一時帰国の時もそうだったけど、東京に戻ってからというもの日米の違いをはっきりと感じる日々
今英会話スクールに職場復帰したら、生徒さんと日常の海外あるあるで盛り上がれるのにな〜
さて、今回は先日朝食を食べに夫に連れ出された時のエピソードを記録しましょうかね。
近所の小さなカフェに初めて行ってみようって話になったんだけど、この日はお休みだと外に出てから気づき
雨が降りそうな空模様で寒くてね、、、目の前がバス停だったのでそのまま乗り込み、行き先が吉祥寺方面だったのでそこへ向かうという行き当たりばったりな展開になったわけです。
私はすっぴんマスクでカバンも財布も持ってなかったからバリバリに嫌だったんだけど、東京のサラリーマン気分を味わいたいとわざわざスーツを着込んだ夫に拉致られた形、、、
バスを待つ間に目の前を通ったゴミ収集車。
このクソ寒い朝に、軽快な走りで収集車と並走して各家を回る担当者の姿が異様におかしかった
収集車のてっぺんに手慣れた手つきでゴミを投げ入れていく。そしてそのまま隣の家へと走っていかないといけないなんて、、、アメリカではまず絶対に浸透しないシステム
前に書きましたが、アメリカの近所ではゴミ収集のトラックからロボットアームが出て、大きなゴミ箱ごと拾い上げ中身だけポイッとトラックに落としてましたよ。
4年暮らしてて1度しか目にしませんでしたが、初めて見た時は衝撃でこれまたウケた
吉祥寺到着!
この看板がごちゃごちゃした感じ、、、日本に戻ってきたな〜!って実感
ちょっと歩けば美味しいお店がゴロゴロ、欲しい物もすぐ手に入るって、最高!
駅前やデパートだけで全てのお買い物が完結するって、最高!
カフェなら朝早くからやってるだろうという目論見は外れました。
ブランチの時間からしか開いてないお店も多いんですね。スタバは行き飽きてるし、、、
ということでわざわざ吉祥寺まで来て入ったのは、うちの近所にもあるコメダ珈琲ですよ
とはいえコメダって私人生2回目。それもあまりに昔のことで記憶にない。
このモーニングっていくらなの?としばらく料金表示を探してしまった
ドリンクを頼めば無料!っていうのがモーニングなんですもんね
なんて嬉しいサービス
コメダと言えばのシロノワールは夫が注文。
さすが日本!何も言わなくてもシロノワール用の取り皿に子供用のスプーン・フォークが準備されました
ちゃんと個包装の温かいタオルのおしぼりも出てきます。ありがたや〜
全部でドリンク4杯頼んだので、モーニングだけで3セット頂いちゃいました
このローブパンがめっちゃ美味しい〜!シロノワールよりこっちのが好き
ふわっふわで温かくて、間に挟まってるバターが溶けるのを見てるだけで至福
サラダ用のオリジナルドレッシングもマヨ系でめちゃ好みだった
ラブラブなダッディとちゅっちゅ光の加減でグランパに見えるけど
この後夫のほっぺにチュッてしてました
ちゅっちゅは最近キス魔と化してて、家にいると私の服をまくり上げてお腹やおっぱいにまでチュッチュしてくるんだけど、誰に似た?
可愛いけど幼稚園で同じことしないかハラハラ
コメダではお腹いっぱい美味しく食べて大満足!
でもこの後どうするん?と夫に聞くと、まっすぐ帰ると言う。
わざわざ吉祥寺まで出てきたのに、朝飯だけ食ってとんぼ帰りだと〜?
納得行かないので、すぐ近くの井の頭公園にサクッと立ち寄ることに
大学生ぶりに来たかも、、、当時デートでスワンボートに乗ったことを思い出し、ちゅっちゅが喜ぶと思って提案したのが間違いだった。
あったあった。
ボート乗り場のすぐ横の売店。
買ったのは夫ですよ。なんでこんな悲しそうな表情にするんだろう?
こんなんも売ってます。観光客狙い?
あ、そうそう。体重制限はあるのかな?沈んだら困っちゃうもんね
体重については特に記載無しか、、、大人2名+9歳以下のお子様1名なので、うん大丈夫!
30分800円のチケットを買って乗り込みま〜す!
が、、、狭い!
狭すぎる!!
最初に夫が乗り込んだんだけど、ボートが揺れる揺れる
私「沈みませんよね?」
係員「あ〜、、、大丈夫だと思いますよ。」
一抹の不安を覚えながらも、真ん中にちゅっちゅを挟むようにして私も乗り込んだ。
左右に足漕ぎペダルがついていて、真ん中に舵を取るためのハンドルが付いている。
子供と乗る場合は体重のバランス的に大人が挟む形で乗るか、ちゅっちゅくらいの大きさなら膝に乗せても良いらしい。
ボートを支えてくれていた係員さんが手を離し、いざ出発!
が、、、
冗談だろ?
夫側にここまで大きく傾いた状態で30分ボートを漕ぐなんて、無理!
スワンの首は本来垂直であるべきではないのか?
