まずはご近所で一番安いお家
前回のブログで、夫の地元で売りに出てる最高級物件を2つ紹介しました。
たった数億出せば、こんなお城みたいな豪邸に住めるんだよ〜!ってやつですね。
なぜたった数億なのか?
それは、今私の住むシリコンバレーのご近所で買える一番安い物件が約2ミリオンドル(1ドル=140円換算で2.8億円)もするからです
そもそも、狭いマンションでもタウンハウスでも、1億を下らない家はありませんでした。
でもこの一番安い一軒家、築44年、ベッドルームとバスルームが2つずつだけの2,173sqft(約200平米)でそれよ
もちろん日本の一般的な住宅に比べたらそりゃ広いけど、部屋が2つしかないのよ?
しかも毎月のHOA費(自治会に払う管理費)が920ドル(約13万)だって
は〜?!じゃない?
なんの変哲もない一般的な家なので、ダーッと写真を載せます。
写真は全てZillowより
リノベーションしてあって実物も写真みたいにキレイな状態なんだろうけど・・・これに3億は出せん!
でももしかしてもしかして、この家を日系の方が購入する可能性もなきにしもあらずなので、その場合はケチで小さい女の戯言と思って見過ごしてくださいね
ご近所で一番高いお家
出たー!
ピッカピカ!今年の新築物件です!!
新築・・・良い響きですねぇ
でも内装が全く確認できません。
チェックできるのは間取り図のみで、カスタマイズできるようです。
5ベッドルーム、6バスルーム!350平米!
お値段ズバリ、約5.5ミリオン!(7億7千万!)
どーです?信じられないでしょ??
この辺りなんてテック企業や普通のスーパーや公園や学校があるくらいで、まーったく華やかでも栄えてるわけでもないのにこのお値段・・・ビビりません?
私なら4.5億のお城を選ぶ!!もちろん払えません
夫が言うには、この辺りでは法律で高い建物を建てることが禁じられているそうです。
高層マンションのような集合住宅が気軽に建てられないので、家賃も土地代もどんどん高騰してるんだとか
コロナでIT企業のリモートワークが増えて地方に引っ越す人も出ましたが、基本的に賃貸物件は更新の度に家賃が上がっていく状態です。
サンフランシスコはどんな感じ?
7億7千万・・・やけにサラッと言ったな、と思ったでしょう?
ついでにサンフランシスコ市内の物件はどうなってんだ?と思ってチェックして度肝を抜かしたからです。
あ、意外とこっちと変わらないのね〜なんて思ってたんだけど、目の錯覚でした。
私が確認した中で一番高かったのは、こちらの築93年の物件
確かに大きな邸宅だけど、一体いくらだと思う〜?写真を見ながら予想してみてね。
ここはエンターテイメントルームって名前でした↓
予想できましたでしょうか?
さあ、そのお値段は・・・ドゥルルルルルル!!!(ドラムロール)
45ミリオンでした〜!!!
63億円よ、あーた!!
しかも仲介手数料2%払えって、あーた!!
手数料だけで億越えでやんす・・・心臓が痛い。
築93年の家に、それだけの大金を払うなんて・・・
私が良いなって思ったのは、ゴールデンゲートブリッジがテラスから望めるこちらの新築
良いなと思うだけなら許されるはず
家なの?ビル?って感じだけど・・・もう説明する気力もないので、またダーッと見せますね。
うむむ・・・これは素敵すぎる。
この絵画とか、入居時にそのままくれるんだろうね・・・
人物画ばかりはなんとなく怖い
7ベッドルーム、9バスルーム、11,635sqft・・・お城と同じくらいの延べ床面積。
35ミリオンドルです、49億円。
手数料2%・・・
もちろん今回紹介したのは一番高値の物件なので、もっと安いものはあります。
でも20億円以上の物件がご〜ろごろ
サンフランシスコ市内は古い建物が多いみたいで、築100年やそれ以上のものでも2ベッドルームならやっぱり1億円は下りませんでした。