受けよ我が洗礼・・・!
ガンプラ プレミアムバンダイ限定 HG ガンダムローズ 素組みレビュー
「プレミアムバンダイ限定 HG ガンダムローズ」
「機動武闘伝Gガンダム」より、ネオフランス代表のガンダムローズがプレミアムバンダイ限定にて衝撃の登場です!
そして嬉しいランナー表記。ほかのシャッフルはもちろん、シュピーゲルなどにも可能性が出てきたのではないでしょうか。
プラモ化としては放送当時の1/144、もしくは元祖SDガンダムくらいでしか出ておらず、その他立体物で新し目のものだとしても、2000年ごろ展開されたMIAシリーズまで遡るほどで、ガチャや食玩(コンバージですら)などでもろくに発売されることのなかった、ほかのシャッフル同盟についにスポットが当たってくれました!!
当然ながら完全新規造形のキット化。
現代風のプロポーションに落とし込まれています。
特徴的な頭部の形状も色分けともによく出来ています。驚くべきは側頭部の赤い部分も色分けされている点です。
顔もとても精悍な出来で、鼻筋?はきちんと丸みを帯びています。
ネオフランスの国旗を思わせるボディの色分けも、優秀な分割構造により見事再現。
右肩のアーマーや左肩のシールドの黄色を色分けランナーで再現。
合わせ目の出ないよう分割されています。
関節も新規で、手首は嬉しい握り拳が付属。
塗装派にもありがたいパーツ構成です。
脚部。
膝の▽モールド部分のみ、後述のシールで補います。それ以外は色分けランナーで再現。
合わせ目はディテールとして上手く処理されています。
足裏は肉抜きあり。商品ページで頑なに写さないようになっていたのでこれは覚悟してました(笑)
可動。
旧1/144キットでは叶わなかった、腰の捻りができるようになっています。
また、前腕部にはロール軸を採用し、後述のサーベルを構える際などに干渉しないよう工夫されています。
付属品。
クリアーブルー成形のアクションベースつき。
シール。
必要箇所の少なさに驚き。
コアランダーは脱着できます。
「シュバリエ・サーベル」は設定上、実体剣とビーム剣の併用が可能ですが、キットではビーム剣のみ付属しクリアーブルーの刃で再現。
左肩シールドは差し替え無しで展開し、「ローゼスビット」射出状態を再現。
ローゼスビットも4基付属し、エフェクトパーツを使ってディスプレイが可能。
劇中でも印象的な指差し手(右のみ)も付属しています。
欲を言えば花弁が閉じた状態のビットも欲しかったところ。
さらに今川監督考案によるプラモオリジナルギミックとして、シールドパーツも取り外してビット化させることが可能になっています。
結婚式の時に大急ぎで作った旧1/144キットと。
今見ても筆塗りのはみ出し具合が大急ぎぶりを感じさせます(笑)
あんなにも塗り分けが必要だったのを考えると進化っぷりに改めて驚きます。
まぁ言うて旧キットも29年前のものですが・・・w
RGゴッドガンダムとご一緒に。
ローズの出来栄えが良すぎて、同じHGFC規格のゴッドガンダムとでは大きく差が出てしまうのか、RGと並べることが前提とされてる気がします。
・・・が、身長差はご覧の通り。
ちなみに手首の互換性があります。
これで左の指差しもあれば「ライバルよ!」のシーンができたのですが惜しいw
以下、ポーズ集。
「何度見ても美しい。 私は誇りに思います。このガンダムローズに乗って戦える事を。」
「出陣するぞ、ガンダムローズ!」
「ふふふ・・・これこそネオフランスの誇る究極の兵器、ローゼスビット!」
「受けよ我が洗礼・・・!ローゼス・スクリーマー!!」
「ドモン・カッシュ!そろそろ決着を付けましょう! ゆけ、ローゼス・ハリケェェェェン!とどめだぁぁぁっ!」
「一つや二つのビットを破壊したところで、このエネルギーの渦から逃れる事は不可能!」
以上、HGガンダムローズでした!
さぁついに展開の始まったシャッフル同盟。
人気のあったドラゴンガンダムからではなく、あえてガンダムローズからというのが一種の賭けに出たのではないかと思いますが(笑)、期待値を大きくうわ回る、ネオフランスの威信と名誉を誇るような抜群の完成度。
従来のファンでさえガンダムローズに対する見え方が変わるかのような出来の良さです。
ビットの射出状態でのディスプレイも可能で、印象的なアクションを余すことなく堪能できます。
「Gガンダムフレーム」なるランナーの登場で今後の展開にも期待が持てます。
次なるファイターの登場がとても楽しみですね。
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