年末年始の病院ラッシュが終わったと思っていたけど、今月もなんだかんだ医療機関にかかること6件。

 

 

私にとって病院関係の話というのは書いてても全く楽しくないので、写真を撮るだけ撮ってあんなこともこんなことも書かずにスルーしてきたわけだがぼけーダッシュ

 

 

でもやっぱり、ある程度記録を残さないとあかんなと痛感することが。

 

 

 

サルコイドーシスの経過観察

 

 

 

 

私が肺サルコイドーシスを発症したのは2019年の6月。

 

 

アメリカに移住する半年前のことです。

 

 

それまでサルコイドーシスという病名を聞いたことがありませんでした。ググっても何だかよくわからない病気なのよ・・・

 

 

この話はハネムーンの話が終わった後、同じテーマの続きで書こうと思っていたんだけど、ダラダラと書いてるハネムーンの話が一向に終わらないのでちょっとだけ捕捉笑ううさぎ

 

 

サルコイドーシスは肉芽腫と呼ばれる結節が全身のいろんな臓器にできる病気で、その原因は今のところ不明。

 

 

でも何らかの抗原に対して免疫が過剰に反応することで発症するという説が有力視されてるみたい。

 

 

肺、眼、皮膚などにできる確率が高いけど、その他の臓器にもできる。自然治癒することが多い一方で難治化することもあって、その場合は難病指定。治療は主にステロイドを使った全身治療で、日本だと公費で治療費の補助が出る。

 

 

私の場合は強いむせるような咳が続いて病院に行ったことで発覚。

生検で確定後、強い咳止めが処方されてしばらく様子を見ることに。

 

 

で、数ヶ月続けて飲んでたらいつの間にか落ち着きました。

 

 

アメリカに来て1年経った頃、こちらで経過観察のために初めて呼吸器専門医を訪ねたんだけど、特に異常は見つからず自然治癒したようでした拍手キラキラ

 

 

ただ、また1年後に来てねって言われてたのをすっかり忘れててタラー

 

 

モントレー&カーメルに出かける少し前くらいかなぁ?

 

 

家の中で歩いたり家事をするだけで動悸や息切れを感じるようになって、変だなぁって思ってたのえー?

 

 

サルコイドーシスは再発することもあって、心臓にできると厄介なのでね・・・それで2年経っちゃったけどまた同じドクターを訪ねることにしたわけです。

 

 

不機嫌な受付

 

 

 

アメリカだと医療が細分化されてるから、経過観察で専門医を訪ねたところで、そのドクターはその場で何も検査ができない=結論を出せない、ということも多い。

 

 

呼吸器専門医でもレントゲンは撮れないし、血液検査もできない。

 

 

あっちこっち行かなくちゃでまじ面倒笑い泣き

 

 

日本だと呼吸器内科の個人クリニックでもレントゲンや血液検査はできたし、総合病院に行けばその日のうちに大抵の検査ができて結果も聞けるってのはまぁ普通だよね。待ち時間はあるけど。

 

 

で、アメリカで初めて呼吸器専門医を訪ねた時は初診だったのでまずドクターに色々と病気の経緯を説明して、レントゲンだったり心エコー、EKG(心電図)の予約を入れてもらったなぁって思ってね・・・(この時も動悸がしてたから)

 

 

今回も経過観察で診察アポを入れたけど、どうせ検査しないと何もわからないなら最初から前回と同じ検査をオーダーしてもらって結果が出た後で診察できないかと思ったの。時間もお金も無駄にしたくないじゃない?

 

 

それで私が受付に電話をしたんだけど、「え、怒ってます?驚き」って感じの不機嫌そうな声の女性が出て、「一度来てドクターと話さないと検査は入れられません」って。

 

 

やっぱそうかと思って一度電話を切ったんだけど、この人は受付だから私が経過観察で通ってることを知らない可能性大じゃない?

2年も経ってるからまた初診扱いになってるかもと思って。

 

 

その話を夫にしたら今度は夫が電話をかけてくれて、「妻は過去にサルコイドーシスを発症してて、前回も肺のレントゲンや心臓専門医で検査をした。今回検査なしでオフィスに行ったところで何か実りある話をできるのか?」みたいなことを丁寧に聞いてくれたわけよ。

(夫曰く、ドクターは診察前でも検査をオーダーできるはず。たぶん・・・だそうです爆笑

 

 

その同じ受付の女性が何を言ったかまでは知らないけど、次に夫から出た言葉は「へい、君は僕に対して怒ってるのか?」

 

 

私と同じことを感じ取ったらしい笑ううさぎ笑ううさぎ笑ううさぎ

 

 

「怒ってるわけないじゃないですか〜何を言ってるんですか爆笑」と笑いながら否定してきたようだけど、あれは絶対に不機嫌だったわよ。夫が怒ったらから手のひら返したの。

 

 

ま、アメリカだもんな。

 

 

受付の女性がハナから不機嫌でも何ら不思議ではない。

ちゃんと電話に出ただけえらいわ←そこか!

