レーザーとのランチが叶わなかったのはどうでも良いとして、近くの国立公園に案内してもらうにも遅すぎる時間となってしまった。
どうせ間に合わないのならと心置きなくトイレ休憩をしまくり、ツーソンに着いたのは17時過ぎ。
前日の10時過ぎに出発したので、およそ31時間の旅である。
ツーソンで2泊したのはLodge On The Desertというホテル。
砂漠のロッジ
変わった造りのホテルで、2階建ての建物が何棟も並んでる。私たちの部屋はそのうちの2階の一室でした。
夫の一言
「コノヤロ〜階段しかないかぁ」
でも確かに、階段しかないうえに建物がいくつも分かれてるってハウスキーパー泣かせよねぇ。
普通は備品を載せたワゴンを押しながら客室清掃してるじゃない?
どうしてるんだろね
お部屋はなかなか素敵で気に入った!
暖炉がついてる。
この暖炉はスポケーンで泊まったホテルとは違って、左にある白いスイッチを入れると本物の火がつきます
火はもっと広がって赤く燃え盛り、ガラスや黒い枠の部分がめちゃくちゃ熱くなる
ちょうどスイッチに手が届くちゅっちゅくらいの小さな子供にとっては、格好のおもちゃになって危険
デスクやこのカウンターは高さがあって使いやすい
バスルームは洗面台が2つでゆったり
シャワールームのみだけど、水漏れせず使いやすいシャワーでした
窓から見えるプールでは誰か泳いでました。なんかねぇ、、、アリゾナの日中は暑くてジャケットいらない感じだった
小休憩したらレーザーとディナーの時間。彼の住むアパートまでピックアップに行きます。
階段を降りる時の景色がちょっと素敵だったうん、砂漠のロッジっぽい
時刻は19時20分。このメキシカンレストランで食べたかったらしいが、なんと90分待ち
「どうする?」って、、、ダメに決まっとろうが!3歳児がいるっちゅーのに
その後別のメキシカンレストランへ行ってみるも、そこも満席で入れなかった。
結局ホテルから歩いて5分のイタリアンレストランへ、、、が、そこも45分待ち
勘弁してよ〜土曜の夜とは言え、みんな他に行くとこねぇのかい?
でも私の大好きなイタリアンだし、雰囲気がとっても良い
もう20時を過ぎていたし、これ以上またお店を探して空振りしても嫌なので大人しく待つことに。
Locale Neighborhood Italian Restaurant
良い子のちゅっちゅちゃんはぐずつくこともなくこの場に立ち、、、流れてくる音楽に合わせてノリノリのダンスを笑顔で披露
おしりを振ったり両手をシャカシャカしたり、、、いや〜ぜひとも動画のままアップしたいところなんだけど、まだ旅行中で加工してる暇はないので動画の切り抜きだけで失礼します
動画を回しながらiPhoneの画面だけ見つめていると、どこかからフレームインして一緒に踊り始めた知らないおじさん
相変わらず自分隠して人隠さず
「このグルーヴは一体どこで身につけたんだ?フゥ〜」って言いながら楽しそうに一緒に踊ってくれました
こういうノリはアメリカって感じで良いですよねぇ
奥さんと思われる女性はフレームの外でテイクアウトした食べ物を持ちながら「動画に映るつもりはなかったんだけど」と温かく見守ってて、なんだかとってもほっこり
その後もお店の入口前で踊り続けるもんだから、出入りする人たちみんなを笑顔にさせていたちゅっちゅ
途中で「ダッディー」と夫の元へ走っていき、腕を掴んで引っ張り参加を強制
YEAH!とノリノリで踊る親子、、、おかしくてしゃーない
「だっせぇ〜ゴリラにしか見えない、ウケるわ〜」という私の声が動画に入ってました
まさかまさか、この後「マミ〜」って来ないよな?と怯えていると、マジで来た〜!!!
