夫のバースデーを記念し、奮発して訪れた
『ウルフギャング・ステーキハウス シグニチャー青山店』
私の期待が高過ぎた。
もしかして私はグルメだったのか?
いや、その逆で貧乏舌?
それともただの卑屈なクレーマー?
わからない、、、
とりあえず損をする性格なんだろな
他者に感謝の心を忘れず、どんな環境も甘んじて受け入れ、何を食べても美味しい!と素直に喜べる性格であったなら、、、
人はなかなか変われないものなのだ。
ウルフギャングが好きな方、これから行く予定のある方は読まない方がいいです
では、かなり主観的に綴ります!
お店に一歩足を踏み入れた時からあれ?と思った。
ホストカウンターには誰もおらず、お出迎えがない。
でも店内の様子に胸が高なった。
だって雰囲気がバッチグー!死語なのか?
暗い照明に、高級感のある落ち着いた内装。
(やべー!このどこかにちゅっちゅと座るんず?!)
内心焦ったものの、17時という早い時間に予約していたのでまだ他のお客さんは一人もいませんでした。
黒服のお兄さんが写真の一番手前、入り口に近い席に案内してくれました。
ハイチェアがテーブルに用意されてあったんだけど、ベルトの収納の仕方がオシャレすぎて、まずそれをほどくのに苦戦
男性のスタッフが2名その様子に気づいているのに手伝いに来てくれない。
仕方なく「すみません。このベルトの使い方を教えてください」と頼んだ。
すると、、、
「使わなくてもいけそうじゃないですか?」
、、、
チッ
ご周知の通り、私は沸点が低いのよ。
使わなくてもいけるかどうかを判断するのは客だ。
客が使い方を教えろと言ってるのだからまず教えるべきじゃない?
ベルトをしなければちゅっちゅは簡単にイスから立ち上がって抜け出そうとするのに。
幼児がこのお店に来るのはなかなか敷居が高いので、きっと需要がなくてこの若い男性はハイチェアのベルトの使い方を知らなかったんじゃ?
そう思わざるを得ない。
「いけそうじゃないですか?」という言葉遣いにも一抹の不安を覚える。
とりあえずお祝いの席なのでにこやかに「そうですね」と受け入れた。
手渡されたドリンクメニュー。
コースを予約してたけど、ドリンクは別料金、、、って、たけ〜!
普段コーラかドクター・ペッパー、アイスティーしか頼まない夫婦なもんで、おったまげたわ。
コーラに700〜800円も払うのはバカくさいので、私はノンアルのカクテルから「ゆずスパークリングレモネード」を頼むことに。
夫のはお酒入りだったと思うけど、何だったか忘れました。
チアーズ
うん、このレモネードは激うま!おいちー
なんたってこの日のメニューの中で一番気に入ったのはこれよ
しぼりたて!って感じの爽やかなレモネード
ゆずの皮のつぶつぶが入ってて、甘さも炭酸もちょうど良くてすぐ飲み切っちゃう!
まぁ、この氷の量を見れば中身は少ないんだろうなって推測できますけどね
ストローが2本ついてたのでなんで?って思ったんだけど、紙かプラスチックかを好みで選べるようになってるみたい。エコではないな
飲み物は2人で5杯頼んだんだけど、、、それだけで約1万円ゲー
ちゅっちゅはこのパンを一生懸命食べてました
私は食べなかったけど、美味しかったのかな?
コース料理で最初に来たのはこちらのシーフード・プラッター。
エビ、カニ、ロブスターの盛り合わせ。
美味しそう&豪華に見えるでしょ?
私はエビが大好きなので、すごく楽しみにしてた、、、のに、これがもういきなり残念なお味だった
まず全部冷たいのが嫌だったなぁ
そりゃ〜冷製だからなんだけど
ロブスターは冷たい上に固くて、道具を使っても食べにくい。
そのまま食べたら美味しくない
ケチャップのようなソースが付いてるけど、これは何に使うの?
全部味が無いから3種類ともこのソースで食べるの?
「えっと、、、このソースはどれに付けて食べるんでしょう?」と聞きたいけど聞けない見栄っ張りパル。
上流階級のフリをするんじゃなかったわ
しかもとりあえず全部に付けて食べてみたら、ほぼケチャップの味で全然美味しくないんですけど〜
、、、
あれは一体何だったんだ?