 

 

したこと?聴診器を当てただけですよ

 

 

 

で、結局先に診察と言われてしまったので病院まで来ました。

 

 

手前のカウンターにもパソコンはあるのに、いっちゃん奥でパソコンを操作しながら住所や保険のことなど口頭で個人情報を確認してくる。遠いからこちらが大きな声で答えるしかない。

 

 

この日、ロビーに他の患者さんはいなかったけど、もしいたら全部丸聞こえ笑い泣き

 

 

呼吸器専門医だけど、睡眠障害のサポートもしてるドクター。

 

 

予想通り、ドクター何もできず。
 
 
40分もいたけど、うち37分はただひたすらにこれまでの病歴や手術歴、服用してる薬、今の健康状態などを聞いてきて、ドクターが自らパソコンに記録・・・(その間も数万円の診察費用が発生)
 
 
これを直接ドクターがやるってのはレアだと思う。
 
 
ドクターは忙しいので、通常はメディカルアシスタントや看護師が最初に担当する。
 
 
私の糖尿病や甲状腺機能を見てくれてるドクタージューの場合はアシスタントが問診を担当して、その間の診察費は取らないので良心的OK
 
 
でもこの呼吸器ドクターはいつどこで何の治療をして、その時ドクターに何て指示されたか、ここ2年の情報を全て聞き出そうとしてくる。最近受けた血液検査の結果も。
 
 
アメリカ医療の良いところは、系列のヘルスケアプロバイダー(日本でいう済生会とか徳洲会とかそんな感じ?違ってたら笑って許してねw)に所属してるドクター同士なら、患者のカルテをいつでも見れるところ。血液検査のデータなども確認できる。
 
 
だけど違うプロバイダーグループならどうやら確認できないようだし、ドクタージューは患者用ポータルサイトなども開設してないアナログ人間なので情報をネットワーク上のどこにも共有してない。
 
 
この2年で病院なんて行きまくってるし、糖尿病専門医だって複数変わった。そんなに細かく聞かれても、パパッと答えられるほど正確に覚えてるわけはないんじゃ!
 
 
血液検査の結果に関しては、Wi-Fiを僕の携帯でシェアするから今ラボのアカウントに接続して教えてくれと。
 
 
サルコイドーシスの経過観察と動悸の原因を知りたいだけなんだけど・・・心のすさんだ私には、先生がその場で何もできないので手持ちぶたさでただ質問してるだけって感じがしたぼけー
 
 
でね、前回心エコーとEKGはこの先生がオーダーしてくれたと思ってたんだけど、違うって言うのよ。データがないって。
 
 
ってことはやっぱり私の記憶違いなんだと思うけど、もはや誰がオーダーしたか覚えてない笑い泣き
 
 
病院のポータルサイトで調べられるけど、どのドクターがオーダーしたものかわからないのでどのポータルサイトか調べるのも時間かかるし・・・データが見つかったところで、2年前のものだから最近の動悸とは関係ないしさ。
 
 
とはいえ私にも落ち度はあって、患者本人が覚えてないってのも困るでしょ?
せめてこうしてブログに記録することで記憶に根付かせようとしてます笑い
 
 
ま、今回は結局40分のうち37分かけてただこれまでのことを聞かれただけで(2回目)、後は聴診器を当てて血液検査とレントゲン、EKGをオーダーしただけ・・・だから根付かせるほどの記憶もないんだけど笑ううさぎ
 
 
患者の記録や薬の処方に飲み合わせの問題があったりするといけないので問診は確かに大事だけどさ〜これで4万も5万も請求するのがアメリカ。
 
 
皆さん、アメリカではドクターの質問には滑らかに答えられるよう準備し、1年後に来いと言われたらそうしましょう。
 
 
2年空けると問診だけで大変なことになります笑ううさぎ
 
 
血液検査の結果はプリントアウトして保管しとこうかな〜
 
 
やっぱり健康でいるのが一番ですね。シクシク笑い泣き