明洞(ミョンドン)で3泊したオリエンスホテルは南山公園の目の前にあるホテルなので、ソウルタワーが窓から目の前に見える好立地でした
ホテルへの道中にて
ロビースタッフは2人とも英語が上手で対応が丁寧でした
宿泊に関しての説明書を日本語と英語の2枚渡してくれたのも好印象
4人が泊まれるAirBnBスタイルの広い部屋をニ部屋予約して、夫とちゅっちゅ、私の3人で一部屋、残りの4人で一部屋という形にしました。
4人まで泊まれる部屋のあるホテルがなかなか見つからなかったんですよね〜最終的にそこと洗濯機が部屋についてるって点でここに決めました。
部屋は隣同士だったので私とちゅっちゅは行き来しながら遊んでました
ちゅっちゅが走り回れるくらい広くて大満足
キッチンや大型の冷蔵庫がついていて、料理ができるようになってます。するわきゃないけど
寝室はニ部屋ありました。
スリッパを履いて練り歩くのが大好きなちゅっちゅさん
バスルームの床やバスタブの底には少し汚れがあったりして古さを感じるけど、この広さはなかなかないので良しとします
今回は三ヶ所のホテルに泊まりましたが、韓国のアメニティは少なめ。
ここはシャンプー、コンディショナー、ボディソープの他に歯ブラシと歯磨き粉のセット、シェーバー、石鹸くらいしかありませんでしたね。
ドライヤーが弱めだけど、直前に縮毛をかけてきたのが功を奏してお手入れは楽でした
ちなみにどこのホテルのシャンプーも髪はサラサラになりましたよ
誰かの口コミでシャワー後に必ず蕁麻疹が出たっていうのを読んでビビってたけど、それは大丈夫でした
明洞散策
ホテルで一休みした後は、明洞の街へ繰り出しました。
私の間違った案内で心臓破りの坂を登り疲れ果てた夫はパス
適当にその辺で食べるとのことだったので、夫以外の6人で出かけることに。
姉2の友達に韓国人と国際結婚した女性がいるんだけど、その人に「ソウルなら大体みんな明洞に泊まるよ〜明洞がいいよ」と言われたらしく、最初の宿泊地に選んだ明洞。
駅を降りた瞬間「うわ〜栄えてんなー!」という感じ
というか、ソウル市内はどこへ行っても大都会な感じで所狭しと建物が並び、人口密度もすごかった
一際目立ってたこのビル、ガラス張りなので夜になると中がスケルトンまさかあのダイソーではないだろうと思ってたけど、あのダイソーでした
韓国でもダイソーは人気でたくさん店舗があるようです。
姉どもは後日ここでお土産を安く買おうとしてたけど、結局ハングルだけじゃなくて英語で書かれてたり、思いっきりDaisoって書いてあるから買えなかったらしい
私も中がどんな感じなのか気になって入ってみたけど、エスカレーターがないので一分で立ち去りました。
10階以上あるのに一つしかないエレベーターに大行列で後は階段って・・・地獄でしょう
夜になり、キラキラと煌めき出した明洞駅前。
賑やかな方へ歩いていくと・・・
お〜!!!屋台がたくさん〜!!!
これは知らんかった。韓国の市場や屋台は楽しみにしてたけど、明洞にこんな食べ歩きストリートがあるとは。
ていうかね、今回の旅の最大の反省点はこれよ。
私は家族会議を開いて姉どもやおかんに行きたい場所(駅)のリクエストを聞いて旅程を立てたじゃない?
