伝説の巨神の力 銀河切り裂く
バンダイキャンディ スーパーミニプラ 伝説巨神イデオン -発動セット- 塗装完成
「スーパーミニプラ 伝説巨神イデオン -発動セット-」
「伝説巨神イデオン」より、主人公ユウキ･コスモらが搭乗する"第6文明人の遺跡"、イデオン。
まだ「SMP」ブランドになる前の「スーパーミニプラ」で展開された商品で、ラインナップとしては第2弾にあたりました。こちらは『発動セット』版になります。
食玩ですが気が乗ったので珍しく全塗装を行いましたｗ
内容一覧。
■イデオンAメカ(ソル･アンバー)
イデオンAメカこと「ソル･アンバー」。
■イデオ･デルタ
差し替えパーツを使用して「イデオ･デルタ」への変形を再現。
■イデオンBメカ(ソル･バニアー)
イデオンBメカこと「ソル･バニアー」。
■イデオ･ノバ
「イデオ･ノバ」へ差し替え変形。
ちなみに差し替え箇所がもっとも多いです。
■イデオンCメカ(ソル･コンバー)
イデオンCメカこと「ソル･コンバー」。
■イデオ･バスタ
「イデオ･バスタ」へ。
機首・主翼はまるごと差し替え用パーツを被せます。
デルタ/ノバ/バスタへの変形は『発動セット』のみ対応だったようです。
■イデオン
3機のメカニズムが合体することで「イデオン」へ。
プロポーションはかなり良いです。脚線のアールも見事ですね。
『発動セット』のみ付属する「波導ガン(イデオンガン)」。
イデオン本体へ接続するケーブルは再現されませんでしたが、4つのバーニアの伸縮は差し替えで対応しています。
支え用のスタンドもあります。
■塗装レシピ(G=ガイア、C=クレオス。→は重ね塗りの意。)
※パーツは全てガイアノーツ「マルチプライマー」をかけてからサフ吹き。
白(頭部など) ：コールドホワイト(G)
赤(メインカラー) ：レッドFS11136(C)
黄(襟など) ：RLM04イエロー(C)
青(各メカ窓部) ：GXメタルダークブルー(C)
緑(Bメカ窓部) ：GXメタルグリーン(C)
黒(タイヤ部) ：EXブラック(G)
濃紺(ソール、波導ガンなど) ：EXブラック(G)→プリズムブルーブラック(G)
インテーク、Bメカ武装など ：EXブラック(G)→スターブライトアイアン(G)
頭部センサー ：蛍光ブルー(G)
各ゲージ ：蛍光グリーン(G)
墨入れ ：タミヤエナメルダークグレイ、ブラック
フラットクリアープレミアムでコート。(センサー類、波導ガンを除く)
センサー類は蛍光塗料を使用したのでUVライトに反応します。
SMPダイターン3と。
以下、ポーズ集。
「遺跡？ 大昔の、ソロ星人が遺した物だとでもいうのか？･･･これを？ フフッ、ハハッ･･･！はーっはっはっはっは！･･･ひぃ～！はははは！！！！」
腹を抱えて笑うほどのことかよ！
「よし！ロボットなら、立ち上がって戦えってんだ！」
「パンチだ、パンチでやっつけてやる！」
「あんなもの･･･あんなものが、イデの伝説の巨神であるわけがない･･･！」
乗ってるロボットは間違いなく宇宙最強なのに、ソロシップ側の状況はいつも危機的なのも印象的な作品です。
「ソルアンバー、チェンジ、イデオデルタ！」
「カミューラ・ランバンの仇ぃぃぃぃッ！！！！」
カミューラ･ランバン･アタック･･･もとい全方位ミサイル攻撃の圧倒的な演出に目を奪われます。
「バッフ・クランめ……バッフ・クランめ、徹底的に叩いてやる！」
「ドッキングアウト戦法」を生み出した功績は多く、後の「Vガンダム」などにも活かされていますね。
「イデオン・ソードか！」
イデオンソードのエフェクトがないのが惜しい。
「こ、これが……イデの発現か……」
「イデオン・ガンが開いた？ しかも、エネルギーは少なかったのに･･･戦艦も、重機動メカも一瞬の内に･･･」
「コスモめ、彗星をやるつもりか･･･！」
「イデオンガンを忘れるなんて！」
「よーく気が付いた、デク！」
イデオンガン、もうちょっと明るい色で塗装すればよかったかなと今にして思いますｗ まぁ、いいか･･･(笑)
「イデオン・ガン、ニューロ加速器作動！」
「バイオニック・コンデンサー、上がってる！」
「行けるぞ、コスモ！ パワー８９！」
「お星様か……。そうよ、みんな星になってしまえ！」
「来る！ モエラの台詞じゃないけど、運命は自分で作ってみせる！」
「俺達だって、ルウとメシアと同じだ！ 十分に生きちゃいないんだ！」
「死ぬかよぉぉーーーッ！！」
「こんなのを相手にしていちゃ駄目なんだ。イデの教える敵はどこだ」
「右だ！ １時の方向！」
「はっ……あの向こうか！」
「あの向こう……ロゴ・ダウの異星人か」
「イデの導きだろ！」
「イデの導き？」
「そうさ。俺達出来損ないの生物の、その憎しみの心を根絶やしにする為に、イデは！」
「野郎ォー！！？ ･･･う、うおぁぁぁぁぁぁぁッ！！！！」
「わかったぞ、イデ！ お前だって生き延びたいんだよな！ 俺達といっしょに！」
「第3次スーパーロボット大戦α」をイメージして。
第3次αではエンディングのあと、すべての役目を終えたイデオンが宇宙の彼方に漂う姿が映し出されての締めとなり、間違いなく同作の主役であったことが伺えます。
またぜひ家庭用スパロボシリーズにも"復活"してほしいものですね。
以上、イデオン発動セットでした！
発売から数年経ちますが今見ても完成度が高く、差し替えとはいえ各メカの変形状態や合体を再現した上でプロポーションも両立された、「スーパーミニプラ(現SMP)」らしさのある商品でした。
可動面もかなり良いのですが、一部関節の強度が心配。特に肩のボールジョイントなんかは金属線で補強すると安心しますね。
イデオン状態はたいして塗り分けがないので楽なんですが、各メカへの差し替え用のパーツが大変でした(笑)
今度、アオシマからもプラモデルが登場しますが、変形･合体も再現したモデルということでこちらの商品もどうにか再販が叶ってほしいものですね。
■商品
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