俺が最後の希望だ。
バンダイスピリッツ S.H.Figuarts 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル(真骨彫製法) レビュー
「S.H.Figuarts 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル(真骨彫製法)」
「仮面ライダーウィザード」より、主人公・操真晴人(そうま はると)が変身する”指輪の魔法使い”こと仮面ライダーウィザード、そのフレイムスタイルになります。
かつて放送当時の2013年に発売されましたが、当時からその出来に物議を醸していたものの、この度待望の真骨彫製法にてリニューアルとなりました。
ちなみに珍しくデフォで平手が取り付けられています。
骨格から作り上げる真骨彫製法。以前魂ネイションで先行試作が展示されましたが、そのあとで大半を作り直したとか。
そこにはまさに小さい高岩さんが居るかのようです。
頭部~胴体。
もちろんクリアー素材を使用。
肩~腰。
せっかくのスタイルの良さなのですが、腕部をはじめ各所には結構目立つゲート跡が点在しております。
変身ベルト「ウィザードライバー」はクリア素材が使用され、よく見るとハンドオーサー内部のディテールも確認できます。
脚部。
ローブは仮面ライダーエターナル同様にワイヤー内臓の布素材となりました。
足裏のディテールは塗り分けられています。
可動。
関節機構も専用に設計されているため、旧バージョン以上のアクション性となっています。
脚を曲げた時の膝パッド(?)の位置がニクイですね。
前述の通りローブにはワイヤーが内臓されているため、自在に表情を付けることが可能。しかし"ほつれ"には要注意。
市販のほつれ止め材を使用しても良いかもしれません。
付属品。
さすがに魔法陣エフェクトなどはありませんでしたw
ウィザードリングは驚異の別パーツ。
全ての手首パーツに差し替えることができ、ベルト脇のリングホルダーへの取り付けも可能。
ものすごく小さなピンなので破損に注意。模型に精通してる方なら金属線で補強するのもオススメ。
指の内側にもリングの造形と塗り分けが施されて芸コマですね。
ちなみにグーは右手にしか付属しておりません。
グーは一瞬焦りましたが、ブリスターのスペースや説明書を見るに仕様のようですw
手首はこれまでのような先端が小さなボールジョイントではなく棒状になっていました。
それでも強度的に不安なので差し替え時は注意。
リング取り付け状態。
これでホントのウィザードですね。
ウィザードライバーはまさかの差し替え無しでのギミック再現。
左右のスイッチもスライドが可能です。さすがに連動まではしませんが・・・
ウィザーソードガンは差し替えにて両形態を再現。
手を開かせることもできます。
旧バージョンとの比較。
言うまでもなく別物です。
とはいえ頭部のキラキラ具合や目立つゲート跡がない点は旧バージョンが勝っています・・・
キラキラ感はともかく特にゲート跡はほんとにもったいない。
台座を借りる(奪う)のも良いかと思います。
以下、ポーズ集。
シャドゥビタッチヘンシーン♪シャドゥビタッチヘンシーン♪
「変身。」
フレイム プリーズ! ヒー!ヒー!ヒーヒーヒー!!
「さあ・・・ショータイムだ。」
マジか!マジで!マジだ!ショウターイム!テーレーッテテッテーレーテテッテー♪
「フィナーレだ!」
チョーイイネ! キックストライク! サイコ~!
「約束する。俺が最後の希望だ。」
エンゲージ!
「君が"指輪の魔法使い"か。手伝ってもらいたいことがある。・・・ドーナツはないが。」
てことで魔法使い同士の共演なんかも面白いですね。
以上、真骨彫ウィザードでした!
箱を開けて現れたのはまさに小さくなった高岩さん・・・もといウィザード。
スタイルの大幅な改善、アクション性、ギミックなどどれを取っても素晴らしいの一言。
ただしそれゆえに、いかにもオモチャって感じのゲート跡が残念です。何もそこに配置しなくても!というのが多くて(笑)
ここが無ければ満点以上の商品だったのは間違いないでしょう。
そして来年4月にはあの仮面ライダーキバが登場予定。すでに期待しかありませんね。
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