今にも転覆しそうで怖すぎる
写真を撮るのも一苦労。
どこかに掴まっていないと、夫側に身体が滑るのよ、、、
もう一つ地獄だったのは、ペダルまでの距離が近すぎたこと。
私ですら、両足をかなりお腹に近づけて縮めないと漕げない、、、身長が高く腹の出てる夫にはゲームオーバー。
とにかくペダルが非常に重いわけです。
自転車のように漕ぐんだけど、3漕ぎで筋肉が悲鳴をあげた。この状態でちゅっちゅを膝に乗せて漕ぐとかあり得んし!
そもそも片側に傾いたままのボートを私一人の力で動かすなんて無理ゲーよね。
どんなに漕いでも全然進んだ気がしない
それに真っ直ぐ進まんのよ。なぜ?
ハンドルを目一杯回しても、その方向にボートが進まないし、、、なぜ?
開始3分で漕ぐのを諦め、ボート乗り場のすぐ近くでただ浮遊してるだけのスワンを横目に、後から来たスワンがスイスイ通り越していく。
みんなカップルか私たちのような親子。2人で力を合わせて楽しそうに漕いでいる、、、やばい。時間内に乗り場に戻れるだろうか。乗り場のお兄さんも心配そうにこちらを見ている
しかし漕ぐのをやめるとなぜかスワンはゆ〜っくりと回転し出すので、それで方向転換できることがわかった
でもやっぱり漕ぐとまっすぐは進まず、池の周りに生えている木に危うく衝突するところだった逆漕ぎ+自動回転でなんとか回避
もうね、みるみるうちに身体が熱くなり発汗よ。ダイエットには良いかもしれん。
全然手伝えなくてごめんよ、と言っていた夫が私のあまりの疲弊ぶりに腰を浮かし、背もたれ部分に座って漕ごうとした。本来の乗り方ではない。
直後にボートがぐわんぐわん揺れる
「やめれー!沈む!元に戻って!」
この体勢でも無理があった夫は疲れてすぐに休む。
助かった
未だボート乗り場の近くにいた我々。スワンのお尻が見えたのでズーム撮影してみた。
なんとも単純な構造じゃないの、、、謎は全て解けた
2人で漕ぐ力が合わさって動力になってると思ってたけど、右と左でそれぞれスクリューが分かれてるのね。右に沈んだ状態で左のスクリューしか動いてないんだから、そりゃ〜思った方向に進まんわ
「違うボートに変えないか?これはクソだ」
いやいや、サイクルボートでもペダルまでの距離は同じかもしれないし、そもそも乗り場に戻れるのか?
もう不安しかないので、15分しか経ってないけど乗り場に戻ることに
でも予想通り大変だったわ、、、乗り場はすぐ目の前にあるのに、あらぬ方向に進むので係のお兄さんの元になかなか辿り着けず
同じ乗り場から次のお客さんは出発するので、乗り場付近でクルクル、ヨレヨレ浮遊してるわけにはいかない、、、プレッシャーが私の肩にのしかかる
見兼ねた夫が今一度腰を浮かせて無理やりボートを漕ぎ出し、恐怖の時間が再開。
ちゅっちゅが叫ぶ。
ダッディ!ストーップ!!I'm scared!
ちゅっちゅはスワンに乗るまでは楽しそうだった。
池の上では終始怯えた表情をして、落ちると怖がっていた
唯一、近くで遊泳と潜水を楽しんでいた子ガモだけが癒しだった、、、
乗り場に近づいたタイミングで係のお兄さんが細長い棒のようなものでスワンをキャッチしてくれ、事なきを得た。安堵、、、
夫「あの手漕ぎボートに乗ってみる?」
私「、、、よく言うわ。あれに乗ったら、転覆しませんかね?」
係「転覆するかもしれません実際何名か転覆したお客さんがいましたし、、、」
私「えぇ?!転覆したことが?!大丈夫だったんですか?お兄さんが助けに行って?」
係「まぁ、大抵は酔っ払ったお客さんが楽しくなって自ら池に飛び込む感じなので、、、そのまま逃げてしまうんですよね」
おいおいおい、、、なんて危険な
迷惑行為はやめましょう。
にしても私なら、こんな濁った池に飛び込む勇気ないわ。
ボートを降りて出口に向かうと、ちゅっちゅが「スワーン!ふぇ〜ん」とぐずりだした。どういうこと?
仕方ないので「アイスを食べよう」となだめ、売店にあったあまおうのソフトクリームをお買い上げ。
朝は冷えてたけど、この日は初夏の陽気でこの時間にはもうジャケットなんて着てられないくらい
私はほら、近所のカフェで朝食を食べるだけだと思って適当な格好で家を出たでしょう?
身体にピッタリの服を着てたのでジャケットを脱ぐに脱げず、、、足漕ぎダイエットの後はきついわ〜
哀愁漂う背中、、、リストラされたことを妻に言えず、行き場所のないサラリーマンに見えてきた。
日本に戻ってから困ってることがこれね、、、マジでゴミを捨てられる場所がない!!各自で持ち帰りってさ〜移動手段が徒歩や電車の都民にはキツイて
アメリカにはびっくりするくらいどこにでもゴミ箱があるからねぇ、、、
ゴミ箱増やしてくれたら、ご飯をテイクアウトして外でピクニックする人とか増えて経済効果上がるんじゃないか?
相変わらずどこにでもあるガチャガチャにも参ってます。まだ日本来て2週間も経ってないのに、夫のおもちゃへの散財がひどい
![笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/664.png)
![笑ううさぎ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/669.png)