そう思って今メニューをググってみたところ、シュリンプカクテルというらしいです。
皆様のブログでたまに見かける料理でした
初めて食べたので、ただの茹でて冷たくしたエビだと思ってた
しかもカクテルソースなるものの作り方を調べてみたら、、、ケチャップ使うんですね!
縦に半分にカットされたロブスター、、、
食べにくいのでしっかり手で押さえて身をほじくりたいんだけど、なんだかグロテスクで「こわい〜」って言いながら食べた
とにかく、このプラッターは見掛け倒しで「わぁ!美味しい」とは思えませんでしたねぇ
夫は普段甲殻類系を食べないので嫌いだと思ってたんだけど、ちゃんと食べてた
This is okayだそうで。ま、まぁまぁってことかな。
ここで食事中最大に耐えられないことが、、、
私の座った席から見える景色がさっきのこれなのよ。
右手にあるパネルから更に右に向かって、なぜか常に複数のスタッフが並んで立って待機、我々のテーブルをじーっと見つめてるのよ〜近いっちゅの
私たちしかいないから?って思ったんだけど、その後お客さんが増えてきても全く変わらず。
通常2〜3名、多い時は5人くらい並んで立ってこっちを見てるという、、、超気になるんですけど〜!!!
テーブルマナーがわからないから複数置かれてるフォークやナイフのどれを使うとか、食べ方、ソースの使い方までじっくり見られてる気がして非常〜に気まずかった緊張して何度か食べ物をこぼしたわ
なぜかスタッフは制服がバラバラなんですよね。
黒服の他にシェフみたいな白い格好の人もいるし、バーテンみたいな服装の人、普通のジャケットスーツの人、、、とりあえず、なんで見てるんずや?!
私語も多い。
そして高級店ではあり得ない歩き方をしている若い女性スタッフもいた。
後ろ手を組んでダラダラと、つまらそうな顔をして目の前を何度も歩かれると不快。
ちゅっちゅがお水をお代わりしてまたすぐに飲み干したんだけど、ストローでズーズー音を出した瞬間があったの。
男女スタッフがそのシーンを見て声に出して笑ってた。相変わらず見られてるからね
「可愛い〜」ってセリフが聞こえたからまだ良しとするけど、なんかもう前菜の時点で居心地が悪い
次に来たのはアメリカサイズのシーザーサラダ
夫と一緒に撮ると普通に見えるけど、かなりの量が入ってました。
しかもこの巨大厚切りベーコン付き
このサラダは美味しかったです
ベーコンがジューシーで、夫も喜んでた
「これからステーキ食べるのに、こんなでっかいベーコン来る〜?」と内心びっくりだったけど。
ただ気分は持ち直してた。
このサラダはとっても可愛い男の子が運んできて、ブラックペッパーをお好みでかけてくれたからね。
雰囲気で言うと、鈴鹿央士や高橋文也みたいな感じの清潔感があって綺麗な顔立ちの男の子ね
こういう年下の男の子を見て可愛いと感じることが増えた、、、私も歳をとったな〜
どうやらこの王子が我々のテーブル担当らしいとわかり、50%まで下がったテンションは66%まで回復した
でもこのあと出てきたチキンスープでまた一気にテンションが下がった写真すら撮り忘れた
アメリカでよく見るチキンヌードルスープ、、、あれのヌードル無しバージョン。
まずいのでちゅっちゅにあげようとしたら断られた
普通のコーンスープが良かったなぁ、、、
そして王子、夫にスープを持ってきた時にスプーンを左側に置くというミス。「右手に置かせていただきますね」と言いながら
ま、可愛いからいいんだけどね
それよりもうね、ずーっと見られてるからドリンクが無くなったと同時に黒服がやってきて「他のお飲み物はいかがですか?」って聞いてくるのがちょっとうざかった〜
ある意味良いサービスなんだろうけど、いつ食べ終わるのかをガン見されてるのが嫌。
王族貴族でもあるまいし、ほっといてくれや。
ちなみにお水は有料。
前菜、サラダ、スープと来てお腹が既に満たされた頃、いよいよメインの時間に、、、最初に焼き加減を聞かれたのよ。
「ミディアムレアでよろしいですか?」と。
夫はそれで良いと。私はいつもミディアムで頼むので、ミディアムでと答えた。
でも1枚のプレートに2人前が骨付きで提供されるようで、ミディアムレアになり、、、
どどんと巨大なお肉の塊が来ました。写真イメージの3倍くらいある
Tボーンステーキで、上がフィレ肉、下がサーロインとか。
う〜なかなかレア
お腹下しそ〜
糖尿病の薬を飲むようになってからだいぶ胃腸が荒れやすい私、、、レア肉は食べ慣れてないので噛んだ時の食感と温度がどことなく気持ち悪い
サイドはマッシュポテトとクリームスピナッチ。
フィレ肉はサーロイン(写真右)に比べたら火が通っていたし、すっごく美味しかった
そのままでも十分旨味があって柔らか。
これ、和牛なんですよね。熊本あか牛。
それを熟成させたもので、青山店限定メニューなんだとか。
ただ、かなりレアなサーロインの方は苦手でした
テーブルの上にウルフギャングオリジナルのステーキソースがあったのでそれをかけて食べたけど、このソースが美味しくない
お腹がいっぱいだったこともあり、私は3切れで限界。夫をもってしても食べ切れず
でね、3切れ目をなかなか食べ切れずお腹をさすっていたら王子が「お下げしてよろしいですか?」だって。
「いや、食べます!」
この一切れに一体いくら払ってる?