が、同時にレーザーが「僕たちのテーブルが準備できたみたいだ」と。
なんたるタイミング!助かった〜
調子に乗ってサングリアを飲んでしまいました
ちゅっちゅは相変わらずご機嫌だけど、乾杯の時点でもう21時よ
結局最初のメキシカンレストランで90分待つのと同じ時間になってもーた、、、
サラダにミートボール、マルゲリータピザをシェア。
このピザはふっくら柔らかくて美味しかった〜ちゅっちゅもこれを食べました
メインはボンゴレ〜ええ、飽きもせずまたパスタです
めっちゃアサリが入ってて、ニンニクとバターの香りが食欲をそそる〜
スープたっぷりで飲み干したいくらいだったわ
夫はラザニア、レーザーは名前も見た目もなんだかよくわからないものを頼んでました。一応パスタの一種で美味しいらしい。
レーザーと過ごすのはこの土日だけ。
その貴重な1日である今日はただ飯を食って終わるのかと思いきや、この後星を見に連れて行ってくれるらしい
メインの観光は翌日に詰め込むことに、、、話を聞いただけでめっちゃ歩きそう。夫、ちゃんとこなせるのか?!
レーザーは今Ph.Dを目指して大学院に通っていてレーザーの研究をしてるって言うのでニックネームにしたのね。専門は赤外線らしい。よかったらキャンパスやラボを案内するよって言うんだけど、全然興味ね〜それよりアリゾナの雄大な自然を感じさせてくれ
このブログとリアルタイムでは既に3日の時差が生じていて、私たちは今グランドキャニオンの入口に泊まってるんだけどさ、、、アリゾナ舐めてたわ。
もうとにかく絶景の宝庫!!
ロードトリップ中の景色も雄大で、見てて楽しい〜
絶景写真は次回以降で紹介しますね
そしてアリゾナは人が優しい!接客も素晴らしい!!
これまでも他の州に行くたびにベイエリアの出来損ないぶりにため息をついてたんだけど、人の良さではアリゾナがベストかもしれない。そこら辺のトイレの清掃員さんですら優しい
スマホ握りしめて上半身裸でランニングしてるイケメンがいれば、毛布を引きずって歩くホームレスのおじさん、夜中にレーザーのアパートのゴミ捨て場を漁ってる変な人、両腕を上にあげて歌いながら夜道を歩く女性か男性かわからないような人もいる。
ガソリンスタンドでは到着してすぐ「僕の車が壊れて困ってるんだ。修理にお金がかかるんだけど、払えなくて動けずにいるんだ」と声をかけてきた若い黒人男性もいた。そんな人でさえ夫が断ると「聞いてくれてありがとう」と丁寧にお礼を言って去っていったわ
なんせ住んでるのがベイエリアじゃなくてアリゾナだったら、今頃日本に帰りたいってホームシックになってないかも?って思うくらい皆さん人柄が良いです
ただ夏は死ぬほど暑くてとても外を出歩けないって遊具の充実した子供向けの公園がほとんどないらしいし。
冬の方が過ごしやすくて観光するには良いとレーザーが言ってました。良い時期に来たみたい
ご飯を食べた後、トレイルがある山の方へ車を走らせ闇夜の中4人で天体観測。
実際は真っ暗で全然周りが見えないんだけど、iPhoneで撮るとこんなに明るくなりました。
星はよく見えました一つひとつが大きく、輝きや煌めきが強い!
でも少し霞みがかったような感じでミルキーウェイには程遠いかな
レーザーが望遠鏡を持ってきてくれていて、月と木星を観測することに。この日は満月。
でも「眩しすぎるからあまり長く見ない方が良い」と言われて見たもんだから、怖くてちゃんと見れなかった
とにかく真っ白で月の模様がちょっとわかったくらい。
木星に関してはただの星みたいな光。
木星の周りに小さな2つの月が見えるよって言われて何度も確認したけど全くわからなかった、、、まさか視野欠損?!と糖尿の私は心配になった
この周りにも巨大なサボテンが生えてるんだけどね、闇の中で見るとなんか不気味、、、形によっては巨大な人影に見えるし
でもiPhoneで撮るとやっぱり明るくなるので幻想的な写真になった
実際の星は肉眼で見るともう少し数が少ないけど光は強いです。
絵みたいですよね?
しばし観測を楽しんだらホテルへ戻り、明日に備えて寝ることに。
ツインベッドの時はダッディと寝るようになってしまったちゅっちゅ
いつも夫が先に寝て、ついでちゅっちゅ、私の順番
ちゅっちゅは眠くなると自ら夫のベッドに潜り込んでました