戦場を駆ける司令基地
タカラトミー ダイアクロン タクティカルムーバー タクティカルキャリア レビュー
「ダイアクロン タクティカルムーバー タクティカルキャリア」
「ダイアクロン」より、タクティカルムーバーシリーズの戦闘を支援する多目的戦闘車両、タクティカルキャリアが登場。
内容。
やはり一部パーツはランナーから切り出して組み立てる必要があります。
■ダイアクロン隊員
付属するダイアクロン隊員は黒のスーツ。
■キャブマシン
乗員2名のコックピットモジュール機。機体後部には武装や小型マシン等の格納スペースが設けられている。
単体では低空飛行可能なシャトル機として、バリアブルシャーシと連結する事で6輪走行車両となり作戦指令車や攻撃戦闘車として機能する。
コックピットハッチ(ドア)はスライドして展開。後部から乗降用タラップを下ろすこともできる芸コマぶり。
内部を見るとコンソール類もきちんと造形されているのがわかります。
格納スペースは付属する武器ユニットを収納することでミサイルランチャー展開状態にすることができます。
さらに別売のバイクを格納することもできます。
素晴らしいのは、ちゃんと内部でバイクの向きを変えてタラップに沿って発進させることができる点です。
■バリアブルシャーシ
伸縮機構によりフォートチェンバー搭載、各種レイドチェンバー搭載、キャブマシンの車両運用モードに対応する。
先端部に連結器を搭載しており他シャーシとの連結運用も可能だ。
記載の通り伸縮機構が備わり後述のドッキング形態別に使い分けることができます。
前輪も変形。残念ながらステアリングを切ることはできません。
複数所持している場合はシャーシ同士を連結させることもできるようです。
■六輪戦闘車モード
バリアブルシャーシとドッキングすることで戦闘車両形態に。
■フォートチェンバー
フォートチェンバーはタクティカルムーバーの各種モード、機能拡張ユニットの格納に対応。コンソールモジュール等の設置で簡易型の指令基地としても機能する。下部の展開機構で単独での垂直自立も可能、出撃準備ドックや整備ドックとしても運用される。
もちろんハッチ開閉、内部には無数のハードポイントがあり各種兵装を格納したりパーツを組み合わせることが可能。
隊員を立たせやすいよう付属のマグネットシートを取り付けています。
トレッドヴァーサルターを格納した状態。各種武装もマウントできます。
タクティカルムーバーシリーズだけでなくパワードシステム系の各種マシンも格納可能。
■タクティカルキャリア
<タクティカルキャリア>はタクティカルムーバー機を主力とした戦闘作戦を支援する多目的戦闘車両だ。
車体はコックピットモジュールの<キャブマシン>、伸縮自在の<バリアブルシャーシ>、自立型コンテナモジュール<フォートチェンバー>で構成、タクティカルムーバー機や機能拡張ユニット等の輸送の他、作戦展開地点での移動指令基地や整備基地としても運用される。
付属ジョイントを介すことでバリアブルシャーシにフォートチェンバーをドッキング。
驚くべきはこの状態からチェンバーを立たせることができるギミック。チェンバーがスライドしそのまま起き上がる仕組み。
なおフォートチェンバーは横向きに搭載することもでき、ひとつのシャーシに2基同時に取り付けることもできるようです。
本商品に付属するジョイントパーツを介すことで過去アイテムの「レイドチェンバー」の搭載も可能になります。
ほかにもシャーシ、フォートチェンバー内部は別売アイテムの各種パーツを取り付けることができます。
ポッドグランダーとの比較。
さすがにタクティカルキャリア状態をそのままポッドグランダーに格納することはできませんでした。
以下、ポーズ集。
バトルコンボイに付属するコンソール類を組み合わせれば移動式の前線基地に早変わり。
強襲ボレットとドッキングさせれば簡易式キャリアにも。
以上、タクティカルキャリアでした!
専用キャリアの登場というのも熱いですが、その作り込み具合も驚きのこだわりよう。
キャリア状態からチェンバーを起こさせて中のメカを発進状態にさせるシーケンスは弄っててかなり心地よいです。
他アイテムとの連動も、「こうしたらどうだろうか?これを組み合わせたらどうだろうか?」という考えにほとんど対応しています(笑)
このように過去アイテムをお持ちの方は自由に組み合わせて遊ぶことができますが、ミサイルランチャーを付属させておくことで、今回新規の方向けに格納スペースの活用が可能なように配慮されているのもさすがですね。
拡張セットとして、キャブマシンを除いたシャーシとチェンバー部分の別売商品も発売されます。
■商品
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