去年、ちゅっちゅが産まれてから初めて日本へ帰国した際、向こうで9ヶ月健診と1歳健診を受診したのですが、その時に小児科の先生にアメリカでできない予防接種は受けたい旨を伝えました。
そうするとほとんどは網羅できていたようで、受けていないのはBCGのみだね、という話に。
BCGと言えば腕にハンコの痕が残るやつで、私の腕にもうっすらとまだあります。
見た目が気になるので、一応メリット・デメリット両方確認しました。
先生からの話。
- アメリカではBCGのワクチンを打ってツベルクリン反応が陽性になると結核に感染していると疑われる。
- 今は昔ほど痕が残らないが、ある程度の年齢までどうしても目立ちやすい。半袖を着て学校に行くと、他の子供たちに「気持ち悪い」って言われたり、大人からは「虐待の痕だ!」って騒がれたりする可能性がある。
- 毎年結核に感染する人やそれが原因で亡くなる人はそれほど多くはない。それでも小さい子供の場合は重症化しやすいので、通常日本では生後半年までに打つ。最大1歳まで打てる。
- 今後アメリカで生活していくということであれば、ワクチンを打つ・打たないはご両親の判断に委ねる。
なるほど。
痕が目立つという問題と、差別や偏見を受けるかもしれないという観点から、迷いました。
その場で夫にも相談。
「どうしても打たなきゃいけないという必要性は感じない。僕ならやらないけど、パルに任せるよ」とのこと。
この次の健診が1歳健診だったので、やるなら今でしょ!ということで、結局ワクチンを打ちました。
やっぱり子供の健康と安全が第一だから、少しでも病気から守ってあげたいと思って。
それにアメリカでBCGが無いということは、つまりワクチンを打っていない人が大半だということ。
そもそもはマスクをする文化じゃないし、日本にいるよりもリスクはあるのかもしれないと思いました。
で、大晦日にちゅっちゅが救急車で病院へ運ばれた時のこと。
やはり病院スタッフがこのハンコ痕に反応してました。
気絶していたちゅっちゅは裸になってモニターを装着されたわけだけど、「この痕はなんなの?!」って、別々のスタッフ2名から聞かれました。
あからさまに虐待を疑われたわけじゃないけど、目つきと聞き方が鋭かった
「日本で受けた結核の予防接種です」と伝えたら、ふ〜んって感じでそれ以上突っ込まれることはなかったけど・・・
心配していたBCGの痕ですが、その後子供のいる年子の姉や友達にワクチンを受けたことを話すと、全員が「今のハンコ注射は全然目立たないから大丈夫だよー!もうとっくに消えたよ」と。
確かに、ちゅっちゅの腕を見ると既にうっすーい!
まだ10ヶ月しか経ってないんだけどね
これだと幼稚園や小学校に通う前に消えてるんじゃないかしら?
接種直後
史上最凶の大泣き
キレイに18個のポッチ
ポヨポヨ〜
翌日
この赤みの広がった状態が数ヶ月続く
大晦日はまだこれに近い感じでした
めちゃ痒そうだけど、掻くことは一切なし
2ヶ月前
いつの間にか、いくつかポッチが消えている
今日
パッと見では気づかないレベル