超像可動 東方定助 レビュー | @in's Hobby Room

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あったのォォォォ~~~~?

超像可動 東方定助レビュー

 


超像可動 東方定助(荒木飛呂彦指定カラー)

 

現在ウルトラジャンプで連載中、単行本も発売されている「ジョジョリオン」より、主人公・東方定助(ひがしかた じょうすけ)が早くも超像可動シリーズで登場。

 

ジョジョリオンはもちろん「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのひとつで、第8部にあたります。

 

本作は舞台がM県S市杜王町(もりおうちょう)であることのほか、「吉良吉影」という人物が出てきたりと、シリーズ4部のパラレルワールドのような設定を持ちます。(しかし荒木先生によれば4部とのリンクはまったくないとのこと)

 

この東方定助という名も4部の主人公「東方仗助」と同音異字だったりします。しかし「東方定助」と言う名はもともと記憶を失った彼につけられた仮の名であり、本名ではない。

 

「壁の目」付近の地面に埋もれていたところをヒロインである広瀬康穂(ひろせ やすほ)によって助けられる。

DNA鑑定では「吉良吉影」とほぼ同一人物であるという結果が出たり、キ○タマが4つあったりと不明な点が多い。



船医のセーラー服が特徴的。カラーリングはスタチューレジェンドと同じ白を基調としています。確かにこっちのイメージが強い。


服に取り付けられている碇の装飾やサメのレリーフのあるベルトのバックルも再現。帽子は着脱不可です。

首筋の星形のアザも再現。

 

そういえば原作でも定助の帽子の中って不明なんですよね。康穂の前で帽子を外して見せたシーンがありますがその時の定助はコマに映っていなかったので、帽子の中を知るのは康穂のみという・・・


可動。

クロノスジョイントにより肘の関節部でロールさせることができます。セーラー服には軟質素材が使用されているため肩や胸・腰の可動の妨げになりません。

アクション性は高いです。 個体差だと思いますが私のはやや関節が緩い気がしました。自立に支障はない程度ですが。


付属品。


超像可動シリーズお馴染みの台座も付いているんですが、台座に穴がない上に支柱のダボも成型不良でそもそも取り付けできないという珍しい不良品に当たりましたw

 

通常顔のほか、叫び顔も付属。

ちゃあんと8部、というか最近の荒木先生の絵柄に合わせて立体化されているのが素晴らしい。どちらの顔もとても良い雰囲気がでています。 さすがに目の「継ぎ目」までは再現されていませんが^^;

すきっ歯なのも「継ぎ目」であるということなんでしょうかね。

 

指先に彼のスタンドである「ソフト&ウェット」のシャボン玉の付いたハンドパーツも付属しています。シャボン玉の星マークもきっちり再現。

本商品の目玉である杜王町名物「ごま蜜団子」!康穂が定助のお見舞いにあげた「8個入り」になっています。

木箱がちゃんとあけられる上、中の小分けのパッケージも再現され、取り外しも可能。さらに開封された状態の小分けパッケージまでも付属し、1個つまんで食べた状態にもできます。

 

さらに中の蜜が吹きだした状態の団子までも付属し、叫び顔の口にはめ込むことで”あのシーン”を再現できてしまうという徹底ぶり。



東方大弥(ひがしかた だいや)のスタンド、「カリフォルニア・キング・ベッド」ちゃんの攻撃により出現するチェスピースも2種付属。先端が丸いチェスピースは叫び顔の口にはめ込めば記憶を奪われるシーンを再現可能。

 

その後、大弥に勝利し彼女から強奪したガラケータイプの携帯電話も付属。細かい造形はもちろんボタンの色分けまで完璧な上、ディスプレイには康穂のスタンド。「ペイズリー・パーク」の能力で出現した「バカナビ風」の地図画面がプリントされています。

 

チェス、携帯はいずれも専用の持ち手が付属。(右手のみ


指先の造形が省略された手首を使えばポケットに手を入れている状態にすることができます。


「そういうことなら・・・ 自分のことだ・・・・・直接自分で行って自分の目と耳で知りたい」


「オレェ?」


「だがオレは一体何者なのか・・・ まだ・・・何も思い出せない・・・」



「柔らかくてそして濡れている(ソフトアンドウェット)・・・オレのしゃぼん玉が触れて割れる時『そこ』から『何か』を奪う」

 

「音」や「視覚」なども奪うことができるらしい。




「ツルツルだあ・・・」

 


「上 見て康穂 あそこ・・・ 上 あれ なァにィ~~~?」

「フザけんなあ おまえ・・・・・」

ドズズドスッ ドスッ


「『右』?次も『右』?」


「さっきから一見してでたらめのバカナビ風で『道案内』してくれていたのはオレが行くべき『安全な方向』だった・・・」



「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラアラオラオラオラオラオラオラ」

承太郎や徐輪と同じくラッシュの掛け声はオラオラ!



記憶も不明で謎とされてきた”彼”ですが、その正体は「吉良吉影」と何かが融合して生まれた存在であることが明かされる。

そのため舌や目には2つのものがつながったことを示す「継ぎ目」がある。



「勝ったのは・・・・・オレですッ!!」


「これは何?」

「あら 初めて? 杜王町名物の創業明治36年ごま蜜団子ってお菓子よ」

「食べ方があるのよ 決して前歯で噛んではいけません ひと口めを口の奥でね・・・奥歯で噛むのよ」


ブチュウウウウウウウウウッ!!

わーーーっほらあーーーーーッ 奥歯で噛むのッ!!奥歯で!」

「なんだこれはぁぁーーーッ ンマイなああッ!!」


「もう一個行っちゃう?絶対に奥歯よ 奥歯 前歯で噛んじゃあだめだからね」

「なんだこれッ!?ンマイなぁぁあぁぁーーーーーーーッ」

や・・・康穂ちゃん欲しい・・・

 

 

 

 

すっかりお気に召した定助。

 



 

 

承太郎との比較。

 


 

 

ASBでの対決が楽しみですね。

 


以上、東方定助でした!

 

まだ連載中という早い時期での発売となりましたが、顔や体格などの画風もしっかりと8部にあった雰囲気で立体化されています。

また、連載中であるがゆえ今後の展開で何か特徴的なアイテムや技などが登場するかもしれないため早期での発売はやや心配ではあったのですが、そこは本商品付属のオプションですべて解消されていると言えます。

 

中でもやはり「ごま蜜団子」 のこだわりようは変な笑いがでるほどですw これのために商品を手に取っていいくらい徹底された作りになっており、近年のアクションフィギュア界のオプションの中でも群を抜いたクォリティとなっています(あくまでオプションなのに(笑))

 

叫び顔を組み合わせる、という手もンマイなああーーーッ!!

 

8月には彼のスタンドであるソフト&ウェット の発売も予定されております。ジョジョリオンシリーズ、ぜひ広瀬の康穂ちゃんも欲しくなってしまうところですが今後の展開に期待ですね。

 

 

さらに9月には第5部よりムーディー・ブルース の、そして10月にはその本体である「レオーネ・アバッキオ」の発売が予定されていることがワンフェスガイドブックにより明らかになりました。

 

会場ではほかにどんな展示があるのか、当日が楽しみであります。