バンダイの敵はバンダイ。
フィギュアライズ6 仮面ライダーファイズ 完成
バンダイホビー事業部が展開するプラキットシリーズ「フィギュアライズ6」に仮面ライダーシリーズが参戦。
第一弾としてこの「仮面ライダーファイズ」が登場。同時発売で「仮面ライダーカブト」もリリースされています。
そうなんです、こちら、プラモデルなんです(驚)
ライダープラモといえば「MGフィギュアライズ」でも展開されていましたが本シリーズはそれよりもサイズダウンしたものとなっています。6インチ(約1/12~1/13)なので「フィギュアライズ6」。
ガンプラばっかりだったのでたまには珍しいものを、と購入し完成させました。
工作内容
■頭部
・首の付け根をリボルバージョイント(小)に変更して可動範囲アップ。
■胴体
・合わせ目消し。
・腰後ろのスタンド取り付け用の穴は埋めました。
■腕部
・ヒジ関節の合わせ目消し。前腕部はそのままでも目立たないと感じたので消していません。
・手首ジョイントをリボルバージョイント(小)に変更。
■脚部
・合わせ目消し。
・股関節のジョイント部のダボが丸見えなので前側のみ埋めました。(後ろは目立たないのでそのまま)
表面処理には400~1000番ペーパーを使用。超音波洗浄機で洗浄後、塗装。
塗装(Mrカラー使用)
黒:ブラック
銀:ブラック→シルバー
赤:蛍光レッド+レッド
金:シャンパンゴールド
Cアイ:蛍光イエロー
エフェクト:クリアーレッド
■墨入れ
タミヤエナメルブラック
一部にシールを使用し、つや消しクリアーで仕上げ。
ファイズフォンはミッションメモリーの有/無の2タイプ付属し、展開までも可能。さらにファイズブラスターへと変形も可能。ファイズブラスター固定の非変形タイプも付属。
これら各種武装や足裏などもシールではなく塗り分けました。
ファイズフォンのディスプレイ部やポインターのモールドが省略されている部分などはシールを使用。
「うだうだ考えるのも飽きた。せめて、子供の未来くらい守ってやる!」
現在公開中の映画「昭和VS平成ライダー」では何気にファイズがフューチャーされており、半分くらいはファイズアフターって感じの内容でした。10周年だからかな?
半田健人氏本人の演じる乾巧の変身が再び見れようとは・・・もっかい見に行きたい・・・w
※なお、草加雅人も本人が登場。
プラモデルとは思えないくらいの抜群のプロポーション。
一部可動アップはしましたが、塗装によりさらに完成度を高めました。
「俺には夢はない。でもな、夢を守ることはできる。・・・変身!」
手首の改造により、ファイズが手首を払うお馴染みの仕草も再現可能になりました。
ファイズブラスターにはポインターを取り付け可能。
ファイズショットも再現。
そしてファイズエッジ。
映画もあって非常にタイムリーな時期に発売になりましたね。
Exceed Charge!
キックの溜めポーズももちろん再現可能。
さらに手首の改造により、手を「だらん」と下げた状態を可能にしています。
「だああああああーーーー!!」
そして本キットには必殺技・「クリムゾンスマッシュ」のエフェクトパーツまでも付属!
キットそのままでは色が薄く感じたので、クリアーレッドを足しています。これで劇中のイメージに近づいたかと。
そして本作品には蛍光塗料を使用しているので、ブラックライトで照らせばこの通り、夜間戦闘時の発光状態を再現できるようにしています。(ちょっとわかりにくいかもですが;)
ファイズといえば夜間戦闘の印象も強いですしね、ここはぜひやってみたかったです。
ダイナミック誘導。
大成功です。SHFの限定品よりも安上がり(笑)
SHF版 との比較。
プラモ版の方がやや大き目です。(しかし腰の位置がほぼ同じw)SHF版も当時は悪くないプロポーションだったような気がしましたが、こうして並べると違いは一目瞭然。ややサイズ差があるとはいえ、「こんなに違う!?」と驚きました。
こりゃぁSHFファイズも早々に真骨彫化しそう?w
一応本キットのエフェクトをSHFにも使用可能ですが、取り付けには一工夫は必要になります。エフェクトだけパーツ注文するも良し。
素組みとの比較。
プロポーションはまったく手を加えていません。足りないカラーを塗るだけでも十分カッコよく仕上がると思います。特にシルバー部分は塗りなおすとグっとよくなりますよ。あと黒につや消しも!
改造するなら手首ジョイントの変更はオススメ。今回使用したリボルバージョイント(小)は大型量販店か、秋葉原にある海洋堂ホビーロビー東京で購入可能です。
ダボなどの目立つ箇所も消すと見栄えがかなり違います。
以上、フィギュアライズ・ファイズでした!
鳴り物入りで登場したライダーシリーズでしたが、これが組んでビックリ。めちゃめちゃ出来がいい!
ガンプラHGよりも少ないパーツ数で分割も考慮されており、頭部に関しては合わせ目なし。
組みやすく、プロポーションも見事な高岩体型。可動性も良し。オプションも良し。
今回は省略しましたが、キットでは「アクセルフォーム」への変形およびシールも再現されており、塗装を行えばアクセルフォームも再現可能となっています。
ただ惜しいのは股関節の処理でしょうか。もう少し自然な見た目にしてくれればもっとグっと良くなると思うのですが・・・
とはいえ想像以上に良いモノだったのでぜひシリーズ継続してほしいですね。MGフィギュアライズよりずっと集めやすいですし。
クウガやWなんかに出てほしいかな~。