたいに美しい絶景〜!!爽快感が半端なく、とってもすがすがし〜い
奥の真ん中に見えるのがその名の通り、ベルの形をしたベルロック。ボルテックスの一つでしたね
左のでかいのもボルテックスかと思ってたんだけど、今調べたらコートハウスビュートと呼ばれるらしい。
ビュートって言葉を初めて知りました。
「周囲が急な崖で囲まれる、孤立した小さな卓状の地形のこと」を指すらしい。裁判所のような佇まいからその名がついたとか。
ちゅっちゅも頑張って登ったもんね〜ピース
ここから振り返ると見事なレッドロックです
今はiPhoneでApple Vision用の3D動画が撮影できるようになったので、それで撮りたい感じ。一枚の写真だととても収まらないもんねぇ。
こちらはチャペルを挟んで右側の景色。向こうに見えるあれがボルテックスの一つ、カセドラルロック。今知りましたこれは大聖堂に見えるってことなんでしょうね。
しかし手前にある豪邸が気になります。門が見えるけど、あれは私邸なのか?!
振り返るともちろんレッドロック。
標高が高いってことだけど、街全体が高い場所にあるからレモン山とはまた全然違う風景で不思議な感じ!見下ろすというよりパワースポットに囲まれてる感じだよね。
とにかく地球は美しい
ではチャペル内部へ!
いくら暖かいといっても、すごい格好で来るな〜と思っていたら、、、
え、妊婦?!
逞しいお母さんだわ〜美人だし。
内部はとってもこじんまりしていて、当たり前だけど静か
奥の窓に向かって走りたいところだけどダメよね。ここで結婚式を挙げるカップルもいるんだろうなぁ。
チャペルなので、セドナのお土産というより宗教的な商品。
何も買いませんでしたが、一通り目で楽しみました
時刻は17時過ぎだったけど、もう腹を空かせた夫。
この絶景を見ちゃったらすっかり満足してしまい、別にエアポートメサに行かなくても良くない?となり予定変更で早めのディナーを食べることに。
続く