かつて、戦争があった・・・
ガンプラ 1/100 MGガンダムエックス 改修塗装完成
「MG 1/100 ガンダムX」
「機動新世紀ガンダムX」より、主人公ガロード・ランの乗るガンダムエックスのマスターグレードモデルになります。
新作とあってキットの出来は非常によく、そのままでも恰好よく仕上がるのですが、今回はほぼ全身にわたってスジ彫りやディテールを追加、色分けも増やして密度を上げてみました。
もちろん各ギミックも再現可能。
さらに「1/100HG ガンダムエックスディバイダー」のパーツを改修し本キットに取り付け可能としました。サテライトキャノン装備/ディバイダー装備と換装が可能です。
1月に組んで以来大分かかってしまいました^^; ほ、ほら間に結構挟んじゃったから・・・(汗
後述しますがかなり複数の色分けを行っています。
工作内容
~ガンダムエックス本体~
■頭部
・スジ彫り追加。
・アンテナのシャープ化。
■胴体
・スジ彫り追加。
・プラ材を使い胸部ディテール追加。
・ブレストバルカンは市販パーツを組み合わせたものに置き換え。
■腕部
・スジ彫り追加。
・プラ棒などを使いディテール追加。
■脚部
・スジ彫り追加。
・アンクルアーマーのディテール変更。
■バックパック
・各リフレクターパネル基部にスジ彫り・ディテール追加。
・基部の◎モールドをダクト状のモールドに変更。
・サテライトキャノン接続アームの補強。
表面処理には400~1000番ペーパーを使用。超音波洗浄機でパーツ洗浄後、塗装。
塗装(Mr.カラー)
~ガンダムエックス~
白1:クールホワイト
白2:グランプリホワイト
白3:明灰色+ホワイト(少量)
青1:インディブルー+レッド(少量)
青2:インディブルー+ホワイト(少量)
赤:レッド
黄:イエロー+黄橙色
黒:ブラック
金:ガンダムマーカーゴールド
銀:黒鉄色→メッキシルバー
メタルカラー1:ブラック→黒鉄色
メタルカラー2:ブラック→黒鉄色+メタリックレッド
メタルカラー3:ブラック→GXメタルブラック
メタルカラー4:ブラック→アイアン
腕・脚部などクリアーパーツ:クリアーブルー
ビームソード:GXクリアーグリーン→蛍光グリーン
~ガロード・ラン~
髪:ネービーブルー
肌:フレッシュ
上着1:イエロー+ホワイト
上着2:レッド
シャツ:ホワイト
ズボン:ミディアムブルー
シューズ:ブラウン
スーツ1:ホワイト
スーツ2:ネービーブルー
バイザー:ミディアムブルー
墨入れ(タミヤエナメル)
・ブラック
・グレー
市販の水転写式デカールを使用後、つや消しクリアーにて仕上げ。
「立てってんだよォ!!」
アクション性も非常に高く、第1話で披露した右ストレートや両手でビームソードを構えるポーズも決まります。
「死なせるもんかぁっ!!」
シールドバスターライフルは差し替えなしで変形可能。
アクションベース接続部はいつもの股関節の下の他にバックパックにも取り付けできるので、両脚を閉じて水蒸気爆発の回の湖面に佇むポーズもできます。
リフレクター展開。
こちらも差し替えなしで展開可能です。キットでは無色クリアーのパネルの裏にホログラムシートを挟み込む方式。
本作例ではパネルに薄くクリアーブルーを吹き付けたうえでホログラムシートを使用。VHSジャケットイラストのイメージが強く、個人的にはかなり理想の色合いになりました。
いつか見たあの夢を♪
もちろんホバリングモードも再現できます。
「ガロード、あなたに、力を・・・」
「これが、その力なのか・・・? ようし、これかぁ!」
そして砲身を展開させ・・・
サテライトキャノン発射形態へ。
肩の可動域を活かして両手で担ぐことも可能になっています。これは嬉しいポイント。
「次!4.03秒後にマイクロウェーブ!?」
「・・・来ます。」
「いっけぇぇぇぇぇぇ!!!!」
実は本編での使用回数はかなり少ないGXのサテライトキャノン。
他は回想で流れることがある程度かな。
かつて、戦争があった。
一つのコロニーの独立運動に端を発した紛争は、地球全土を巻き込む全面戦争となったのだ。
戦争が膠着状態となって8ヶ月。宇宙革命軍は、地球に甚大な被害を及ぼすコロニー落とし作戦を切り札に、
地球連邦政府に対して降伏を迫った。
これに対し、連邦軍は極秘に開発していた決戦兵器・MSガンダムを導入。徹底抗戦の構えをとった。
だがこの一撃が、人類史上最大の悲劇の引金となった 。
勝利を焦った革命軍は作戦を強行。連邦軍も一歩も退くことなくこれに応戦。戦いは泥沼となり、ついには人類全ての故郷である地球に致命的なダメージを与えてしまった 。
百億を誇った人口のほとんどは失われた 。
もはや、戦争に勝ちも負けもなかった。
そして、15年の時が流れた――
(機動新世紀ガンダムX・ナレーションより)
そして本作品の注目ポイントであるディバイダーへの換装!
