20周年パワー
ガンプラ HG デストロイガンダム 素組みレビュー
「HG デストロイガンダム」
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にてステラ・ルーシェ、スティング・オークレーらが搭乗した巨大MS・デストロイガンダムが長年の沈黙を破り堂々とHGブランドで初キット化。
なお、劇場作品『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』にも登場。
■本体
立体化自体はかつて「HCM Pro」というブランドでされていましたが、ガンプラとしては正真正銘初のキット化となりました。
全高約39cmに及ぶ体躯となっており、大型キットゆえに色分けの再現度も極めて高いです。
マスク部や胸部ビーム砲口も赤ランナーで分けられています。
ツインアイのシールについては従来通りの全て印刷されているものを上から貼るか、クリアーパーツを活かして内部に銀地のシールを貼って光を拾わせるかを選ぶことができます。
後述しますが手は全指可動式となっており、組み立ての際はある程度ランナー状態のまま行えるよう設計されています。
足裏の肉抜きなどはなし。各部段落ちモールドなどで上手く処理されており合わせ目が出ないようになっています。
背部フライトユニット。
高エネルギー砲はモナカ構造ですが段落ちモールド処理。MA形態時のツインアイにあたるパーツはクリアー製ではありません。
ミサイルランチャーの弾頭が色分けされていないのでここは要塗装となります。
背部ユニットだけでも手に持つとこのサイズ感。もはやバックラーです。
パーツがそのままランナーを兼ねるのを初めてみましたw
さらにこの通り背部ユニット取り付けの際は外すことができなくなるという注意書きが。
「パチン」という表記こそよく見ますが、外せなくなるというのは初めて見た気がします。
ただしユニット側のダボを削れば一応後からも外すことはできます。
ということで外した状態の背面。
■可動
SEEDアクションシステム・・・は採用されていないようですが(笑)、肩は引き出し機構が設けられるなど可動域はそれなりに高いです。
また、当然ながらその巨躯を支える関係上、強固な作りになっています。
■付属品
恐ろしい数のビームエフェクトたち。これを切り出すのにもかなり時間を取られます(笑)
MS形態/MA形態双方に使えるベースも付属、接地用と浮遊用の土台を選ぶことができます。
ビームエフェクトのランナーもおそらく成型機からそのまま出したような形状になっており、これも珍しいものが見れました。
付属シール、およびまだ取り付けていない分のクリアパーツ。
■75mm自動近接防御システム「イーゲルシュテルン」/200mmエネルギー砲「ツォーンmkⅡ」
■1580mm複列位相エネルギー砲「スーパースキュラ」
■熱プラズマ複合砲「ネフェルテム503」
フライトユニットの円周上にある砲口すべてにビームエフェクトを取り付け可能、とっても場所を取る一斉掃射のイメージでの迫力あるディスプレイもできます。
■両腕部誘導式攻盾システム「シュトゥルムファウスト」
前腕部を取り外して射出状態を再現可能、別売のアクションベースにも対応しています。
■MJ-1703 5連装スプリットビームガン
両手指先すべてにビームエフェクトを装備可能。
■MA形態
特徴的なMA形態への変形も再現、各部ロック機構を用いられており安定さを保つことができます。
※もちろん頭部アンテナを付けたままでも格納することはできますが安全のために外しておくのがおすすめです。
■高エネルギー砲「アウフプラール・ドライツェーン」
砲身の位置を調整すればMS形態でも構えることができます。
また、ほかのビームエフェクトと異なりこちらは偏光成型を採用した新造のエフェクトを取り付けます。
雑な比較ですが組み上げた時のサイズ感。
全指可動するとついやりたくなってしまうw
以下、ポーズ集。
以上、HG デストロイガンダムでした!
長年待ち望まれたガンプラ化をついに果たし、想像以上の大ボリュームを実現。
ロック機構と付属ベースにより両形態とも安定したディスプレイが可能な点も嬉しい。
執念のようなビームエフェクトの数々をすべて取り付けた際の迫力は見事です(笑)
■商品
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