私は旅の下調べって苦手だし、姉どもはるるぶを買って読んでたので、行きたいショップやレストランに関してはピックアップしてると思ってたのよ。
だから私はホテルとかツアーの手配と、何日にどのエリアに行くかくらいしか決めてなくて、後は「行きたいとこ決めといてよー」って任せてたのよ。
でも結局姉どもはそういう細かいことは何も決めず、適当に歩いて良さげなところに入ればいいんじゃない?っていう方針で行くことにしたみたいなのね。
その適当な感じでこの明洞のメインストリートを見つけて食べ歩きができたのは楽しかったんだけど、旅行中食事をしたところがほぼ外れたよね
やっぱりガイドブックに載ってるような人気店や口コミの良い店は外れないんだろうな〜と思う
というわけで、姪っ子が「ここで食べ歩きしたい!」というのでまずはいろんな屋台を見てみることに。
いくつかの通りにびっしりと様々な屋台や雑貨店が立ち並んで、い〜い匂いがします
うーん、何を食べるか迷う・・・
クロワッサンたい焼きの屋台。
いちご飴の屋台もいくつかありました。
シャインマスカット飴なんて初めて見た
ここで姉ども、「あれが美味しそう」「これが食べてみたい」と言うけれど、「一体どう注文すればいいのか?」がわからず尻込み。
空港では私は一切会話せずに済んだし、空港のコンビニで対応してくれたおばちゃん店員は韓国語のみだった。
ホテルの受付スタッフはさすがに流暢な英語を話したけれど、屋台で働く人たちに英語は通じるだろうか?
ま、そんな小難しいことは考えず、欲しいものを指差して「Two, please」とか言えば通じますよ。外国人の観光客だらけだし。
日本人だとわかると「ありがと〜」と返してくれる方も
最初にゲットしたのはこのグリルドチーズってやつチーズとトッポギが交互に刺さった串焼きで、なんと練乳をつけて食べます
これも気になってやっぱりゲットもちろん美味しい
揚げポテトにチーズがふりかけてある巨大な串これも揚げたての温かいうちに食べるとまいう〜
さつまいもの天ぷらも美味しかった
大体が5,000ウォンで買えたと思います。
そして私がどんどん注文するのを見て自分でも頼みたくなった姉ども。
翻訳アプリPapagoが大活躍
「1つください」は「ハナジュセヨ」らしく、そのセリフを使って無事に買えてました
違う種類を1つずつ欲しい時は指を差して「ハナ、ハナ、ハナ・・・ジュセヨ?」と言って注文してましたね
こちらはチーズとカスタードが一緒に入った大判焼きみたいなスイーツの屋台。常にお客さんがいて人気でした。
これはサンプルかな?
のび〜る
これを食べながら歩いてたら外国人カップルに声をかけられて、「さっきこの屋台を見かけて食べたいと思って探してるんだけど、見つけられないの。どこにありました?」と聞かれました。
すごい人だし屋台もたくさんあるので見失うアルアル。「食いたい!」と思った時にゲットすべし
この通りでは日本語の看板もよく見かけたんだけど、何だかどれもすご〜く胡散臭い
明らかに高級ブランドのパチモンとわかるカバンなどを販売してるお店も。日本語で客引きしてくる人もいますが無表情でスルーしましょう
あとこれ!変なホテル
明洞のホテルを探してた時にマップに出てきて、表示ミスだと思ってたけどちゃんとしたホテルだった
しかも経営者は日本人なんだとか。
見てください、フロントがロボット
ここはロボットが働くホテルだそうで、日本でも展開してるようです。
ちょっと興味あるな〜泊まってみたい
と、目を引くものをパチパチ写真に収めながら食べ歩きをしてたんだけど、せっかくの韓国初日だしちゃんとした韓国料理も食べてみたい!ちゅっちゅにも食べさせなきゃだし・・・と思って食べ物屋さんを探して歩いてたら、この焼肉屋さんを発見!!
この「王妃家」はるるぶで紹介されてたのできっと美味しいはず!!