旧キットよりパーツを流用。換装するパーツはこの通り。
~ディバイダー換装パーツ~
■ディバイダー(ハモニカ砲)
・メッキ落とし。
・グリップ基部を0.5mm延長。これでMGキットの持ち手に対応可能に。
・一部モールド埋め。
・ダクト状のパーツを追加。
■ビームマシンガン
・合わせ目消し。
・グリップ新造。
・トリガー持ち手はMGガンダムエックスのキットに付属しないため、他キットから流用。(両手分あります。)
■バックパック
・合わせ目消し。
・MG本体に取り付けできるよう接続部分を新造。
~塗装~
白:クールホワイト
紺:インディブルー+ブラック
メタルカラー1:ブラック→黒鉄色
メタルカラー2:ブラック→黒鉄色+メタリックレッド
メタルカラー3:ブラック→GXメタルブラック
墨入れ(タミヤエナメル)
・ブラック
・グレー
「ディバイダーを使え!」
「こうか!?」
「そいつを待ってた!」
旧キットのギミックもそのまま活かし、ディバイダーをバックパックに取り付けることもできます。
旧キットの方のビームソードはビームがX字状に伸びています。(MGのビーム刃は普通。)
ロボ魂DXも同じ解釈ですね。
元は戦艦の艦載砲を改修したというハモニカ砲ことディバイダー。
差し替えなしで展開可能です。
「ジャミル、後始末をお願い。」
「こんなものはもういらないんだっ!」
素組みとの比較。
プロポーション等には手を加えていませんが、ディテール強化を行っています。 パネルラインがかなり増えているのがおわかりになるかと。
以上、MGガンダムエックスでした!
ファンの念願叶ってついにMG化となったGX-9900。組みやすさやアクション性、各武装の差し替えなしでの展開再現など、納得の内容となっているキットでした。リフレクターのホログラムも綺麗で実に良し。
本作品ではさらにディテールの追加と色分けを行って、より立体感を増せたと思います。さらに旧1/100キットからの流用でディバイダー状態も上手く再現させることができました。そうです私の最高傑作です、ってところでしょうか(笑)
ただMGキットのリアスカートには意味深なマウントラッチが存在しています。(キットの説明書では使用について特に記載なし)なのでおそらくMG仕様のディバイダーにバズーカあたりを付属させて本当にキット化するかと思います。
ですが「待つより作る!」w 商品化フラグは私が立てておいたので感謝してくださいね(爆)
さて、ガンダムX推しはまだまだ続きます。なんと1/144HGAWシリーズで「ガンダムエアマスター」のキット化が決定したのです! 本当にどうした!?w サブ機体やるならデスサイズとかのW系で行くと思ったのに(笑)
この流れに乗ってレオパルドやフロスト兄弟機、さらにはベルティゴなんかもキット化してほしいところ。MGダブルエックスも夢ではないかも!?
皆さん、とりあえず買うのです。
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