そう考えると残せませんものね〜
すると「残りは持ち帰ることも可能ですので、、、」だって。
へ〜!
日本だと、食中毒を恐れてか食べ残しの持ち帰りは基本NGだと思ってたけど、さすがアメリカのステーキハウスだわね。
この暑さの中、レアめのお肉を持ち帰ることには抵抗があるけど、、、とりあえず包んでもらうことに。
ほとんどのお客さんが食べ切れないって言ってた
最後は紅茶orコーヒーとデザートで締め。
これは別腹だから入る入る〜
紅茶は黒服のお兄さんが箱を持ってきて、9種類のフレーバーから選ぶ感じでした。ダージリンをチョイス
ティラミスとラズベリー(かな?)のシャベーットでした
王子、、、このHappy 40th Birthday!と書かれた花火プレートを、なんの躊躇もなく私のところに置きやがったのよ。「夫のです」って伝えて置き直してもらったけど、笑っちゃったわ
まぁ、こういうところに来るのは女性側のお祝いでってことが多いのかな?
ちゅっちゅ、上手に火を消してました
そうそう、ちゅっちゅは予想通りかなりの序盤でハイチェアからの脱出を試みたため、途中からベビーカーに乗せてYouTube kids
デザート美味しかったぁ
なんだか色々アメニティが揃ってました。
個室内にはファブリック用の消臭スプレーと、ラベンダーの香りがする除菌クリーナーが
そしてこのハンドタオルを見て思い出しました。
春に姉と訪れたインターセクト東京のことを。
こっちの方がよっぽど良かったじゃん。
接客も、味も、居心地も数倍良かった。
ここにすれば良かった。
なんたってレクサスプロデュースのお店だし、夫にちょうど良い
この時食べたものを振り返ってみたら、ここで食べたステーキもあか牛でミディアムレアに見える。
ソースも含め、すっごく美味しかった。
この日はたまたまってこともあり得るけど、スタッフの接客サービスや勤務態度が私的にはいまいち。
料金に見合ってない。
王子は研修中ってことにして許すけどね(ボソッ)
料金はコース料理の松竹梅で言うと竹で、1人あたり29,700円。
これにドリンクとサービス料10%、、、すごい奮発したのになぁ夫の金だけど
断言する。
激安スーパーOK(オーケー)で和牛A5ランクを買ってきて、ステーキ宮のタレで食べる方が好き
容れ物と中身がマッチしてないんだよな〜。
次に控えますのはハワイでのちゅっちゅの誕生日そして私の誕生日&クリスマス
このブログを書きながら「さぁ〜て、私の誕生日にはどこでディナーを食べようか」なんてほくそ笑んでいたら夫から電話が鳴った。
「へいパル、クリスマスから年末年始にかけて、スポケーンのホテルを予約していいかい?」
い〜やぁ〜!!!!!!
確かにまた義実家に帰省するという話が持ち上がってはいたけど、忘れていますようにと祈っていた、、、しくしく。
「いや、よくないけど、、、どのくらい滞在するつもりよ?」
「うーん、、、2週間くらいかな?」
ノ〜〜〜!!!!!!
「また(大晦日の)花火の見える部屋を予約するから」
いらんいらんいらん!
数分間の花火でチャラにはならん!
義実家いらん〜!!!
なんとかしてこれを阻止できないだろうか。