入りたかったけど行列ができてたので諦め、他を探すことに
でもね、なかなかこれ!っていうお店が見つからなかったんですよね。
それで王妃家の隣にあった「大家」というお店に入りました。
ここも焼肉屋さんだけど他の料理も提供していて、うどんの写真があったのでこれならちゅっちゅが食べられると思って。
でもここがクソみたいなお店だった・・・韓国で初めて入った韓国料理のお店なのに
まずね、お店に入るとまだ片付いてない汚いテーブルに案内されたんだけど、思いっきりアルコールスプレーを吹き付けてテーブルを拭き出したのよね。ちゅっちゅがすぐ側にいるのに。
アルコールを吸入しちゃいそうだったので、思わず頭を隠しました
次に韓国特有のたくさんのおかずたちが運ばれてきたんだけど、もうガッチャンガッチャン大きな音を立てて置くんだよね。
静かに置けよ!って思ったけど、どうやらこれは韓国では普通らしい。どこのお店でも割と雑に置かれます。
で、ハイチェアーがあるか聞くと持ってきたのがこれ。
わかるかな〜?小さな虫の死骸が張り付いてるのよ
明らかに汚れだらけだし・・・拭けばキレイになるのにね
「これ使いたくないな〜」と思いつつ仕方なくお尻拭きで拭いてたらこのブースターシートを運んできたおばさんがすぐ近くで立ち止まって無言で睨まれた上に、なぜかこのシートを乗せてたイスを無言で押して去ってった・・・
あと水が来なかった。
他のテーブルにはあるのに。
この時他の空きテーブルを確認してわかったんだけど、どうやら初めから常温の水が入ったピッチャーというか大きな水筒のようなものとコップが各テーブルにまとめて置いてあるんですよね。
そしてそれが韓国では常識だと後からわかりました。
私たちのテーブルは私たちが入店してから片付けていたので、新しいお水を置くのを忘れたようです。
テーブルについてから冷えた新鮮なお水を持ってきてほしい・・・と日本人なら思うでしょ?
私は韓国滞在中、このいつから置いてあるのかわからないお水を飲めませんでした。
夫とおかんは飲んだみたいなので、もしかすると体調不良の原因はこのお水のせいってこともあるかも?
ただ潔癖症でこのお水はもちろん少しでも常温で放置された食べ物は口につけない姉2まで吐いていたので、それだけってことはなさそうですが
とにかく水分は各自の持ってたペットボトルで補いました。
で、食べ物が運ばれてくるんだけど箸やスプーンとかも忘れてるし
姉たちはビビンパ、おかんはスンドゥブを頼んでいて、これは美味しかったようです。
ただスンドゥブは強烈な辛さだったようで、食べるのにかなり時間がかかってましたね
私は雑穀米と焼きサバがセットになったものを頼んだんだけど、これは微妙だった〜。お米は味がしないし、サバなんて干物が更に干からびて焦げた、みたいな感じでみんなで「これは本当にサバなのか?」と疑いながらつっつきました。
おかずでついてきた色んなキムチは辛すぎて食べられなかったし
ここだけじゃなくて韓国滞在中、うちの家族はどこのキムチもほとんど手をつけてませんでしたね。
辛くて美味しいならいいんだけど、残念ながら美味しくないんですよねぇ・・・異様に辛かったり酸っぱかったりって感じで、全然箸が進みませんでした。基本的に外れのお店ばかり行ってしまったので、美味しいところは美味しいんだと思いますけど
レジでお会計する時も全く笑顔がなく、レシートを渡しながらそっぽを向いて全く愛想のないカムサハムニダー
で、極め付けは帰る時。
例のブースターシートを渡してきたおばさんに後ろから背中をどつかれた
邪魔だからどけろって感じで背中を押されたのをうちの家族も見ていてあんぐりしていました。
なんなんず、あの店!もう二度と行かねぇ!!
店内は外国人の観光客だらけでしたもん。これからはローカルの人たちで賑わうお店に入ろう!と決めた瞬間でした
ちなみにちゅっちゅは食べ物をオーダーする前にすぐ寝てしまったので、あの虫が張り付いてたシートに座ることはありませんでしたのでご安心を
ただ完全に寝入るまでずっと抱っこしてたので料理の写真を撮れませんでした・・・無念
その頃の夫
一人時間をエンジョイ。ホテル近くの食堂を見つけてキムチチャーハンを食べたようです。
大家で気分を悪くして憤慨しながらホテルへと戻った私たちですが、帰りに見えたこのソウルタワーに癒されたのでした